週刊モーニングに連載中の『ドラゴン桜2』の59限目の中に、算数や数学が不得意な僕にとって気になる話が出てきました。
『ドラゴン桜2』は前シリーズ『ドラゴン桜』と同じく、東大合格に程遠い偏差値の高校生たちが様々なスキルを駆使しながら学力を伸ばし、東大合格を目指すストーリーです。
『ドラゴン桜2』では現代らしくスマートフォンやアプリを使った勉強法も紹介されていたりして、“今”ならでのストーリーになっています。
そんな中で出てきたのが『数学の得手不得手は小学2年生時の算数の習熟度で決まる!?』という話。
小学2年生の算数の思い出といえば『九九』を学んだことくらいでしょうか。
翌週のドラゴン桜2は休載だったためその真意は今週のモーニングで明らかになりますが、その答えが待てなかった僕はついつい『計算力が上がりそうな定規』をフライング購入してしまいました。
計算が苦手な方やこれから算数を学ぶ子どもたちの筆箱にも入れておきたい“不便なものさし”の話です。
もくじ
ドラゴン桜2の59話のあらすじ
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勉強合宿中の早瀬と天野が今作では弁護士となった元龍山高校教師・桜木の指示のもと、制限時間3分の算数100問テストに挑戦中。
桜木に煽られ怒りに燃えた2人は数度のチャレンジの末に見事クリア。
数学偏差値が東大合格には程遠い2人に対して桜木が、数学における計算力の重要性を説きます。
そしてその計算力の差が生じるのは小学校2年生の算数であると断言します。
そもそもなぜお前たちは数学が苦手か。
最大の理由は計算力の弱さだ。
数学が得意な生徒は計算力が強い。
つまり数学が得意になるためには計算能力の高さが条件なのだ。
(中略)
計算力が弱い時点で二人はできる生徒と圧倒的な差が生じているのだ。
しかしこの差は高校生になって生じるものではない。
小学校の算数の勉強を始めた頃から現れるのだ。
差が生じる時期は小学校2年生の算数!
小学校2年生で算数をしっかり勉強したかどうかでその後の算数数学の得意不得意に分かれる。
さらに中学高校の勉強ができるできないが決まる!
何となく学ぶ中で『算数や数学は苦手』という意識が芽生えてしまい、“文系を選ぶ”というより文系に逃げざるを得なかった僕としては、できることなら小学校2年生からやり直したい気分です。
が、それは不可能。
ただ、ありがたいことに娘はまだ5歳。
文系な親でも算数・数学好きになる環境作りができるかもしれないヒントが描かれるであろうドラゴン桜2の60話から目が離せません!
京大限定|素数ものさし
計算マストな定規
ある朝、僕はモーニングショーの『フォーダム大卒業式目前・小室さん特集』を見ていました。
大学グッズを紹介する中で出てきたのが京都大学オリジナル文房具のひとつ『素数ものさし』(2013年発売)
“素数”にしか目盛りがないので毎度頭を使わなければならないものさしなので、長さを測る度に頭が鍛えられるというもの。
ドラゴン桜2の桜木先生にあてられていた僕は思わず衝動買いしてしまいました^^
定価は577円(←素数)
Amazonでは価格がだいぶ上乗せされてますがちゃんと素数でした(笑)
2019年5月26日現在でこの価格の出品は見られませんが、他の出品者も素数で出品していました(笑)
素数ものさしの使い方
全長18cmで目盛りは素数のみ
定規なので線を引いたり長さを測ったりするわけですが、18cmの間にセンチの目盛りは、
- 2cm
- 3cm
- 5cm
- 7cm
- 11cm
- 13cm
- 17cm
しかありません。
それ以外の長さを測れないかというとそうではなく、1〜18cmの目盛りがこの1本の中に隠されています。
算出例
- 1=3-2
- 2=2
- 3=3
- 4=7-3
- 5=5
- 6=11-5
- 7=7
- 8=13-5
- 9=11-2
- 10=13-3
- 11=11
- 12=17-5
- 13=13
- 14=17-3
- 15=17-2
- 16=18-2
- 17=17
- 18=フルサイズ
取説には24以下の自然数が全てこのものさしに隠されていること、4以上の全ての偶数は2つの素数の和で表せて、7以上の奇数は3つ以下の素数の和で表せるということも書かれていました。
頭を使わない現代人に
ネットとスマホのおかげで頭を使わなくて済む生活になってしまいました。
長さを測る時も『ARアプリ』の登場でものさしやメジャーを使う機会すら奪われようとしています。
便利さに浸っては衰えていくばかりです。
大人はそれでよくても、子どもをそんな環境に浸らせてしまってはのびしろを奪うことにもなりかねません。
大人だって老後に向けて脳を働かせておいたほうがいいことは言うまでもないわけです。
最近、定規で線を引いたり、長さを測ることに興味を持ち始めた娘にプレゼントしてみました。
これがいつの日か娘の計算力強化、そしてパパのボケ防止に繋がることを願うばかりです!
不便益システム研究所
この『素数ものさし』は不便益システム研究所によるものです。
そして不便益の「不便」とは、
頭を使うor体を動かすといった手間がかかることを意味しており、手間をかけることで主目的を達成するだけではなく、副次的に得られる益のこと。
なんだとか。
手間暇を惜しんではいけませんね!
≪…そもそも素数とは?…≫をノ(ζ(ゼータ))亀の[模様]の[ものさし]があるといいなぁ~
[偶奇性]や[完全数]の『眺望』になるかも・・・
≪…正の整数で1以外の数…≫を、【 整数で1以外の数 】の素数を【+ -】の数の進む方向が【10までの刀模様の物差し】がオモシロそうです・・・
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
⦆( ) * ) * ) * * * の模様は、右に進む
表 裏 表 裏 表 裏 表 裏 表 裏
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
* * * ( * ( * ( ) ⦅ の模様は、左に進む
表 裏 表 裏 表 裏 表 裏 表 裏
透明なスケールなら、表裏で模様が完成する。
[1]の模様(刀札)の[ ⦆]と
[10]の模様(刀札)の[⦅ ]が
物差しの数の進む方向 + - を決め、数直線のイメージになる。
自然数を『刀札』に割り当てジグザグ模様から素数に + ‐ を持たせ整数を理解できそうだ。
『幻のマスキングテープ』の 10までを物差しとするものだ。
この物語の淵源は、絵本で・・・
もろはのつるぎ (有田川町ウエブライブラリー)
数学の基となる自然数を大和言葉の【 ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と 】からの送りモノとして眺めると、十の物指は、
一より習い十を知り 十よりもどるその一
の意味をモツ[五色の物指](五蘊物指)になるとか・・・