JSPORTSでSAGA久光スプリングスの試合を見ていた時の話です。
4歳の次女が画面に映るスプリングスの選手を指差して、
『このひとたち、パパのおともだち?』
と聞いてきたんです。
ホームゲーム観戦したことはあるし、ハルちゃん大好きな娘なので“青いユニフォーム=スプリングス”ということはわかっています。
さて、選手がお友達かと言われたら、僕はアリーナMCのお仕事を通じて関わらせてもらっているわけだから、お友達と呼ぶには馴れ馴れしすぎる。
だから、
『お仕事で応援している人たちだよ』
と答えました。
※便宜上”お仕事で”と答えましたが心から全力で応援しています。
すると娘が悲しそうに、
『じゃあおともだちじゃないの?』
と言うんです。
お友達と言うのは烏滸(おこ)がましいんだけど、”友達”or”友達じゃない”の2択で考えると友達寄りではあると思うし、娘を悲しませたくはないので、
『お友達だよ!』
と答えました。
お友達だということがわかってうれしそうな娘。
今度は相手チームの選手を指差して、
『このひとたちはおともだち?』
と聞いてきました。
僕は、
『スプリングスがバレーボールでたたかうあいてだから、おともだちではない…かなぁ?』
と答えたんです。
※これはのちに誤りであったことに気付かされます。
すると娘は悲しそうに、
『じゃあおともだちじゃないの?』
と言うんです。(2回目)
だから僕は慌てて、
『みんなバレーボールが大好きな人たちで一緒にバレーボールしてるわけだから、お友達だよ!』
と答えました。
相手チームの選手もお友達だとわかり満足そうな娘(笑)
4歳娘との会話により、アリーナの最大公約数が、
『みんな友達』
であることが明らかになりました笑
娘とそんな会話をしたことを、チームスタッフの皆さんの前で話したことがありました。
SAGAアリーナで行われたチャンピオンシップクォーターファイナル『SAGA久光スプリングス VS ヴィクトリーナ姫路』GAME2終了後…
『今日の光景、娘さんの会話のまんまでしたね』
と…
確かに。
古巣・SAGA久光さんのホームにて、観客の皆さまに最後のご挨拶をさせていただきました😌🌸💐
SAGA久光の皆さま、ご来場くださった両チームのファンの皆さま、
試合終了後にも関わらず、素敵な時間をいただき、本当にありがとうございました‼️SVリーグ見るならJSPORTS▽https://t.co/JCVdVpFFBe… pic.twitter.com/MPQi7rhnGu
— 【公式】ヴィクトリーナ姫路 Victorina Himeji (@victorinahimeji) April 22, 2025
セミファイナルGAME3 試合後に #大竹里歩 選手の挨拶と胴上げの場を作ってくださいました。NEC川崎の皆さま、会場・配信でご覧いただきました皆さまありがとうございました💐
今回、両チーム挨拶のあとにマイクを取りに運営卓へ行き咄嗟にこのような場を作ってくれたのは #NECレッドロケッツ川崎 の… pic.twitter.com/XlNak8garA
— 【公式】SAGA久光スプリングス (@springsofficia1) April 28, 2025
試合終了後、コート上では選手の皆さんが”お友達”でした。
コートの外でも、僕はホームゲームでご一緒したスプリングスファミリーの皆さんはもちろんのこと、遠方からお越しのアウェーチームのファンの皆さんも、“バレーボールが大好き”という共通項のもと、お友達だと思ってマイクを向けさせていただきました。
だいぶ馴れ馴れしかったかもしれません。
ごめんなさい。
でも、ありがとうございました。
2024年10月13日に久留米アリーナで開催されたSVリーグ開幕戦の後、
『よかったよ!』
とハイタッチしてくださったのが大竹里歩選手でした。
その後も大竹選手とのハイタッチからは
『今日もおつかれ!』
『がんばったね!』
と言ってくださっているような…勝手な想像ですがそんな気がしていました。
自分の声が選手の皆さんの邪魔をしていないか、ストレスになっていないか、シーズン序盤はそんな心配を常々抱えていましたが、大竹選手の心遣いが励みになりました。
チームを、選手を、コート脇の僕をも支えてくれた大竹里歩選手のやさしさ、あたたかさはもう皆さんが知るところ。
本当にお疲れさまでした!
ありがとうございました!
写真左から荒木彩花選手・大竹里歩選手・長岡望悠選手