先日、某番組のリポーターオーディションが開催され、
そのオーディションに同席させていただきました。
※合否には関わっていません。
いずれご一緒することになるであろう方々を見たい、
という気持ちと、
しばらくオーディションを受けていないので、
緊張感ある審査会場の空気を感じたい、
という思いで。
遡れば僕自身も、
たくさんのオーディションを受けてきました。
勝率で言えば、余裕で1割以下です。
落ちまくり。
落ち込みまくり。
そのトライアンドエラーの繰り返しの中で、
ちょっとずつパフォーマンスを上げようとするも、
うまくいかないこと、多々。
ベストのパフォーマンスをしても、
『イメージが合わない』
という理由で落とされることは日常茶飯事。
逆に、
うまくアピールできなかったなぁ…
と思っていたら、
合格していたり、ということも^^;
正解はないんですよね。
どれだけ自分を磨いていても、
どれだけバッチリにアピールできても、
結果は【運とタイミング】
【運】は、
・参加人数
・複数人が同時に見られる場合は競合他”者”
・審査委員との相性
・自分の得意な課題・話題が振られるか、とか。
【タイミング】は、
・探している人にマッチするかどうか
・トレンド
みたいなところでしょうか。
あまり自分ではコントロールできないところです。
とはいえ、です。
誰でも、
最低限やれることはあります。
まぁ、
【これをやったら絶対合格!】
というものはないです。
でも、
【好印象だな】
【一緒に仕事してみたいな】
と思わせることは、
できるかもしれません。
驚くことに、
人のパフォーマンスを見て感じたことを、
自分ができているかというと、
余裕でできてなかったりします。
客観視って大事です。
自分のことを棚に上げて、
自戒の念も込めて、
まとめてみます。
オーディションする側の人たちも十人十色なので、
今から書くことが、
相手にしっくりこない可能性もありますので、
もし”いいかも”と思ったところがあったら、
そこは自己責任で取り入れてみてください^^;
それと今回は、
【リポーターオーディション】だったので、
その目線で考えてみます。
まず、
どのくらい話していいのか、
ですが、
適正な尺は均一ではなくて、
聞かれたことに対して過不足なく答えられたら、
それがその人の適尺だと思います。
長いな、と思う人もいれば、
もっと話したらいいのに、と感じる人もいるし、
収めてきたな、という人もいます。
優劣で言えば、
収める>短い>長い
でしょうか。
時間のコントロールは難しくて、
短時間でアピールせねばと焦り、
ついつい長くなる人が多い気がします。
【長く喋っても損することがある】
というのは意識しておいたほうがよさそうです。
聞かれたこと以上のことを話す時は、
とにかくコンパクトにまとめること。
時間は有限なので、
他の人の審査時間を奪うことになります。
空気が読めない、と思われても損です。
それと、話が長くなると、
着地点を見失いがちです。
Sponsored Link
質問に対しては、
まずは答えをズバッと返す。
答えの後に補足情報を足す。
そして足しすぎないこと。
喋り終わりには、
ちゃんと「。」を付けること。
「。」を打てないと、
何度もぐるぐる同じ話をしてしまう恐れがあります。
※まさに今日感の反省会の時の僕のように…
↑関係者爆笑
審査員の手元にある自分の資料ですが、
全ての人が全てを読んでくれるわけじゃありません。
資料に記載してあることは、
改めて言葉にしてもいいかもしれません。
言っておくことで、
会話の糸口になることもあります。
言わなかったから、
せっかくのアピールポイントも、
スルーされて終わるかもしれません。
もったいないです。
『NGはありますか?』ということを聞かれた時は、
『ありません』が正解だと思います。
ただし、体質的な問題などがあるならば、
きちんと伝えておく必要があります。
アクロバティックな特技があるならば、
それを見せられない服装をしていくのも、
もったいないことです。
『やってみて』と言われることを予測して、
そのパフォーマンスができる服装で臨みましょう。
さらに、
『やってみて』と”言わせる”空気を作るのも、
プラス査定への第一歩です。
『どんな番組を見てますか?』
という問いに対しては、
まずはオーディションを開催している番組を挙げるのは、
マストだと感じました。
ゴマをするとかそういうことではなく、
ちゃんと研究してますアピールができるからです。
『あのコーナーが好き!』
『あの空気感が好き!』
『テロップの打ち方が好き!』
なんて言われて嫌な制作者はいないはず。
その上で、
他にはどんな番組を見ているのか、
なぜその番組が好きなのか、
何を感じているのか、
を答えられたらいいのかなぁ、と。
※全くテレビを見ずに活躍されてる方も、
たくさんいらっしゃるので、
ちゃんと見ていることが正解ではないです。
天才は見なくていいのかもしれません。
天才に近づくには勉強して秀才を目指すのみです。
天才と言われる人たちも、
相当な努力を積まれているわけですが…
魅せる系の特技なら、
一番盛り上がるところを、
止められるまでやったほうがいいです。
カットがかかるまでやる業界なので、
遠慮せずにやりきりましょう。
もっともっとできることはあると思いますが、
明確に、的確に、端的に答える、
ということは自分でできることなので、
ぜひ意識してもらいたいところです
最後に、
オーディションの後、
反省することは大事ですが、
落ち込む必要はないです。
自分という人がいる、
というのを相手に覚えてもらえたら、
きっと後につながります。
見てくれている人は、きっといます。
いつか来るその時に備えて、
さらなる準備をしておくのが、
自分にできることじゃないでしょうか。
あ、あと、
【言うこと聞きそうな感じ】
も大事だと思います(笑)
滅私奉公。
自己満足より自己犠牲。
だけど、
自分を殺しすぎても、
ダメなんですけどね。
真面目な性格なので、
毒がないことが僕の課題です。
だから、オネェキャラで喋る時間は、
開放感に満ちています♡
正直な話。
オーディション風景を見ていて、
自分が横並びで受けていたとして、
受かる自信はありませんでした^^;
英語が話せるという人も多くて、
時代の流れを感じました。
偉そうにつらつらと書きましたが、
オーディションに同席させてもらったことは、
勉強にもなったし、
刺激もらいまくりました。
才能ある人たちがいる中で、
その人たちが僕を見て、
チョロいなと思われないように、
がんばります。