7月から申し込み受付開始、9月から利用できるようになるマイナポイント。
マイナンバーカード保有者が、
指定したキャッシュレス決済で支払えば、
25%分のポイントが還元されます。
※要申し込み
※上限5000円相当
※2021年3月31日まで
2020年6月末で終了するポイント還元事業と異なり、マイナポイントは、
還元対象となるキャッシュレス決済を1つに絞らなければならず、ポイント還元の上限5000円相当に達した時点で終わり
という寂しさは正直あります。
加えて、マイナポイントの予算を使い切った時点で終わりなので、全ての人がもらえなかったり、マイナポイント還元期間である2021年3月31日を待たずに終わってしまう可能性もあります。
つまりは、急いだ方がいいということです。
そこで今回はちょっと難しいイメージが付き纏う、
- マイナポイントの予約・申し込み方法
- マイナポイントで選びたい決済方法
について書いていきます。
9月までにしっかり準備・計画しておきましょう!
もくじ
マイナポイントスケジュール
- 2020年6月末まで▶︎マイナポイント予約期間
- 2020年7月〜2021年3月末▶︎マイナポイント申込期間
- 2020年9月〜2021年3月末▶︎マイナポイント還元期間
- 還元率▶︎25%
- 上限5000円相当
- 対象決済サービス▶︎たくさん
決済サービスの選び方
マイナポイント対象の決済サービスは1つしか選べません。
自分にとって一番おトクな決済方法は何なのかをよく考えなければなりません。
選択肢としては、
- クレジットカード
- 電子マネー
- コード決済
の3タイプがあります。
生活にかかるお金をクレジットカードで支払っている人なら、5000円相当のポイントを簡単に獲得できると思います。
交通機関を利用することが多い人は電子マネーにチャージすることで5000円相当の交通費を浮かせることができます。
コード決済メインの人は自分にとって最も高還元率で利用機会の多い決済サービスを登録しておかないと、上限の5000円相当に到達するまでに少し時間がかかるかもしれません。
また、メジャーどころだけでなく、独自のポイントサービスを展開するドラッグストアなども参加しています。
身近で、使う機会の多いキャッシュレス決済を選んでおけば間違いありません。
マイナポイント
各サービス追加特典まとめ

利用頻度か、高ポイントを狙うか
マイナポイントをどのサービスで登録しても最大5000ポイントはもらえます。
各社は加えて独自のポイント付与キャンペーンを展開中です。
一番ハズさない選び方としてはよく使うキャッシュレス決済であること。
せっかく登録するのであれば上限5000ポイントまで届かせたいところですが、あまり使わない決済で登録してしまうと利用額が2万円に満たずポイント上限まで達しない可能性もあります。
利用頻度の高い決済方法を登録しておきましょう。
もしあなたが複数のキャッシュレス決済を利用しているならば、一番おまけが多いキャッシュレス決済を選ぶという手もあります。
登録したキャッシュレス決済次第ではマイナポイント5000円+αがもらえる可能性もあるので、自分にとってメリットの多い決済はどれなのかを登録前に確認しておきましょう!
PayPay|マイナポイントペイペイジャンボ
- 1等▶︎100万円相当×10人
- 2等▶︎5万円相当×150人
- 3等▶︎5000円相当×1500人
- 4等▶︎500円相当×15万人
- PayPayポイントの付与は9月15日前後を予定
- 申込期間▶︎7月1日から8月31日まで
▶︎PayPayアプリをダウンロードする(iOS)
▶︎PayPayアプリをダウンロードする(Android)

d払い
- d払い特典1500ポイント
- d払いチャージ・支払いで5%還元(dポイント最大1000ポイント付与)
- 5000ポイント+dポイント最大2500円相当
- d払い特典1500ポイントの申込期限は9月30日まで
- 5%還元は2021年3月31日まで
auPAY
- auPAY選択で付与額に対し20%還元
- 最大1000円相当
- 申込期間▶︎7月1日から2021年3月31日まで
LINEPay
- ランクに応じて特典クーポンを6〜15枚/月追加
- 申込期限▶︎8月25日
楽天ペイ
- 楽天カードで楽天キャッシュにチャージした場合は最大800ポイント付与
Suica
- JREポイント1000円相当付与
- 申込期間▶︎7月1日から2021年3月31日まで
WAON
- 最大2000WAONプレゼント
- 申込期間▶︎7月1日から2021年3月31日まで
ゆうちょPay
- アプリダウンロード&口座登録で500ポイント
- マイナポイント申し込み完了で1500ポイント
FamiPay
- 先着10万名に500円相当のFamiPayボーナス
- 申込期限▶︎9月30日
nimoca
- 抽選で最大1000名に10000ポイント付与
- 抽選回数は最大7回
- 抽選ポイントは当選の翌月末付与
- 対象はスターnimoca・クレジットnimoca
マイナポイント予約・申込方法

