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噓を愛する女のあらすじと感想(ネタバレなし)/長澤まさみさんにインタビュー…

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もくじ

『噓を愛する女』主演・長澤まさみ

映画『嘘を愛する女』の試写に行ってきました。
2018年1月20日(土)公開。

主演は長澤まさみさん。

年が明けたら長澤さんにインタビューです。

インタビューする前には、
見てきたばかりの映画を振り返り、
パンフレットを読み込んで、
自分の中に残る感情と向き合いながら、
聞いてみたいことを書き出してみます。

自分が聞きたいな、
と思ったことを演じた本人に聴ける。

こんなにしあわせなことはありません。

ミーハーとかじゃなくて。

一流の人たちの思い、振る舞い、空気に、
直接触れることができる機会がある。

恵まれた仕事です。

昔はただただ緊張しかしてなかったんですけどね。

インタビューが楽しいと思えるようになったのは、
やっぱりラジオのおかげです。

ブースの中で相手と自分だけ。

そこで緊張して聞きたいことも聞けなかったら、
相手にも悪いし、
リスナーさんにも悪いし、
スタジオ前に集まった熱烈なファンにも悪いし、
あとで怒られるし(笑)

有名人とローカルタレントの自分

ではなくて、

人間 対 人間

真剣にその場にいれば、
相手も真剣に向き合ってくれます。

みんないい人。

だから一流なんだと思わされることばかりです。

向き合ってくれた時の姿が、
例え本当のその人じゃなかったとしても、
だったとしても、
僕の記憶に残った姿が一つの真実。

真実…なんだけど、
僕はその人のほんの一部分にしか触れてない。

じゃあゲストとかじゃなくて、
いつもそばにいてくれる人たちのことを考えてみる。

特に大切な人。

僕だったら家族とか、友人とか。

もしも”恋人”が思い浮かんだ人は、
よりこの映画の『噓』が響くんじゃないかな。

あなたは一体どこまで”その人”のことを知っていますか?

あらすじ

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長澤まさみさんが演じる川原由加利は、
食品メーカーに勤め、
業界の第一線を走るキャリアウーマン。

同棲5年目を迎える恋人・小出桔平を、
高橋一生さんが演じます。

ある日、くも膜下出血で倒れ、
意識を失ったところを発見された桔平。

帰りの遅い桔平を待つ由加利を、
突然訪ねて来たのは警察官。

『一体、彼は誰ですか?』

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桔平が所持していや運転免許証や医師免許証が、
全て偽造されたものだったばかりか、
職業や名前すらも「噓」という事実が判明。

騙され続けていたことへのショックと、
桔平が何者なのかという疑問を拭えない由加利は、
私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)と、
助手のキム(DAIGO)を頼ることに。

やがて、桔平が書きためていた、
700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかる。

そこには誰かの故郷を思わせるいくつかのヒントと、
しあわせな家族の姿が描かれていた。

小説に秘められた桔平の想いに迫るべく、
自らも調査に乗り出す由加利。

なぜ桔平は全てを偽っていたのか。

知りたい。
知りたくない。

噓をついていたんじゃなくて、
噓をつかせてしまっていたんじゃないのか。

噓をついていたのは彼なのか。
もしかしたら自分ではないのか。

病院で眠り続ける「名もなき男」の正体に、
由加利はたどり着くことはできるのか。。。

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タイトルに感じた先入観とは全く違う作品でした

長澤まさみさんと高橋一生さんという、
今をときめく色香漂う二人が共演し、
名付けられたタイトルが『噓を愛する女』

僕はこの映画を見る前、
長澤さんが嘘で高橋さんを翻弄するような、
そんな話を思い浮かべていました。

でも、全然違いました(笑)

恋人たちの間に5年も横たわり続けた嘘。

それは軽薄なものではなく、
噓をつき続けるだけの理由がある。

その嘘の中にだけ存在する、本当の桔平。
その真実を手繰り寄せる中で、
一つずつ自分の重荷を下ろしていく由加利。

本当に大切なものは何なのか。
自分が大切にしたいものは何だったのか。。。

自分に噓をつかずに生きていくことなんてできません。

誰かに噓をつく、ということではなくて、
例えば、本当に自分が望むことだけをやりながら、
生きていくことはできないじゃないですか。

大人が夢を語れば仕事のことばかり。

仕事をしなければお金を得ることはできない。
お金がなければ生活を維持することはできない。

その通りです。

だから自分が本当にやりたいことや、
大切な人との時間を犠牲にして働く。

最近は副業を認める企業が増えてきました。

もっともっと働け、という風が吹いています。

ひとつの仕事が終わったら、
次の仕事場に行かなくちゃ。

働いて働いて、
限りある時間をどんどん仕事に費やして。

男性も女性も、
その歯車の中で立ち止まれないまま、
回り続ける。

それが日本で生きていくことなんだと思います。

そうすることが正解なのかもしれない。

だけどそれを正解だと信じるしかないから、
自分に噓をついてたりしませんか?

この映画で描かれている『噓』って、
そういうものなんじゃないかなーって思ったんですよね。

こういうこと書くと、
仕事したくない人だと思われそうですが、
決して決してそういうわけじゃありません^^;

主題歌は松たか子さんの「つなぐもの」

エンドロールで流れる主題歌「つなぐもの」
松たか子さんの歌声が心に沁みわたります。

作曲が松さんで、
編曲が夫の佐橋佳幸さん。

夫婦で紡がれた、つなぐもの。

そして坂元裕二さんの詞が、
由加利と桔平の関係を見事に表していて…

かれこれ1時間以上、1曲リピート中です(笑)

アルバム・明日はどこからに収録

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松さんの声、いいですよね。

ブログを書いていたら。。。

感情がフレッシュなうちにまとめたくて、
天神南のスタバでブログを書いています。

電源がある窓際の席。

知り合いが2人外から手を振ってくれました(笑)
さすが天神。
たくさんの人が足早に歩いています。

すると妻からLINEが。

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え?

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あら(笑)

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つなぐもの、つなぐ者

『噓を愛する女』
2018年1月20日(土)公開。
嘘の衣を引き剥がしてくれる素敵な映画です。

 

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