本の話-読書感想文

星の王子さま/人間失格・感想。

harulog-星の王子さま&人間・失格
太宰治の「人間失格」

と、

サン=テグジュペリの「星の王子様」
を読みました。

すでに広く読まれてる作品ではありますが、

「人間失格」は太宰治生誕100年記念なので、

「星の王子さま」は知人に薦められたので、

立て続けに読みきりました。

どちらに出てくる人物もそうですけど、

人間って不器用だなぁと、つくづく思いますよね。

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人間失格に出てくる葉蔵は、
本心を知られることを極端に恐れ、

周囲の人にそれがバレないよう、道化に徹します。

人の心のうちを常に探って生きているので、

相手の気持ちを読んで器用にお道化ることはできるのに、

本音で人と向き合うことができないから、

人生の歯車がイマイチうまく噛みあわない。

物語の最後、彼は、

「人間失格だ。」

と自身にその烙印を押したものの、

誰も彼に対して人間失格だとは思っていませんでした。

人がどんな気持ちでいるかを神経質なほどに感じ、

不機嫌にさせないようにする振る舞いは、

葉蔵に関して言えば、やりすぎだったかもしれません。

(彼が意識的か無意識でかはわかりませんが)

でも、人がどんな気持ちでいるかというのは、

もっと丁寧に感じ取っていかなきゃいけないことだと思います。

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物語の最後、

星の王子さまが自分の星に帰る時、

どれが自分の星かは教えずに旅立ちます。

夜空に光る5億の星がなくなることはないから、

例え自分の星が見えない時があっても、

空を見上げれば自分を思い出してもらえるから。

的な理由。

でも僕だったら、どの星に帰るのかは教えて欲しい。

星が見えなくたって、どこにいるかは知っていたいから。

どの星にいるかがわかってたら、

朝でも昼でも、その方向を見て、感じることができる。

5億の星すべてが自分だと言われるよりは、

オンリーワンを感じていたい。

的なね。

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まぁなんかいろいろ書きましたけど、

とにかく思うのは、

丁寧に人と向き合わないとな、

ってこと。

ちゃんとあいさつしたり。

ちゃんと感謝したり。

街中歩いてて、よく声をかけてもらえるようになりました。

声をかけてくれればいいんだけど、

声はかけないけど確実に僕の話してる的な時、

こっちから声かけるのも変なので、

気付いてないフリしたりしてました。

自意識過剰だと思われたらイヤだしね(笑)

でもそこでチラッと会釈でもすれば、

相手の気分、残る印象はグッとよくなるでしょう。

快も不快も伝染するもの。

不快の流れは自分で止めて、

快の流れを送り出したい。

そのためには、

丁寧に生きる。

これに尽きると感じた、今日この頃です。

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