「食べられない」
「見られない」
「来られない」
ちゃんと「ら」を入れてますか?
文化庁調べでは、
ますますら抜き言葉を使う人の割合が増えているようです。
◯「来られる」45.4%
×「来れる」44.1%
次は逆転してそうですね。
大多数が使っていてそれが定着していれば、
間違っていたとしても受け入れられる傾向にある気がします。
たべられない、と入力すればもちろん「食べられない」と変換。
ところがたべれないと入力しても「食べれない」と変換。
便利ですけど、間違いに気づけないですね。
というか世間的、間違いではないのかもしれませんね。
「君の笑顔をもう見れない」
というら抜き言葉歌詞があったりすると、
素敵な歌だったとしてもちょっと残念に感じてしまいます。
意識できる範囲で、
美しい日本語を正しく使っていきたいですね。
とかいう僕も、
使い方を誤ること、
アクセントが乱れることはよくあります。
自戒の念を込めて。。。
それと、
【鳥肌が立った】
というのもあまり使わないようにしています。
【鳥肌】とは大辞林によれば、
寒さや恐怖、不快感などのために総毛立った状態を指す言葉。
確かに感動した時にも総毛立ちますが、
【鳥肌】は本来ネガティブな意味合いで使われるもの。
とはいえ、テレビを見ていると誰でも彼でも、
感動的なシーンで『鳥肌が立った!!』と言っています。
まぁ通じるんですけどね。
言葉は生き物。
ポジティブな言葉だと捉える人たちの割合が増えるにつれ、
言葉の持つ意味は変わっていきます。
言葉に寄り添うか。
時代の流れに乗るか。
考えさせられます。。。
GOW終わりのスタジオ前♪
長時間観覧&遅い時間までありがとうございます(^^)