ゼロ票確認にチャレンジするのは今年の参院選で2回目。
前回は(何の選挙だったかな…)家を出るのが遅れてしまい、投票所に到着したのが午前6時40分。
流石に長い列ができているのだろうなぁと思っていたら、まさかの2位。
もうちょっとがんばればゼロ票確認もできそうだったので、今回はもう少し早く家を出てみることに。
午前3時半起床。
早すぎたのでそこから録画しておいたテレビ番組をチェック。
で、ふと時間をチェックするとあっという間の5時55分。
画像:スマホ待ち受け画面
これは今すぐ行けという暗示的な時間!?と思わずにはいられなくて投票開始1時間5分前に家を飛び出しました。
僕の参院選、備忘録です。
もくじ
投票所までの道のり
朝5時55分、出発。
暑い日が続いていますが、朝はやはり清々しい。
投票所までは歩いて5分ほど。
すでに1日が始まってる人はたくさんいるわけですが、街行くすべての人が”ゼロ票確認ガチ勢”なのではないかと思えてしまい、小走りに。
道すがら数人を無意味に追い抜き、投票所に到着。
学校には正門と裏門があるじゃないですか。
わが家からは裏門のほうが近いんです!
だから最短距離で裏門に来たんです!!
なのに!!!
柵を乗り越えたい気持ちをグッとこらえて、正門へ回ることに。
でも正門まではぐるぐるぐるーっと回らなくちゃいけないからかなりのタイムロス。
そうこうしている間にも誰かが一番乗りしちゃってるんじゃないかと不安なもんだから、100m以上200m未満くらいの距離をダッシュするしかない。
道すがら休日の朝に相応しくない騒々しい足音を響かせてながら走ってしまったため、お散歩中のご婦人を追い抜く時に驚かせてしまいました。ごめんなさい。
そんなこんなで正門到着。
正門は開いていました。
よかった。
あとは僕より先に並んでる人がいなければ…
体育館へ急げ…
扉が見えてきた…
誰もいないでくれ…
頼む…
どうか一番乗りさせてくれ…
福岡くん。の歌うま選手権は5位だったけど『今日はパパ一番になれたよ!』って娘に報告したいんだ!
ラジオでゼロ票確認できた話がしたいんだ!
あと10m…
5m…
3m…
1m…
並んでいる人は…!?
いなーいっ!!!
一番乗りーっ!!!
人生初ゼロ票確認権獲得ーっ!!!
6時3分、汗だくだくで全然清々しくない朝になりましたが、無事に最初の目標を達成することができました。
スタッフの方に
ちょっと驚かれる
到着してからしばらくは、僕、設営スタッフ仲間だと思われていたようです(笑)
ご挨拶したタイミングで“一番乗り認定”されまして、投票開始時間である午前7時になったらひとりだけ中に入って空箱確認することなどのゼロ票確認説明がありました。
午前7時の時点でその場にいなければ他の人にゼロ票確認権が移る旨の説明もありましたが、入口で待つつもりであると伝えると、椅子を準備してくれました。
椅子のおもてなしのほか、ダッシュしてしまったがためになかなか汗が引かない僕に扇風機の風を向けてくれたりもして、なんだかあたたかい気持ちになりました。
ちなみに…
- 待つ間に蚊に4か所刺されました。
- 2番目の人が来たのは6時50分頃でした。
- 夏場のゼロ票確認待ちにポータブル扇風機と虫除けケアは必須。
!
いよいよゼロ票確認へ
午前7時。
この時点で並んでいたのは僕を含めて5人。
2番目以降の人に今からゼロ票確認がある旨の説明があり、僕はいざ中へ。
動線は通常通りです。
最初の受付で候補者名を書く投票用紙を受け取り、記名し、投票。
次に政党名を書く投票用紙を受け取り、記名、投票の流れ。
いつもと違うのは投票時。
投票箱のフタが開いています。
中身を確認するよう促され、空であることを確認。
箱の中。
箱の中から。
中が空であることをみんなで確認し、
蓋をして、投票。
なんか、より強く『この一票に込めた願いが実りますように』って思っちゃいました。
空箱の写真撮影許可は場所および担当者によるようです。
『写真撮ってもいいですか?』と聞くと、
『いいですよ』と即答いただきました。
撮りたがりが来たのは初めてじゃなかったのかな?
今後ゼロ票確認したいと考えている人は、事前に確認してみてください。
失われた30年
“失われた30年”という言葉を聞くたびに、僕の人生の4分の3は失われた時間だったんだな、とちょっと悲しくなります。
しあわせな時間を過ごせているとはいえ、日本が先進国か、豊かな国かと問われれば、答えはNOです。
その責任が政治にあるとするならば、もう”与党”のせいでずっと30年を失い続けているということになる。
だから僕はいつも変化を期待して投票しています。
党や候補者の善し悪しを言うつもりはないけど、投票しない人に『それでいいのか』とは強く言いたい。
無難な選択は過去を繰り返すだけです。
福岡は常々投票率が低くてびっくりしました。
▶︎日経クロストレンド|投票率1位は山形県、最下位は山口 21年衆院選投票率ランキング
ダサくないですか?
食べ物おいしい。
都会と自然のバランス最高。
美人多い。
空港近い。
住みやすい。
人がいい。
でも投票率激低。
今の日本のままでよければ、選挙に行かない人は行かなくていいでしょう。そのかわり今までと変わらない政治が続くだけ。
でも少しでも変化を期待するなら、やっぱりひとりひとりがいつもと違う行動=投票しないことには、変化は起きないんだろうと思います。
まぁ、波乱はないだろうけど、高い投票率で『どんな政治をするのか見てますからね』という”圧”ぐらいかけたいじゃないですか。
受け売りですが、
安定は安く定める
落ち着くは地に落ちて底に着く
と言われて、腑に落ちたことがあります。
そう考えると、安定とか落ち着くとかは変化のない停滞でしかないのかなと。
どうか次の10年が失われませんように…