前澤友作さんが立ち上げた新サービス、
KABU&
“カブアンド”
が気になりますよね。
KABU&のサービスを利用することでもらえるのはポイントではなく、1枚1円の“株引換券”。
その株引換券はKABU&の株と交換できます。
株価の見込み額は1株5円。
※発行価格の最終決定は2025年4月25日
KABU&上場時の株価次第で1株5円以上の価値を生み出してくれる可能性を秘めているわけです。
もちろんその逆もあり得ることを想定しなければなりませんが、普通、株って身銭を切って購入しますよね?
でもKABU&はサービス利用特典としてもらえる株なので、あくまでもかかる費用はサービス利用料のみであり、株に関しては“手出しゼロ”なんです。
考えられるリスクとしては、
- カブ&ピース社が上場できずに株を売却できなかった場合
- 発行価格より高値で利確できなかった場合
くらいでしょうか。
つまり実質的にはノーダメージだし、支出ゼロで株デビュー・株保有できるという画期的なサービスなのです!
しかし…
せっかく株(引換券)がもらえても、スマホプランとしての満足度が低ければ本末転倒。
KABU&モバイルのプランに乗り換えるだけの価値があるのか、気になるメリット・デメリットなど、早速調べてみました。
もくじ
KABU&モバイル
KABU&の中で還元率が一番高い
画像引用元:KABU&モバイル
KABU&は、
- KABU&でんき
- KABU&ガス
- KABU&モバイル
- KABU&ひかり
- KABU&ウォーター
- KABU&ふるさと納税
の6サービスからスタートします。
画像を見ていただいてわかるとおり、一番還元率が高いのがモバイルです。
通常会員は還元率10%。
月額500円のプラス会員になれば倍の20%になります。
料金プランは5タイプ
月額基本料 | 株引換券枚数 | 交換可能株数 | |
3GB | 1,078円 | 通常会員107枚 プラス会員215枚 |
通常会員21株 プラス会員43株 |
5GB | 1,298円 | 通常会員129枚 プラス会員259枚 |
通常会員25株 プラス会員51株 |
10GB | 1,738円 | 通常会員173枚 プラス会員347枚 |
通常会員34株 プラス会員69株 |
20GB | 2,178円 | 通常会員217枚 プラス会員435枚 |
通常会員43株 プラス会員87株 |
50GB | 3,828円 | 通常会員382枚 プラス会員765枚 |
通常会員76株 プラス会員153株 |
通話定額オプションは3タイプ
月額料金 | 株引換券枚数 | 交換可能株数 | |
5分以内/回 | 550円 | 通常会員55枚 プラス会員110枚 |
通常会員11株 プラス会員22株 |
10分以内/回 | 935円 | 通常会員93枚 プラス会員187枚 |
通常会員18株 プラス会員37株 |
無制限 | 1650円 | 通常会員165枚 プラス会員330枚 |
通常会員33株 プラス会員66株 |
その他オプションサービス多々
- データチャージ:550円/1GB
- データ翌月繰越:無料
- 子ども向けフィルタリングサービス:396円
- キャリア別留守電サービスなど
- 初期費用・事務手数料:3300円
- SIMカード再発行手数料:2310円
ドコモ・au・ソフトバンクから選べる
回線はドコモ・au・ソフトバンクから選択可能。
利用中のキャリアと同じ回線を選んでおけば、エリア的な心配は無用です。
ただし、回線速度については要注意。
KABU&が各キャリアから帯域を借りてサービスを提供するので、同じキャリアに利用者が殺到してしまうと満足のいく速度が出ない可能性があります。
事実、
画像引用元:KABU&モバイル
サービス開始直後、公式サイトではソフトバンク回線の受付を停止しています。(※2024年11月22日現在)
これはKABU&がソフトバンクから借りている帯域分では賄えなくなったからだと予想されます。
KABU&がソフトバンクから借りる帯域を増やせば、受付は再開されるはずです。
このあたりはKABU&のマネジメント次第。
今月は遅いけど翌月は速くなる。
今月は速いけど翌月は遅くなる。
ということが起こり得ることは理解しておきましょう。
eSIMにはまだ未対応
KABU&モバイルで選べるのは今のところSIMカードのみです。