マイナンバーカードを手元に用意
マイナンバーカードはマイナポイントを獲得するための必須アイテムです。
1人10万円の特別定額給付金申請のために作った方も多いと思います。
せっかく作ったわけですから、もうひとがんばりしてマイナポイント設定も済ませておきましょう。
まだお持ちでない方も、有事の際の給付金申請等が簡素化できる可能性もあるので、作られておくことをおすすめします。
僕個人的にはe-Taxで確定申告できるところに一番のメリットを感じています。
マイナンバーカードが手元に届くまで1か月ほどかかるとされているので、お早めに。
マイナンバーカードの申請方法
- マイナンバーカード交付申請書(通知カード)のQRコードを読み取る
- 申請サイトにアクセス
- メールアドレスを登録
- メールで届いたURLにアクセス
- 顔写真アップロード
- 生年月日などを入力
- 申請完了メールが届く
- 概ね1か月程度で交付通知書のハガキが届く
- 交付通知書・通知カード・本人確認書類を持って交付窓口へ
- パスワードを設定
- 受取完了
マイナポイント予約方法

iPhone7以降のiPhone、NFC搭載Androidスマホで操作できます。
手順は以下の通り。
- マイナポイントアプリをダウンロード
- 起動
- マイナポイントを予約をタップ
- スマホにマイナンバーカードを近付ける
- 4桁のパスワード入力
- 読み取り開始
- マイキーIDを発行
- マイキーIDをスクショ
- 完了
マイナポイント申込方法全手順


以下、手順解説
マイナポイントアプリで申し込む場合
- マイナポイントアプリ起動
- マイナポイントの申込をタップ
- マイナンバーカードでログインをタップ
- 読み取り開始をタップ
- 公的個人認証サービス利用者証明用パスワード(数字4桁)を入力
- マイナンバーカードをスマホにかざす
- 読み取り完了
- 申込へ進むをタップ
- キーワード・ジャンルで決済サービスを探す
- 希望の決済サービスの選択ボタンをタップ
- 次へ進むをタップ
- 利用規約同意にチェック
- 申込へ進むをタップ
- 決済サービスID・セキュリティコード1を入力
- 確認をタップ
- 申込確定でOKをタップ
- 読み取り開始をタップ
- 公的個人認証サービス利用者証明用パスワード(数字4桁)を入力
- マイナンバーカードをスマホにかざす
- 読み取り完了
- 2020年9月1日以降、登録した決済サービスを使う
選べる決済サービスは1つだけ、および申込確定後の変更不可なので、自分にとってどの決済サービスが一番おトクなのかをよく考えてから選択しましょう。
マイナポイント還元対象は9月から
9月になったら選択しておいた決済サービスを使いましょう。
還元率は25%で上限は5000円相当なので『2万円までの決済はおトク』ということになります。
買い物後に付与されるのか、チャージに対して付与されるのかは決済サービスごとに異なるので、申し込み時に確認しておきましょう。(付与タイミング、有効期限も要確認)
15歳未満の子供も利用可能!
15歳未満の子どももマイナポイントを獲得することができます。
親が選んだキャッシュレス決済とは別の決済方法を選ばなければなりませんが、おトクであることには間違いないので、お子さんの分も登録しておきましょう。
この事業の裏に政府のどんな思惑があるのか僕にはわかりませんし、スマホ、キャッシュレス決済に疎い人にとっては参加ハードルの高い政策なのかもしれません。
でも、この申請・登録手続きさえしておけば、2万円の決済に対して5000円相当が付与されるわけです。
樋口一葉さんがひとりやってきてくれるわけです。
そしてこの事業には我々の血税が投入されているわけです。
もらえるものはもらっておきましょう。

