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「好きなこと」だけして生きていく/心屋仁之助著。

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嫁がこの本のある一節に感銘を受け、

「自分を大事にしてない人が、
他人に自分を大事にしてとお願いしても、
無理な話だよね」

みたいなことを言っていて、
なんだか興味が湧いたので、
僕も読んでみました。

うちの嫁は自己評価が低い人だ、
と僕は思っています。

だから、
悩まなくていいことで悩んでるな、
と思うことが多い。

嫁に限らず、
そういう人は少なくないのではないでしょうか?

自己評価が低いと、
他人の評価が高いときに、
素直に受け止めることができません。

他人が評価してくれた言葉が、
ホントかウソかはどうでもよくて、
僕は素直にまるっと受け入れることにしてます。

他人の評価が高すぎたとしても、
それを否定するんじゃなくて、
早く自己評価がそこに追い付くように、
がんばったらいいだけのこと。。。

ただ、この本は、
そのがんばりすら「いらない」と言ってます。

赤線引いたとこをドッグイヤーしたら、
ほっとんどのページがワンワン状態です。

とにかく読みながら問われるのは、

「好きなことができないのではなく、してないだけ」

ということ。

ざっくり言うと、
「南の島に行きたい」
という願いがあったとしたら、
明日行くこともできますよね?

いや、行けませんか?

行けないと思うのが、普通です。

「会社を休めない。。。」
「迷惑をかけちゃう。。。」
「いろいろと準備が。。。」

といった思いがよぎるわけです。

というか、
行けないための理由付けが、
着々と進んで行くわけです。
心屋さんに言わせると。

あと、僕たちには、
「がんばらないといけない」
という潜在意識が、
子どもの頃から刷り込まれています。

親、先生、大人たちから言われた、

「がんばりなさい」

という言葉が積み重なって、
「がんばらなければ認めてもらえない」
と思っているから、
どうしてもがんばってしまいます。

でも、あなたは、
がんばらないと認めてもらえないような人、
ではないんです。
心屋さんに言わせると。

読めばわかる話ですが、
「がんばらない=怠けること」
ではありません。

「好きなことをする=怠けること、がんばらないこと」
でもありません。

好きなことをできてないなと感じたら、
読んでみてください。

カウンセリングを受けているような読み心地です。

読みながら心に浮かぶであろう、
「でも」や「だって」を、
必ず次のページで打ち消してきます。

外国語を学ぶなら、
英語が一番メリットが大きいでしょう。
世界の共通語ですから、
公私ともに活かせる機会は多いはず。

2020年の東京オリンビックで、
世界中からアスリートや観光客が来日することを思えば、
通訳入らずタレントになることができれば、
きっと仕事でも重宝されるはず。

でも、僕はたった一度訪れたイタリアに惚れた。

理由なんてないんです。
「だって好きなんだもん。」

だからイタリア語を話せるようになりたくて、
イタリア語教室に通うことにしました。

英会話教室ではなく。。。

自分の好きなことがわからない人に向けた言葉もあります。
好きなことが何だかわからない時は、
理由はないけど「やっぱり好き」
というものを挙げてみてください。

それが好きなこと、好きなモノだそうです。

あなたが好きなことはなんですか?

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