
新年度に向けてお子さんのスマホデビューをお考えの方も多いと思います。
スマホはお金がかかります。
端末代金+プラン料金
なのでいいスマホ・いいプランを“普通に選べば”大人と変わらない金額になってしまいます。
そこで学生のスマホデビュー時にしっかりチェックしたいのが“学割”です。
実は今“学割”と謳っているキャリアはなく、CMでは、
“スマホデビューがお得”
“家族みんながお得になる”
という言い方で魅力的な金額がドーンと画面に映し出されています。
が、よーく見るとその金額は期間限定の割引で、その金額・プラン内容がずっと続くわけではなかったりします。
じゃあ本当のところはいくらなのか、気になりますよね?
少しでも損しないように
少しでもお得になるように
無駄な出費を抑えられるように。
僕は絶対に損したくないので、本当の金額について調べてみました。
もくじ
おすすめは
楽天モバイル+LINEMO

学生のスマホデビューにあたり、まずは料金を安く抑えたいというのが最優先事項だと思います。
その願いを叶えるのが、
楽天モバイル+LINEMO
の組み合わせです。
- Rakuten Linkからの発信はタダ
- データ1GB以内はタダ
※0570への発信などは有料
- ミニプラン990円/月
- データ3GB
- LINEギガフリー
2キャリア合わせて、
- 通話し放題
- 計データ4GB
- 月額990円〜
は家計にも優しい料金プランなのではないでしょうか。
SIMカードは楽天モバイル
eSIMにLINEMO
を登録することでスマホ1台で2つの番号を利用できます。
2つの番号を1台のスマホで利用できることをデュアルSIMと言いますが、iPhoneXS以降のiPhoneはデュアルSIM対応。
現行機種ではiPhoneSE第2世代がおすすめ。

画像引用元:楽天モバイル
楽天カードをお持ちの方が楽天モバイルでiPhoneSEを購入すると端末代は933円〜なので毎月のスマホ料金と合わせても2000円以内に収めることができますよ!
\最得最強の組み合わせです!/
子ども用スマホにもおすすめ

画像引用元:楽天モバイル
楽天モバイルは1GB以内タダなので子ども用スマホとしてもおすすめです。外出時、習い事に行かせる時などの連絡手段、家に置いておく用スマホとしても使えます。Wi-Fiエリアでしか繋がらない端末はいざという時に使えない不安がありますが、楽天モバイルなら電話もネットも使えるので安心。キャンペーンで1円で入手できる端末もあります。
ソフトバンクの学割
スマホデビュープラン

- 対象:5歳〜22歳までの新規契約
- 通話:5分以内の国内通話無料
- データ(翌月〜12か月):5GB
- データ(14か月目以降):3GB
- 料金(初月):2178円分を契約日から日割
- 料金(翌月〜12か月):990円/月(税込)
- 料金(14か月目以降):2178円/月(税込)
- 5歳〜30歳なら48回割賦で最大約3万円割引
- LINE MUSIC6か月無料
高校3年間で試算してみると
ソフトバンクのスマホデビュープランは翌月〜13か月目こそ月額990円と格安ですが、14か月目以降は、
- 5分通話定額
- データ3GB
- 月額2178円
となります。
単純計算ではありますが、
- 990円×12か月=11880円
- 2178円×24か月=52272円
- 合計64152円
に、スマホ端末代金が加わった金額がスマホにかかる総額となります。
では、同じくソフトバンク品質が格安で利用できるLINEMOで考えた場合、
- 5分通話定額:550円/月
- データ3GB:ミニプラン990円/月
- 月額1540円
と、1か月あたり638円安くなります。
しかも5分通話定額オプションは1年無料なので、高校3年間で試算してみると、
- 990円×12か月=11880円
- 2178円×24か月=52272円
- 合計64152円
- 990円×12か月=11880円
- 1540円×24か月=36960円
- 合計48840円
- +αスマホ端末代金
となり、LINEMOのほうが1万5312円安く済むことになります。
加えて、
LINEMOはLINEギガフリーなのでLINEのメッセージでのやりとりやビデオ通話で3GBを消費しません。
ソフトバンク回線で学生スマホデビューするならLINEMOミニプランの方が料金プラン的にはお得です。
\ソフトバンクエリアがお得!/
auの学割
スマホスタートプラン(フラット)

- 対象:22歳以下で新規契約
- 通話:5分以内の国内通話無料
- データ(翌月〜12か月):5GB
- データ(14か月目以降):3GB
- 料金(初月):2178円分を契約日から日割
- 料金(翌月〜12か月):990円/月(税込)
- 料金(14か月目以降):2178円/月(税込)
- 上記金額はauPAY支払い設定した場合
- au Online Shopからの申し込み不可
auPAYカードがあれば選択肢に
auPAYカードお支払い割適用でプラン内容・金額的にはソフトバンクと同等になります。
auPAYカードを持っているご家庭にとってはauを選んでも良さそうですが、そうでなければソフトバンクのスマホデビュープランの方が110円お得です。
au応援割U30も
- 使い放題MAX5G/4G:月額7238円(税込)
- au応援割(翌月から6か月間):-3938円/月
- 家族割プラス(永年):2人で-550円/月、3人以上で-1100円/月
- auスマートバリュー(永年):-1100円/月
- auPAYカードお支払い割(永年):-110円/月
- 翌月から6か月間:月額990円(割引フル適用の場合)
- 7か月目以降:月額4928円(割引フル適用の場合)
- 22歳以下はプライムスチューデントが1年無料
\au派にオススメ!/
ドコモの学割
U15はじめてスマホ割

