新型コロナウイルスの感染拡大によって、慣れ親しんだライフスタイルからの脱却・大変革がもたらされようとしています。
その変化に対応しなければならないのだけど、お金のこと、未来のことに希望が見えないところもあったりして、気持ちに余裕が持てない。
さらに休校により毎日家にいて元気を持て余す子どもたち。
テレワークにより在宅時間が増えたものの仕事が捗らないどころか居場所がないお父さん。
家庭内3蜜状態で息抜きできる時間が持てずストレスが溜まるお母さん。
感染していないだけマシなはずなのに、みんながコロナ疲れしてしまっている今日この頃。感染していない(もしくは発症していない)人々の精神衛生のためにも、新型コロナ収束(もしくは終息)は喫緊の課題と言えます。
そんな中で新型コロナウイルス感染症専門家会議による『新しい生活様式』の提言を踏まえ、厚生労働省が日常生活で取り入れてもらいたい実践例を公表しました。
外出自粛生活を続ける我々が一体どんなことに気をつけていけば、コロナを収束・終息させることができるのか。
感染しないために。
心を健やかに保つために。
改めて確認し、日々の生活の中で心掛けていかなければなりませんが、提言の中には未来的というか、そのまま慣習を塗り替えてもらってもいいのかなと感じる部分もあったります。
ウィズコロナ時代の生活スタイルを見ていきましょう。
もくじ
ひとりひとりの基本的感染対策
感染防止の3つの基本
- 身体的距離の確保
- マスクの着用
- 手洗い
これまでと変わらずソーシャルディスタンシングを確保し、マスク着用および咳エチケットの徹底、そしてこまめな手洗いを心掛けるよう記されています。
手前味噌ですが、手洗いに関してはシャボン玉せっけんと今日感モーニングがコラボ展開している『手洗いダンス動画』は手洗いルーティンの確認にぴったりの教材です。
入念に洗っているつもりでも、意外と洗い足りていない人も多いのではないでしょうか。
しっかり手洗いして清潔に保ちましょう!
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実践例
- 人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける
- 遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ
- 会話をする際は可能な限り真正面を避ける
- 外出時、屋内にいるときや会話をするときは症状がなくてもマスク着用
- 家に帰ったらまず手や顔を洗う
- できるだけすぐに着替える
- シャワーを浴びる
- 手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う
- 高齢者や持病があるような重症化リスクの高い人と会う際には体調管理はより厳重にする
- 感染が流行している地域からの移動、地域への移動は避ける
- 帰省や旅行は控え目に。
- 出張はやむを得ない場合に。
- 発症した時のため、誰とどこで会ったかメモにする
- 地域の感染状況に注意する
コロナ対策を綴った薬丸裕英さんのブログの内容が『すごい』『やりすぎ』などと話題になりましたが、新しい生活様式を見ると決してやりすぎではなかったのだなということがわかります。
日常生活を営む上での基本的生活様式
- まめに手洗い、手指消毒
- 咳エチケットの徹底
- こまめに換気
- 身体的距離の確保
- 3蜜の回避(密集・密接・密閉)
- 毎朝体温測定・健康チェック
コロナが収束したとしても、入学式・卒業式・結婚式・音楽ライブ・スポーツ観戦・お笑いイベントなど、幸せな時間、楽しい時間は3蜜シーンであることが多いだけに”3蜜への恐怖心”を拭うことができるのかが目下の不安です。
ワクチンの完成・販売が待たれます。
日常生活の各場面別の生活様式
買い物
- 通販も利用
- 1人または少人数ですいた時間に
- 電子決済の利用
- 計画をたてて素早く済ます
- サンプルなど展示品への接触は控え目に
- レジに並ぶ時は前後にスペース
娯楽・スペースなど
- 公園はすいた時間、場所を選ぶ
- 筋トレやヨガは自宅で動画を活用
- ジョギングは少人数で
- すれ違う時は距離を取るマナー
- 予約制を利用してゆったりと
- 狭い部屋での長居は無用
- 歌や応援は充分な距離かオンライン
公共交通機関の利用
- 会話は控え目に
- 混んでいる時間帯は避けて
- 徒歩や自転車利用も併用する
食事
- 持ち帰りや出前、デリバリーも
- 屋外空間で気持ちよく
- 大皿は避けて料理は個々に
- 対面ではなく横並びで座ろう
- 料理に集中、おしゃべりは控え目
- お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けて
冠婚葬祭などの親戚行事
- 大人数での会食は避けて
- 発熱や風邪の症状がある場合は参加しない
働き方の新しいスタイル
- テレワークやローテーション勤務
- 時差通勤でゆったりと
- オフィスは広々と
- 会議はオンライン
- 名刺交換はオンライン
- 対面での打ち合わせは換気とマスク
オンライン会議におすすめのアプリケーション

思うこと
脅かされる業種がある
以上の実践例を見ていくと、コロナ収束のためとはいえ”結構えげつないな”と感じる部分もあります。
今に始まったことではないにせよ通販の積極利用は実店舗の売上を奪うことになるし、動画を用いた筋トレやヨガのすすめなどはトレーナー・インストラクターさんにとっては恐怖の一文だろうし、名刺交換がオンラインで済むようになってしまえば名刺印刷の役割を根こそぎ奪ってしまうことになりやしないかと想像してしまいました。
もちろんこれだけ電子書籍が浸透してきても、紙の書籍の存在は脅かされているわけではないし、主導権が別の何かに移ったとしても共存できる部分はあると思います。
とはいえ、パラダイムシフトが起こっているのは間違いありません。
その変化に柔軟に対応できる心の準備だけはしておきたいところです。
基本的対処方針(2020年5月4日時点)
外出自粛について
- 特定警戒都道府県:人との接触機会最低7割、極力8割削減の目標維持
- その他の県:県境をまたぐ移動や接待を伴う飲食店を除き、自粛要請せず
※13の特定警戒都道府県▶︎北海道・茨城・埼玉・千葉・東京・神奈川・石川・岐阜・愛知・京都・大阪・兵庫・福岡(2020年5月4日時点)
イベントについて
- 特定警戒都道府県:引き続き自粛要請
- その他の県:感染防止策を条件に小規模なものは容認
休業要請について
- 特定警戒都道府県:感染拡大に繋がる施設は使用制限を要請。博物館や図書館、公園は開放可能
- その他の県:各県が地域の実情に応じて判断
出勤について
- 特定警戒都道府県:出勤者7割削減の目標維持
- その他の県:7割削減を求めないがテレワークなどを推進
学校について
- 特定警戒都道府県:地域の感染状況に応じ、段階的に学校教育活動を再開する環境をつくる
- その他の県:同上
※参考|厚生労働省公式ホームページ▶︎新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました
特定警戒都道府県でも図書館や屋外公園の再開が容認されるなど、少しずつですが社会活動・経済活動が再開され始めています。
再開が感染第2波のきっかけとならないことを願うばかりです。
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