対象キャッシュレス決済一覧

コード決済と好相性の
クレジットカード4選
楽天カード+キャッシュチャージ+ペイで26.5%
楽天カードをマイナポイントに登録した場合、還元率が最大26.5%になる方法があります。
その方法は
楽天ペイアプリ上で、
楽天カードを使い、
楽天キャッシュチャージして、
楽天ペイ決済するだけ。
楽天カードの利用額に対して25%、
楽天キャッシュチャージに対して0.5%、
楽天ペイ決済時に1%が付与されます。
マイナポイントを楽天ポイントでもらっておけば、楽天市場でのショッピングや街中での楽天ペイ決済時など、身近なシーンでポイントを消費できるのも魅力。
また、マイナポイント終了後も、
- 楽天キャッシュチャージ▶︎0.5%
- 楽天ペイ決済▶︎1%
と決済回数・利用額のハードルなしで還元率が1.5%なのも他決済にないメリットです。
楽天市場でのポイント還元率は最大19倍
- 楽天会員▶︎1倍
- 楽天モバイル▶︎+1倍
- 楽天ひかり▶︎+1倍
- 楽天プレミアムカード・ゴールドカード▶︎+4倍
- 楽天銀行+楽天カード▶︎+1倍
- 楽天の保険+楽天カード▶︎+1倍
- 楽天でんき▶︎+0.5倍
- 楽天証券▶︎+1倍
- 楽天トラベル▶︎+1倍
- 楽天市場アプリ▶︎+0.5倍
- 楽天ブックス▶︎+0.5倍
- 楽天kobo▶︎+0.5倍
- 楽天Pasha▶︎+0.5倍
- Rakuten Fashion▶︎+0.5倍
- 楽天TV・NBA Rakuten▶︎+1倍
- 楽天ビューティ▶︎+1倍
- イーグルス・ヴィッセル・バルセロナ勝利日翌日▶︎+1〜3倍
楽天ペイSuicaも見逃せない!


dカードで最大32%還元の可能性も!?
ドコモユーザー以外でも利用価値の高いdカードをマイナポイントに登録した場合、最大32%還元になる可能性も秘めています。
しかし最大還元率へのハードルは高め。
dポイントスーパー還元プログラムの条件は、
- dポイントクラブステージプラチナ▶︎+1%
- 前月のdポイント獲得回数が50〜99回▶︎+0.5%
- 前月のdポイント獲得回数が100回以上▶︎+1%
- dカード GOLDでドコモ料金支払い▶︎+1%
- ネットショップでの買い物が2万〜4万9999円▶︎+0.5%
- ネットショップでの買い物が5万円以上▶︎+1%
- 前月のdカード請求額が10万〜19万9999円▶︎+1%
- 前月のdカード請求額が20万円以上▶︎+2%
となっており、ドコモユーザー優遇条件もありますが、生活費を集中させれば誰でも請求額ボーナスが狙える条件設定になっているので、使い方次第でも旨みのあるカードと言えそうです。
※dポイントスーパー還元プログラムは要エントリー、付与上限は1万5000円/月。
PayPay+PayPayカードで最大26.5%
PayPayカードはPayPay残高にチャージできる唯一のクレジットカードです。
PayPayをメインで使って行くのであれば有力な選択肢になります。
PayPayの還元率は、
- 基本還元率▶︎0.5%
- 前月の100円以上のPayPay決済回数50回以上▶︎+0.5%
- 前月のPayPay利用額10万円以上▶︎+0.5%
なので、これらの条件がクリアできたならば最大還元率が実質26.5%になる可能性があります。
またPayPayおよび貯めたTポイントなどを活用してヤフー公金支払いで税金などを支払うこともできます。

※まとめて支払いのお得さについて書いた記事ですが、現在4%が実現できるのはVISA LINEPayカードで支払った場合のみです。(2021年4月末まで)

※PayPayカードの基本スペックについて書いた記事ですが、現在の還元率は0.5〜1.5%です。

VISA LINEPayカード
初年度還元率3%というお得すぎるカードです。
初年度と言っても3%還元期間は2021年4月末までなので、すでに残り1年を切っています。
還元率3%という羽振りのよさがわかる方はカード作成を急ぎましょう。
マイナポイント還元と合わせるとハードルなしで実質28%還元になるため、キャッシュレス決済初心者にもおすすめです。


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