eSIMに対応すれば、デュアルSIM化することで株引換券をもっと集められるようになるので、eSIM化はぜひとも急いでいただきたいところです。
KABU&モバイルの
メリット・デメリット
KABU&のメリット
①株がもらえる。
KABU&の最大の特徴でありメリットとなるのが、将来的に株を保有できることだと思います。
上場時の株価次第で多大な利益を生み出してくれる可能性(※逆も然り…)があるし、株主優待で何かしらがおトクになるかもしれません。
1ポイント1円で使えるポイントももちろん魅力的ではありますが、“のびしろ”があるのは断然“株”です。
まずやるべきは株引換券をどんどん集めて、KABU&の株を増やしていきましょう。
②コスパ良し。
月額料金がちゃんと安いです。
金額とデータ量を見ると楽天モバイルにかなり近い料金設定です。
ドコモ・au・ソフトバンク回線を楽天モバイルの料金で使えます。
大手キャリアから乗り換えた場合は確実に安くなるし、成長性のある株がもらえると考えれば、コスパはかなり良いと言えるのではないでしょうか。
③株とポイント二重取り。
KABU&を使うことで株がもらえます。
さらにKABU&の料金をクレジットカードで払うことでポイントがもらえます。
貯めたポイントは買い物で使えば1ポイント=1円ですが、ポイント運用すればそれ以上の価値になる可能性もあります。
僕のPayPayポイント運用画面
KABU&のデメリット
①MAX50GB。
これをデメリットとしてしまうのはKABU&に申し訳ない側面もありますが、毎月100GB近く使っている僕にとっては、ちょっと足りない。いや、かなり足りない。
毎月の使用データ量が50GB以上の人にとっては、データ最大50GBというところが足枷になるかもしれません。
ただし、KABU&がeSIMに対応してデュアルSIM運用できるようになれば、
- 50GBプラン+20GBプラン
- 3828円+2178円
- データ70GBが6006円
みたいな使い方もできるようになります。
データ量だけを考えれば他社と組み合わせてもいいですが、株引換券をたくさん集めたいのであればKABU&のみでのデュアルSIM運用が理想。
せっかくドコモ・au・ソフトバンクから選べるだけに、繰り返しになりますがeSIM対応は急いでもらいたいところです。
②海外非対応。
これもデメリットとしてしまうにはKABU&に申し訳ないのですが、ahamoや楽天モバイルのようにそのまま海外でも利用できるプランが存在します。
そこに魅力を感じて両プランを利用中の人にとっては、KABU&の海外非対応というところがデメリットになるかもしれません。
カブアンドモバイル、
まだまだ始まったばかり。
KABU&のプランを一通りチェックしてみましたが、スマホプランとしては過不足なく選択肢が用意されている印象です。
データをちょっとしか使わないという人も、たくさん使う人も、自分に合うプランがきっとあります。
50GBを超える人も、やり方次第でなんとかなります。
ドコモ・au・ソフトバンク回線から選べるし、通話定額オプションもあるので、これまでと同じような使用感でKABU&モバイルを利用できるはずです。
ショップや窓口がなかったり、eSIMに対応していないなど、少し物足りなさを感じるところもありますが、KABU&はまだまだ産声を上げたばかり。
SNS巧者の前澤さんですから、利用者の反応を汲み取りながら改善してくれるはず。
株のみならず、モバイルサービスとしてものびしろがあるのではないかと感じました。
何より、株をもらえるというのがおもしろいじゃないですか。
ぜひ利用者には株を配りながら、既存キャリアのお株を奪うサービスを展開していただきたいところです。
2024年11月20日に誕生したKABU&モバイル。
僕の誕生日も11月20日。
同じ誕生日のご縁で、使ってみようかな…
ちなみに…
利用額に応じてビットコインが貯まるbitFlyerカードをご存知ですか?
年会費無料の水色のカードは還元率0.5%、年会費がかかるプラチナは還元率1%です。
このカードでKABU&の料金を払えば、“ビットコインと株の二重取り”ができちゃいます!
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