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東峰村で農作業ボランティア/マストな持ち物【お盆は活動休止】

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もくじ

再び、東峰村へ

今回は農作業ボランティア。

具体的には、
水路を埋めてしまっている土砂を、
全て掻き出す作業でした。

畑に水を通すことができなければ、
せっかく生き残った稲も、
枯れさせることになってしまいます。

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午前中にお伺いした現場では、
15m前後の水路を掘り起こしたんですが、
はじめ、水路は全く見えませんでした。

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↓水路があるところに線を引いてみました↓

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土砂は水路を埋めたばかりか、
その上にも厚く覆いかぶさっています。

まずは溝の端と端を見つけ、
次にその間にある土砂をひたすら掻き出していきます。

ゴロゴロとした石
水分を吸った重たい土
太い木の枝や根が、
掻き出し作業を阻みます。

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スコップも折れちゃうくらいの負荷がかかります。

畑の所有者はおじいちゃんたちです。
この作業をご自身でされるとなれば、
大変な重労働です。

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現場には11人のチームでお伺いしました。

ボランティアセンターで組むことになったのは
度々現地入りされているベテランボランティアさんたちと、
筑後消防本部でお勤めの屈強な男たち。

筑後消防本部の皆さんはこれまで、
任務として東峰入りされていたそうですが、
その任務が終了してしまったため、
休みが合ったメンバーで、
ボランティアに参加しに来たんだそう。

恐れ入ります。

心&力強い仲間たちとともに作業に当たります。

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作業を始めたのが11時過ぎ。
手分けして掘っていくことに。

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重い。
暑い。

リーダーの指示のもと、
休憩、水分もしっかり摂りながら、
作業を進めていきます。

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徐々に露わになる水路。

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1人じゃ大変。
でも11人でやれば大変さは11分の1。

作業開始から1時間で水路が姿を現しました。

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水がすぐそこまで!

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堰き止めておいた土をすくい、開通。

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感動の瞬間でした。

おじいちゃんたちから言われた言葉

改めて畑所有のおじいちゃんたち。

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撤収前にボランティアメンバーに向けて話してくださったことが、
まさにボランティアの意義を物語っていました。

『水路が埋まったままなら農業を辞めなければならなかった』

おじいちゃんたちにとって、農業は生きる糧です。
その生命線とも言える水路が塞がれてしまった。
辞めるという選択肢が浮かんでもおかしくない。

でも、大人11人のボランティアが、
わずか1時間の作業をしただけで、
水路は復活しました。

これから先、収穫を迎えるまでに、
まだまだご苦労はあるかと思います。

でも、そのスタート地点に、
立つことができた。

そのお手伝いができた。

ボランティアって、
可能性を繋ぐことなんだと感じました。

裏を返せば、
その僅かながらの労働力がないばかりに、
何かの可能性が潰えていくことがあるかもしれない。

ボランティアの需要と供給のバランスが、
長く保たれることを願うばかりです。

さらに、孫世代に対して、
『”ボランティアに来てくれた人たちのような大人になれ”
と伝えていきたい』
ともおっしゃっていました。

そんなによろこんでくださっているなんて。。。

もったいないお言葉。
こちらもうれしくなりました。

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支援の形は様々

この日、
宝珠山サテライトでは、
【絆焼うどん】が無料で振る舞われていました。
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絆焼うどんプロジェクト

時間とともに風化していく東日本大震災を、
『忘れない』という思いから誕生した、
北九州市立大学の学生さんと社会人によって、
九州から東北へ元気を届けるというプロジェクト。

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絆焼うどん

小倉発祥の焼うどんと、
岩手県釜石市の名産品スルメイカをコラボさせた、
北九州と釜石市を繋ぐ焼うどん。

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美味しかったです^^

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絆焼うどんは、ボランティアの活力源でした!
絆焼うどんプロジェクトの皆さんもお疲れさまでした!!

↓絆焼きうどんプロジェクトのFBページはこちら↓
https://www.facebook.com/kizunayakiudon/

午後から同じチームで別の農水路へ

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ざっと30mあまり?
かなり距離がありましたが、
ここも1時間強の作業で、土砂を取り除くことができました。

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東峰村でボランティアをしたいと思ったら

ボランティアに参加する時は、
まず東峰村災害ボランティアセンターで、
受付を済ませます。

ちなみに今回訪れた宝珠山サテライトは、
前回来た時は東峰学園に設営されていましたが、
夏休み終了に備えて、
現在は隣りの「山村文化交流の郷 いぶき館」に、
移っています。

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↓東峰村災害ボランティアセンターFBページはこちら↓
https://www.facebook.com/tohovc/?fref=ts

ボランティアに参加する時の持ち物について

軍手(布)や、平スコ、剣スコ、つるはし、くわ、
バケツや一輪車などなど、
作業に必要な道具はボラセンにあります。

飲み物や、冷やしおしぼりなども、
用意してくださっています。

持参したほうがいいなと感じたもの

・長靴
ぬかるんだ場所を通ることがあります。
泥の中に足を突っ込むこともあります。
くるぶしソックスで長靴を履くと、
足の甲が靴擦れを起こすかもしれないので、
ご注意ください。
そんなミスをするのは僕くらいか。。。^^;
(網治さんありがとうございました)

・水に強い絆創膏
絆創膏はボラセンにもありますが、
ウォータープルーフがよければ、
持参したほうがよさそうです。

・ラバー素材の軍手
長時間スコップでの作業が続きました。
ラバー素材の軍手をしていても、
手のひらにマメができました。
お持ちならば、ゴルフグローブでもいいくらいかと。
摩擦抵抗の少ない布の軍手でのスコップ作業は、
握力の浪費につながります。
ゴロゴロとした石を持ち運ぶこともあります。
ラバー素材のほうが怪我も防げて良いかと思われます。
(網治さんありがとうございました)

・凍らせたスポーツドリンク
日に晒せばあっという間に溶けてくれます。
想像を絶するほど大量の汗をかくので、
凍らせた経口補水液もありがたかったです。
(網治さんありがとうございました)

前回と違った景色

2017年7月23日、片側通行、欄干に木片

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2017年8月10日、両側通行、木片撤去済

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状況が改善しているところがあったのも事実。
しかしながら、爪痕が残されたままの場所も、
まだまだ多くありました。

また、行きます。。。

https://harulog.jp/23041.html

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