M-1グランプリの時期になるとよく聞かれる『ラストイヤー』という言葉。
なんとなく“ラストチャンスなのだろうな”で終わらせていましたが、ラストイヤーが一体どんなルールで定められているのかを、今更ながら調べてみました。
もくじ
M-1ラストイヤーの意味とは?
M-1グランプリ出場資格
- 結成15年以内
- プロアマ所属事務所の有無は問わない
- 2人以上のコンビ
この条件を満たしたお笑いコンビだけがエムワンに出場できます。
2019年大会は2004年1月1日以降に結成されたコンビだけが出場できるため、それ以前に結成したコンビは“どれだけおもしろくても参加できない”ということになります。
プロアマ問わず、事務所に所属している必要もなく、2人以上のコンビであれば誰でも参加できるという緩めのルールではあるものの、唯一“結成から15年以内”という無慈悲な時間的制約が定められています。
つまり“エムワンラストイヤー”とは、
出場資格最終年にあたる結成15年のコンビ
に対して使われる言葉ということになります。
15年という時間は決して短い時間ではないですが、しかしながらその制約によって出場機会を失うコンビがたくさんいることを思うと、お笑いの世界で売れることがどれだけ難しいかってことがわかりますね。
旧出場資格
2001年から2010年までは『結成から10年以下のコンビ・グループ』という出場資格が定められていました。
2001年から2010年まで放送されたエムワンは、10年の節目をもって一度終了しています。
“漫才の魅力を世の中に広げるという目的が果たせた”というのが終了理由ですが、一大コンテストの終了は若い芸人さんたちの夢や目標を奪う結果となってしまいました。
若手芸人たちがお笑いから離れることを避けるべく2015年に復活し、以来年末に生放送されています。
M-12021年大会
決勝出場コンビ
- もも(吉本興業)
- 真空ジェシカ(プロダクション人力舎)
- モグライダー(マセキ芸能社)
- オズワルド(吉本興業)
- ランジャタイ(グレープカンパニー)
- インディアンス(吉本興業)
- ゆにばーす(吉本興業)
- 錦鯉(SMA)
- ロングコートダディ(吉本興業)
- ハライチ(ワタナベエンターテインメント・敗者復活組)
ラストイヤー芸人は?
2020年大会(決勝放送日12月20日)
ハライチ
- 2015年:決勝敗退
- 2016年:決勝敗退
- 2017年:準々決勝敗退
銀シャリ
- 2015年:決勝敗退
- 2016年:優勝
スリムクラブ
- 2015年:準々決勝敗退
- 2016年:決勝敗退
- 2017年:準々決勝敗退
- 2018年:準々決勝敗退
- 2019年:準々決勝敗退
トレンディエンジェル
- 2015年:優勝
学天即
- 2015年:準決勝敗退
- 2016年:準決勝敗退
- 2017年:準々決勝敗退
- 2018年:準々決勝敗退
- 2019年:3回戦敗退
三四郎
- 2015年:準々決勝敗退
- 2016年:準決勝敗退
- 2017年:準決勝敗退
- 2018年:準決勝敗退
- 2019年:準々決勝敗退
2019年大会
かまいたち
- 結成:2004年5月
- 2015年:準決勝進出
- 2016年:準決勝進出
- 2017年:決勝4位
- 2018年:決勝5位
- 2019年:決勝2位
歴代優勝コンビ・決勝進出組
2019年
優勝:ミルクボーイ
- ミルクボーイ681点
- かまいたち660点
- ぺこぱ654点
- 和牛652点
- 見取り図649点
- からし蓮根639点
- オズワルド638点
- すゑひろがりず636点
- インディアンス632点
- ニューヨーク616点
2018年
優勝:霜降り明星
- 霜降り明星662点
- 和牛656点
- ジャルジャル648点
- ミキ638点
- かまいたち636点
- トム・ブラウン633点
- スーパーマラドーナ617点
- ギャロップ614点
- 見取り図606点
- ゆにばーす594点
2017年
優勝:とろサーモン
- とろサーモン645点
- 和牛653点
- ミキ650点
- かまいたち640点
- スーパーマラドーナ640点
- ジャルジャル636点
- さや香628点
- ゆにばーす626点
- カミナリ618点
- マヂカルラブリー607点
2016年
優勝:銀シャリ
- 銀シャリ470点
- 和牛469点
- スーパーマラドーナ459点
- さらば青春の光448点
- アキナ446点
- ハライチ446点
- カミナリ441点
- スリムクラブ441点
- 相席スタート436点
2015年
優勝:トレンディエンジェル
- トレンディエンジェル825点
- 銀シャリ818点
- ジャルジャル834点
- タイムマシーン3号816点
- スーパーマラドーナ813点
- 和牛806点
- メイプル超合金796点
- 馬鹿よ貴方は791点
- ハライチ788点
2010年
優勝:笑い飯
- 笑い飯668点
- スリムクラブ644点
- パンクブーブー668点
- ピース629点
- 銀シャリ627点
- ナイツ626点
- ハライチ620点
- ジャルジャル606点
- カナリア592点
2009年
優勝:パンクブーブー
- パンクブーブー651点
- 笑い飯668点
- NON STYLE641点
- ナイツ634点
- ハライチ628点
- 東京ダイナマイト614点
- モンスターエンジン610点
- 南海キャンディーズ607点
- ハリセンボン595点
2008年
優勝:NON STYLE
- NON STYLE644点
- オードリー649点
- ナイツ640点
- 笑い飯637点
- U字工事623点
- ダイアン619点
- モンスターエンジン614点
- キングコング612点
- ザ・パンチ591点
2007年
優勝:サンドウィッチマン
- サンドウィッチマン651点
- トータルテンボス646点
- キングコング650点
- ハリセンボン608点
- 笑い飯604点
- ザブングル597点
- ダイアン593点
- 千鳥580点
- POISON GIRL BAND577点
2006年
優勝:チュートリアル
- チュートリアル664点
- フットボールアワー640点
- 麒麟627点
- 笑い飯626点
- トータルテンボス613点
- ライセンス609点
- ザ・プラン9 597点
- 変ホ長調576点
- POISON GIRL BAND570点
2005年
優勝:ブラックマヨネーズ
- ブラックマヨネーズ659点
- 笑い飯633点
- 麒麟646点
- 品川庄司626点
- チュートリアル622点
- 千鳥607点
- タイムマシーン3号571点
- アジアン564点
- 南海キャンディーズ552点
2004年
優勝:アンタッチャブル
- アンタッチャブル673点
- 南海キャンディーズ639点
- 麒麟634点
- タカアンドトシ615点
- 笑い飯615点
- POISON GIRL BAND603点
- トータルテンボス587点
- 東京ダイナマイト583点
- 千鳥582点
2003年
優勝:フットボールアワー
- フットボールアワー663点
- 笑い飯656点
- アンタッチャブル616点
- 2丁拳銃608点
- りあるキッズ601点
- スピードワゴン572点
- アメリカザリガニ564点
- 麒麟554点
- 千鳥552点
2002年
優勝:ますだおかだ
- ますだおかだ612点
- フットボールアワー621点
- 笑い飯567点
- おぎやはぎ561点
- ハリガネロック545点
- テツandトモ539点
- スピードワゴン535点
- ダイノジ534点
- アメリカザリガニ525点
2001年
優勝:中川家
- 中川家829点
- ハリガネロック809点
- アメリカザリガニ796点
- ますだおかだ770点
- 麒麟741点
- フットボールアワー726点
- キングコング707点
- チュートリアル637点
- DonDokoDon614点
- おぎやはぎ540点
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