もくじ
ゆうこすの本を読みました
モテクリエイターのゆうこすさん

モテクリエイターとして「かわいい」「モテ」を追求し、それを様々なSNSを駆使して世の中に発信している、ゆうこすさん。今でこそ”モテクリエイター”という肩書きをお持ちのゆうこすさんですが、そこにたどり着くまでは紆余曲折あった人です。
本の内容は
その紆余曲折の全貌。そこから、いかにSNSと向き合い、SNSを駆使し、SNSを愛し、結果的に自分と、SNSの向こう側にいる人たちと向き合い、モテクリエイターという立ち位置まで辿り着いたかが詳しく書かれている1冊です。
僕もSNSは利用しています。ブログ、Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeのアカウントを保有していますが、それらを使いこなせているかというと答えは「No」
さらに、僕はタレントという仕事をしているので人前に出る機会が多いわけですが、だからといってその仕事がフォロワー数や影響力に比例しているかというと、そうでもなかったりします。平たく言えば一般の方の中にも、とんでもないフォロワー数がいる人、影響力を持っている人たちがいます。そこからメディアで活躍する人や本を出す人、新たなビジネスを立ち上げる人などなど、SNSを新たなことを始める一つの契機にしている人たちがいます。そういう人たちは、SNSを的確にセルフプロデュースのアイテムとして使いこなせている人たちだと言えます。
「タレントがそこで遅れを取ってどうするよ」という思いがあり、もう少しSNSを有効活用したいなぁと考えている時に出会ったのがこの本でした。
タイトル【SNSで夢を叶える】
iBooks2冊目

本のタイトルは「SNSで夢を叶える・ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方」
37歳のおじさん的には「SNSで夢が叶っちゃう時代なんだな」とちょっとしたカルチャーショックさえ受けるようなタイトル。自分がゆうこすの年の頃は、夢を叶えるということは=汗水垂らすような努力の先にあるものだと思っていました。時代は変わります。急速に。脳に汗をかかねば。
ゆうこすはもともとアイドルをしていたので、SNSには男性ファンが多くいました。でも今は女性ファンも数多く獲得しています。それは誰にでもできるような簡単なことではもちろんありません。
例えばSNSでどういった発信を心がけたら良いのか。どんなコミュニケーションをしたらよいのか。Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeそれぞれを的確に使い分け、どう表現していけばいいのか。トライアンドエラーを繰り返してきたゆうこすのノウハウを学ぶことができます。
正直、めっちゃ勉強になります。
書籍冒頭で内容についての転載はNGとあったので引用は避けますが、SNSをもっとうまく活用したいと思っているならば読む価値大アリです。
実はゆうこすとはお仕事仲間でした
ゆうこすがアイドル時代、一緒にラジオの仕事をしていました。今考えれば「モテクリエイター」の素養はその頃から持ってた気がします。ゆうこすがいう”モテたい”というのは、男にモテたいということではなくて、同性にも共感されるような「モテ」。
つまりは、人に求められるような人材であるかどうかということにも繋がります。
当時のゆうこすに対する印象は「がんばってるなぁ」という一言に尽きます。慣れない中で、ラジオの収録に向けて、どんな準備をしてきたかが伝わってくるしゃべり。そういう面を見せられたら、当然印象はよくなるじゃないですか。だからあの頃からある意味”モテクリエイター”ではあったんじゃないかと。
で、この本にも書かれているんですが、ある報道がきっかけで、ゆうこすはアイドルグループを抜けることになります。その”ある報道”をOAした番組は、僕も関わっている番組でした。
だけどそれがOAされた時、僕は新婚旅行でお休みを頂いていました。
報じられた内容は、事実とは異なるということで、翌日謝罪することになります。
そんな出来事があったことを僕は、帰国後知ることになりました。
自分がスタジオにいれば少し違った形で伝えることができたのではないか。間違わない方向に導くことができたのではないか、ということも考えました。
たらればです。自分がいたとて、どうにもできなかったかもしれません。
その後のゆうこすの紆余曲折は見ていましたが、そのあたりのことも赤裸々に本には書かれています。
今、見事に新たな自分で勝負しているゆうこすの姿に、救われるような思いもあります。
僕がこう言っていいのかはわかりませんが、ゆうこすが苦難を乗り越える強さがある人で本当によかった。
SNSと健康的に向き合えるように…
SNSのテクニック本という側面もあります。でも、著者のことを知っているだけに、もっと感情移入して読みました。
でも、ゆうこすという主語を自分に置き換えてみてください。
SNSで傷ついている人はたくさんいます。ゆうこすの経験が途端に他人事ではなくなります。じゃあSNSなんて辞めちゃえばいいじゃん、とも思いますが、デジタルネイティブな人たちにとってSNSは水が空気か電気かガスか、まぁそのくらい欠かせないものなわけですよ。
SNSを楽しいものとするか、ややこしいものとするかは使う人次第。
SNSを避けて通れない世代の子が、どう生きて、どう夢を叶えたのかというノンフィクションな1冊でもあります。ぜひ読んでみてください。
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