裁判官の人情お言葉集/長嶺超輝著/幻冬社新書&自白の心理学/浜田寿美男著/岩波新書

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本を2冊紹介します。
来年5月にスタートする裁判員制度を見据え。。。
たわけではなく、タイトルがおもしろそうだったので読んでみました♪
「裁判官の人情お言葉集」 長嶺超輝著/幻冬社新書
「自白の心理学」 浜田寿美男著/岩波新書
どちらも期待を裏切らなかった!!
↓「裁判官の人情お言葉集」について↓
裁判官が判決をくだす時に発した人情味ある言葉を、
その事件や被疑者、裁判の状況についての解説を付けて、
わかりやすく紹介してくれます。
福岡県民にとっては見て見ぬふりはできない、
3人の子供が犠牲になった飲酒運転事故についても、
著者が思う法の不完全さも交え、詳述しています。
人情お言葉から見えてくるのは、
裁判官もひとりの人間だということ。
犯人に対し怒ることもあれば、同情することもある。
もちろん感情で裁くわけにはいかないから、
法律に則って判決をくだす。
ただ、その法律も所詮は人が作ったもの。
完全無欠ではない。
さらに時は流れ、時代にそぐわないものも出てきている。
その隙間を埋めるかのように、
人情味溢れる言葉が法廷では語られているようです。
人が人を裁くって、半端ないよね。
その一端を国民が担うことになるわけです。
人を裁く自信なんてないけど、
いずれは向かい合わなくてちゃいけない時が来るかもね。。。
↓「自白の心理学」について↓
冤罪事件を取り上げ、
なぜやってないのに「やった」と自白したのか、
その自白に至るまでの心理が詳しく書かれています。
外界と遮断された空間で、
やったものとして詰問される取調べ。
無実の訴えは全く聞いてもらえない。
それが何十時間も、何日間も続く。。。
人は弱いもので、
最後は「犯人になる」ことを選ぶそうです。
そこから想像による自白が始まる。
真実が語られるわけもなく、
すでにある証拠との刷り合わせ。
自白の不自然さから無実を疑うのではなく、
不自然さを埋め合わせるために誘導し、
見事完璧な自白調書ができあがる。
裁判が始まったあとに無実を訴えるも時すでに遅し。
その後、真犯人の逮捕により無罪を勝ち取った人もいれば、
現在も係争中の人もいます。
冤罪は被疑者も、被害者もつらいだけに、
警察・検察はちゃんとしてくれ、
と思わずにはいられない内容でした。。。
裁判官の人情お言葉集には、
最高裁長官に抜擢された、
竹崎博允東京高裁長官の言葉も載ってます。
法のトップに君臨する人はどんなことを口にするのか。
同じ人間として、
知っておいて損はないと思います。
長文を読んでくれたことに、感謝します♪
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