充電ミニマリストを自称する僕が、欲しいと思いながら唯一手を出していないものがありました。
それが今回ご紹介するRAVPOWER・60Wモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーを選ぶ時に注目せねばならない点が2つあります。
- バッテリー容量(mAh)
- 充電出力(W)
バッテリー容量については商品名に書かれていることが多いため見誤ることはないですが、出力に関しては商品説明をよく見なければなりません。
また、スマホなどのバッテリーサイズが大きくなく高出力を必要としない機器しか充電しないのであれば、どのモバイルバッテリーを選んでも問題ありませんが、MacBookシリーズなどを充電したい場合は少なくとも45Wクラスのものでなければ充電はできません。
それらの条件を満たすモバイルバッテリーはこれまでも存在したものの、値段が高かったり、サイズが大きく重たかったりして、なかなか購入に至りませんでした。
がしかし、今回購入したRAVPOWER60Wモバイルバッテリーは、
- 出力▶︎60W
- 容量▶︎20000mAh
- 重量▶︎371.7g
という20000mAhクラスとしては標準的なサイズでありながら60Wという高出力を実現した要注目のモバイルバッテリーなんです。
このモバイルバッテリーさえあれば、電源がない場所でもMacBookシリーズの充電が可能になります!
それがなんとAmazonのタイムセールで7799円から6629円に値下げされていたので、ついつい手を出してしまいました。
ズバリ言うと、MacBookユーザーはこのモバイルバッテリーさえ持っておけば幸せになれます。
でも、高出力モバイルバッテリー未経験の人にとって、モバイルバッテリーで本当にMacBookProを充電できるのだろうかという一抹の不安はきっとあるはず。
というわけで、ちゃんと充電できている証拠写真と共に、RAVPOWER60Wモバイルバッテリーのサイズ感、注意点などについてまとめていきます。
もくじ
60Wモバイルバッテリー
動画解説
RAVPOWER RP-PB201
本体サイズ

- 長さ▶︎151.7mm
- 幅▶︎66.7mm
- 厚さ▶︎25.2mm
- 重量▶︎371.7g
単体で見た時のサイズ感は伝わりにくいと思いますが、出力45Wの同社製前モデル(RP-PB159)と比べると、
- 長さ▶︎-8.3mm
- 幅▶︎-11.8mm
- 厚さ▶︎+2.2mm
- 重量▶︎-28.3g
と、厚さこそ増えましたが、その他の面ではコンパクト&軽量化を実現しています。
2台同時充電可能

- USB Type-C出力▶︎60W・45W(2台接続時)
- USB出力▶︎15W
- USB Type-C入力▶︎PD30W対応
2ポートあり、USB-Cのみの利用時は60W出力、2台接続時は45W出力で充電できます。MacBookシリーズを充電したい時はUSB-C側で接続します。
USB出力側は15Wなのでスマホなどの充電には使えますが、MacBookシリーズの充電はできません。
充電時間と開封時の電池残量

開封時の電池残量に関しては個体差があると思いますが、開封直後は4つのLEDライトのうち3つが点灯しました。
総量20000mAhのバッテリーなので10000mAhは残っている計算になりますが、モバイルバッテリーの容量は7割くらいが実容量なので、約7000mAh程度でしょうか。
3000mAh未満のiPhoneなら2回はフル充電できるくらいのバッテリーはあるということになります。
MacBookシリーズの充電に利用したいのであれば満充電にしておきたいところです。
ちなみに同製品にはACアダプタは付属していないため手持ちのものを使ってバッテリー本体を充電します。
もし30W以上のACアダプタ・急速充電器をお持ちであれば3時間でフル充電できます。
同梱品一覧

- バッテリー本体
- USB Type-Cケーブル
- マニュアル
- 使用上の注意
付属のケーブルを使わない場合は、高出入力対応のケーブルを使うようにしましょう。
マニュアル記載のサイズがちょっと違う

長さ151.5mm、幅66.5mmはどちらもAmazon掲載数値より0.2mm小さい数字です。まぁ気にするほどのことではないですけどね。
バッテリーサイズ比較
対Anker PowerCore 20100

Anker PowerCore 20100は長年利用してきたモバイルバッテリーで、容量の割りにはコンパクトなので旅行の時などには重宝していました。
難点を挙げると入力端子が世代遅れのmicroUSBのみでフル充電に時間がかかるところと、MacBookProは充電できないところ。
対するRAVPOWER60Wモバイルバッテリーは、ほぼ同サイズでUSB-C入力最速3時間フル充電、MacBookシリーズの充電にも対応しました。

MacBookProを
充電してみた!

- USB-C to USB-Cケーブル▶︎MacBookPro
- USB▶︎3in1ケーブル▶︎MacBookPro
- マルチケーブル▶︎MacBookPro
ちなみに出力不足だとこうなります。

MacBookPro13インチにAnker PowerCore 20100を接続した時のバッテリー表示はこうなります。電池マークのところに充電中であることを示す稲妻マークは表示されていますが、電池マークをタップすると『バッテリーは充電できません』と書かれていて、実は充電できていない状態であることがわかります。このままパソコンを使い続けると、当然バッテリーは減り続けてしまいます。
USB-C to USB-Cケーブル

USB-C to USB-Cケーブルで接続したところ、バッチリ充電されていることが確認できました!
ちなみに商品ページには“MacBookPro13インチを1時間で最大60%まで充電できる”と書かれていました。

MacBookPro13インチのバッテリー容量は約15000mAhだと言われているので、このモバイルバッテリーでフル充電することも不可能ではありません。
USB▶︎3in1ケーブル▶︎MacBookPro

モバイルバッテリーのUSBアダプタから3in1ケーブル経由で充電してみたところ、これは予想通り“充電できない”という結果になりました。
MacBookユーザーに限らず、このモバイルバッテリーでスマホやタブレットを急速充電したい場合は、USB-C to Lightningケーブルを用意しておいた方が良さそうです。
繰り返しになりますが、
- USB-Cで1台充電▶︎60W
- USBで1台充電▶︎15W
- USB-C・USBで2台同時充電▶︎45W・15W
とそれぞれに出力値が違うということを把握しておきましょう。
マルチケーブルによるUSB-C接続

incharge6を使いUSB-C to USB-C接続をしてみましたが、残念ながら充電できず。
マルチケーブルは便利ですが、PD(PowerDelivery)に対応したケーブルでなければRAVPOWER60WモバイルバッテリーであってもMacBookProは充電できないようです。

結論|現時点で最強。
電源なしでMacBookProにチャージ!

何と言っても上記画像のガジェット全てを充電できるところが、RAVPOWER60Wモバイルバッテリーの魅力です。
これまではMacBookProを充電しながら使いたいがためにわざわざコンセントがある店・席を探していましたが、都合よく見つからないことも多々。
でもこれからは場所を選ばずMacBookProが使えるようになりました!
- コンセントがある場所では66Wアダプタ
- なければ60Wモバイルバッテリー
という、何とも心強いダブルスタンバイ体制の完成です!

理想はコレ

RAVPOWER60Wモバイルバッテリーに入出力ケーブルが備わっていれば、もうケーブル自体を持ち歩く必要もなくなります。
ここまで進化してくれたら言うことなしなんだけどなぁ(笑)
そもそもiPhoneやiPadもUSB-Cになれば、USB-Cケーブル1本で済むんですけどね。
iPad Pro、最新のiPad AirはすでにUSB-C化しているので、iPhoneでも対応を期待したいところです。


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