- 対象:15歳以下で新規契約
- 通話:5分以内の国内通話無料
- データ(19歳になるまで):5GB
- データ(19歳以降):1GB
- 料金(最大12か月):1078円/月(税込)
- 料金(13か月目以降):1628円/月(税込)
- 上記金額は料金をdカードで支払った場合
19歳まで5分通話定額・データ5GB・1628円(※dカード支払い時)で使えるのはau・ソフトバンクより魅力的です。
ドコモ回線を格安で使えるahamoは、
- 月額2970円
- 5分通話定額
- データ20GB
とデータ量こそ潤沢ですが、月額料金は高くなってしまいます。
スマホデビューでとにかく安く抑えたいのであればドコモのU15はじめてスマホ割のほうを選びたいところ。
ただ、“ドコモ回線であれば良し”ということであれば、MVNOという選択肢も。
例えばIIJmioなら、
- データ2GB:858円
- データ4GB:1078円
- データ8GB:1518円
※データ15GB・20GBプランもあります。通話定額5分は月額500円です。
なのでドコモより割安です。
U30ロング割
- 5Gギガホプレミア:月額7315円(税込)
- U30ロング割(最大6か月):-3839円/月
- みんなドコモ割(永年):2人で-550円/月、3人以上で-1100円/月
- ドコモ光セット割(永年):-1100円/月
- dカードお支払割(永年):-187円/月
- 翌月から6か月間:月額1089円(割引フル適用の場合)
- 7か月目以降:月額4378円(割引フル適用の場合)
- 15歳以下の新規は端末代金を12100円〜22000円割引
- ディズニープラスが3か月無料
\ドコモ回線派にオススメ!/
ワイモバイルの学割
ワイモバ親子割

※シンプルMの料金で試算
※通話オプション非適用
- 対象者:5歳〜18歳とその家族
- 対象プラン:シンプルM/シンプルL
- シンプルM:3278円・データ15GB(20GB/1年間)
- シンプルL:4158円・データ25GB(30GB/1年間)
- データ増量オプション(+5GB):1年無料
- だれとでも定額:770円・10分以内の通話無料
- ワイモバ親子割(翌月から12か月間):-1100円
- 家族割引(2回線目以降):-1188円
- LINE MUSIC6か月無料
ワイモバイルは2回線目以降が毎月1188円引きになる家族割引がお得なので、家族全員でワイモバイルにすると支払額をお得にできる可能性があります。
シンプルMはデータ15GBで10分通話定額(※オプション選択時)なので、データも通話も余裕あり。
大手キャリアのスマホデビュープランはデータが3〜5GBなので“それでは足りない”という人にはワイモバイルがオススメです!
\家族みんなでお得に!/
UQモバイルの学割
UQ応援割

※くりこしプランM+5Gで試算
※通話オプション非適用
- 対象者:5歳〜18歳とその家族
- 対象プラン:くりこしプランM+5G/くりこしプランL+5G
- くりこしプランM+5G:3278円・データ15GB
- くりこしプランL+5G:4158円・データ25GB
- 増量オプション(+5GB):1年無料
- かけ放題(10分/回):770円
- 通話パック:550円・月60分まで通話無料
- UQ応援割(翌月から12か月間):-1100円
- 自宅セット割:M(-638円)・L(-858円)
au回線を割安に使えるUQモバイル。
比較対象となるのがワイモバイルですが、ワイモバイルの割引が”回線数”であるのに対して、UQモバイルは”家のネットがauひかり系であるかどうか”なんです。
自宅セット割が適用になるご家庭ならばUQモバイルもありですが、割引適用でも14か月以降はワイモバイルの方が安いのが悩ましいところです。
\自宅セット割対象ならアリ!/
まとめ
2年目以降の金額に注目
スマホの料金は初年度の割引よりも2年目以降の本来の料金に注目しましょう。
また通話オプションが加えられていない場合もあるので、通話オプションを加えた金額を把握することも重要です。
家族割なのか、家のネット割なのかも見極めたいところ。
今は“学割”と謳っているキャリアはありません。
学割じゃなくても、格安SIMの方が安くてギガが多いプランはたくさんあります。
子どものために新しいスマホを買うのではなく、親が新しいスマホを買って、使っていたスマホを子ども用にするという方法もアリだと思います。
実は安さを追求するとデュアルSIMだというのも意外なところ。
今回は大手キャリア品質(※時間帯によってネットが遅くなることがない)を重視しましたが、そうでなければたくさんのMVNOも見逃せない選択肢となります。
何となく選ぶのではなく、
お子さんのために
家計のために
いいプランを選んでくださいね!




