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じいちゃん、やっと大好きなばあちゃんに会えるね。

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「祖父(父方)の容態がよくない」
という連絡があったのがおとといの夜。

きのうの朝、
1人で顔を見に行きました。

病室で横になるじいちゃんは、
よくないと聞いていた割には、
看護師の方の話だと、
入院当初よりも持ち直してるという話でした。

穏やかに、
僕の目をまっすぐに見ながら、
話を聞いてくれていました。

別れ際に手を振ったら、
振り返そうとしてくれているような。
そんな素ぶり。

あとから聞いたら、
手を振るなんて稀なことだったんだとか。

記憶に霧がかかっている中でも、
僕だと、孫だと、わかってくれてたんでしょうか。

「今度はひ孫も連れてくるね」
「元気になってね」
と伝え、病院を後にしました。

去年米寿を迎えたじいちゃんが、
今朝、息を引き取りました。

穏やかな最期だったようです。

母方の祖父母、
父方の祖母はすでに他界し、
もうじいちゃん1人しかいませんでした。

みんながもう、思い出の中に。

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祖父が元気な時は、
いろんなところに連れてってくれました。

思いを言葉にしない、
昔ながらの不器用な人。

だから、
ばあちゃんに対して、
あまり言葉を尽くさなかったじいちゃん。

僕が20代前半の頃、
じいちゃんばあちゃんが住む家に、
間借りさせてもらったことがありました。

ばあちゃんは、
夜遅くまで僕の帰りを待ってくれてたり、
朝晩ご飯を用意してくれたりと、
面倒を見てくれました。

でも、生活リズムの違いによる負担増で、
ばあちゃんが体調を崩してしまうことがありました。

その時に、
じいちゃんからは、
「としふみ、出て行ってくれ」
と言われました。

当時は、
『きついこと言うなぁ。。。』
と思った記憶がありますが、
あれはばあちゃんを慮っての言葉だったんだと、
のちのち気づくわけなんですが。。。

2013年にばあちゃんが亡くなった時、
「ばあちゃんは愛嬌があって、かわいい人だった」
と言ったじいちゃん。

天国でちゃんと伝えてくれたら。。。
と願うばかり。

ばあちゃんというかけがえのない人が、
そばにいなかった約4年。

寂しさはいかばかりか。

老衰だったそうです。

じいちゃん、やっとばあちゃんに会えるね。
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かなしさよりも、そんな気持ち。

じいちゃん、ありがとう。
やすらかに。。。

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