iPhoneXS/XS Max/XRはiPhone初のDSDS/デュアルシムデュアルスタンバイに対応しています。
今年中に提供されるOSアップデートで使えるようになるんだとか。
1台のスマートフォンで2つの電話番号を使い分けることが可能になるなので、これまで2台持ちしていた人が1台に集約したり、個人事業主がビジネス用の番号を持ったり、節約のためにSIMを使い分けたりといったことがiPhoneでもできるようになります。
ただし、日本で販売されているiPhoneXS、XS Max、XRはnanoSIM+eSIM仕様なので自由に使いたいSIMを2枚入れられるわけではありません。
絶対に便利なDSDSとちょっと不便な!?nanoSIM+eSIM仕様についてチェックしていきます。
もくじ
iPhoneのeSIM対応状況

ドコモ
- 未対応
au
- 未対応
ソフトバンク
- 未対応
楽天モバイル
- 対応
2020年4月8日からMNOとしてサービスを開始した楽天モバイルがeSIMに対応しました。
eSIMに対応するiPhoneとPixel4に対応しますが、iPhoneで利用する場合は通話アプリ『Rakuten Link iOS版』がリリースされていないため、30秒20円の通話量がかかってしまいます。


格安SIM各社
- IIJmioが対応
eSIMサービスに積極的なIIJmioがeSIM対応プランを提供しています。
基本料150円で、必要な分だけデータ量を購入するスタイルなので、月額料金を最小限に抑えることができるプランです。
サブ回線にもってこいのeSIMプランです。


DSDS・DSDV・DSDAとは?

DSDSとは?
2018年に登場した新型iPhoneはついにDSDSに対応しました。
DSDS自体は真新しい機能ではありませんが、iPhoneが対応したことで一般化していく言葉だと思います。
DSDSはデュアルシム・デュアルスタンバイの略です。1台のスマートフォンに2枚のSIMを入れることができ、2つの電話番号または2つの携帯会社を使い分けることが可能になります。
今回iPhoneが対応するのはDSDS。
実はSIM2枚仕様には他にも覚えておきたいワードがあるのでまとめておきます。
- デュアルシム・デュアルスタンバイ
- 両方のSIMで待ち受け可能
- 通話中はもう1枚のSIMは通信不可
- 2枚目のSIMに4G回線用が使えない
- デュアルシム・デュアルVoLTE(ボルテ)
- 両方のSIMで待ち受け可能
- 通話中はもう1枚のSIMは通信不可
- 2枚目のSIMも4G回線用が使える
- デュアルシム・デュアルアクティブ
- 両方のSIMで待ち受け可能
- 通話中にもう1枚のSIMも通信可能
要するにどういうこと?
SIM2枚挿しの中でもDSDS・DSDV・DSDAなど様々な仕様があるんです。どういうことかと言いますと、それぞれに使えるSIMが変わってきます。
例えば。
auは3G回線の新規受付を停止しています。ということはDSDS端末の場合、2枚目のSIMでは4G通信ができませんからauの”4G回線オンリーSIM”を2枚目に選べないということになります。SIM選択の自由度が下がってしまいます。
この辺りはソフトウェアアップデートでDSDVに対応できるものなのかどうなのか気になるところです。
※2020年4月追記▶︎イマドキのスマートフォンはDSDVが主流です。
最新iPhoneはnanoSIM+eSIM
eSIM搭載
iPhone上位機種はDSDV・DSDSではあるんですが、挿せるSIMは1枚だけです。
SIMカードを必要としないeSIMがあらかじめ本体に埋め込まれています。
この埋め込み型のSIMのことをeSIMといいます。
eSIMのメリット
物理的なSIMを必要としないので、SIMを入れ替えたり、SIMトレイを引き出すためのSIMピンが見当たらなくて焦ったり、SIMを失くしたりといったことがありません。
これまでは機種変更時、ナンバーポータビリティ時、海外旅行時などはSIMの入れ替えが必要でしたが、eSIMスマホであれば手軽にSIMの情報を書き替えられるようになります。

eSIMのデメリット
eSIMへの対応はキャリアに委ねられています。
おそらくドコモ・au・ソフトバンクはいずれは対応してくると思われますが、2018年10月17日現在、eSIM対応通信事業者の中に日本のキャリアは見当たりません。
使いたいキャリアがeSIMに対応しなければDSDV・DSDSとして活用できないということになってしまいます。
eSIM対応キャリア一覧(2018年10月17日現在)

格安SIM+格安SIMは難しそう
AppleWatchのeSIMは格安SIM利用不可
実はAppleWatchシリーズ3にもeSIMは搭載されていました。
GPS+セルラーモデルであれば格安SIMも通信できそうなもんですが、実は今年発売されたシリーズ4でもできない仕様のままでした。
AppleWatchのeSIM対応状況

中国版iPhoneはデュアルSIMスロット

中国のiPhoneXS Max、iPhoneXRでもおそらく日本の電子マネーは使えます。
どうしても2枚挿しできるiPhoneが欲しい場合は中国版を狙ってみるのもアリかもしれません。


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>auは3G回線の新規受付を停止しています。ということはDSDS端末の場合、2枚目のSIMでは4G通信ができませんから、auの”4G回線オンリーSIM”を2枚目に選べないということになります。SIM選択の自由度が下がってしまいます。
とありますが、AUの場合、3G回線のみ対応nano SIMはありませんので、AU SIMを副回線にすることは無理です。香港版で試し済みです(ドコモ主回線で、AU 3GのMicro SIMをサイズカットして使用は×、AU 4GのNano SIMで使用も×、しかしAU 4GのNano SIMを主回線にすれば、ドコモ副回線○)。
SIMがややこしいです。
コメントくださりありがとうございます!
おっしゃる通り、非常にややこしいですね。日本においてeSIMに書き込めるのは大手キャリアの契約だけになるでしょうから、そういう意味ではSIM選別の面倒さからは解放されるような気がします。
と同時に、せっかくiPhoneがデュアルSIM化しても、eSIMに格安SIMを書き込めないままだとすると、日本の格安SIMユーザーにはメリットが得られそうにない機能、ということになりそうですね^^;
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