![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/phonto-8-1024x576.jpg)
現時点で360度カメラの中で(プロ向けの機材を除けば)最高画質間違いなしであり、しばらくはトップクラスであり続けるであろうモンスターカメラがわが家に到着しました。
insta360 ONE RS 1インチ360度版!
※僕はAmazonにて定価で買えましたが、今は品薄で高騰しています。現時点ではinsta360公式サイト・楽天市場・Yahoo!ショッピングで買ったほうが良さそうです。(2022年7月3日現在)
僕ね、
って決めてたんです。
家族からは、
とツッコまれてしまいましたが…確かに僕はiPhoneに直挿しするスタイルの360度カメラ『Giroptic iO』を所有していました。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_0749-1.jpg)
Giroptic iO
動画解像度1920×960/30fps
静止画解像度3840×1920
有効画素数966万画素
73×35mm・70g
ライブ配信対応
当時3万円弱で購入
“iPhoneの充電端子に挿すだけ”という使いやすさ、撮りやすさが魅力のカメラで旅先でもよく活用していました。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1815370318560258&set=a.144269132337060&type=3
⇧撮影|Giroptic iO|360度写真
その他作例|1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11
が、残念ながらGiroptic iOアプリが最新OSに対応せず、iPhoneで使えなくなってしまったんです。
以来、360度カメラ空白期間を過ごしていたのですが、360度カメラの情報収集だけは続けていました。
で、insta360 ONE X2が良さ気だなと思っていたんです。
でも、これには手を出しませんでした。
なぜならこのカメラが発売されたのは2020年10月のこと。
そろそろ後継機となるであろうinsta360 ONE X3を名乗るカメラが発売されるんじゃなかろうか…と目論んでいたわけです。
そんな中、2022年6月28日火曜日夜10時にinsta360新モデルが発表されることになり、
とワクワクしながら正座して待ち構えていたところに発表されたのが、
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/DSC08839-1024x741.jpg)
insta360 ONE RS 1インチ360度版だったわけです。
insta360 ONE X2の後継機ではなかったけど、
ライカと共同開発した2つの1インチセンサーカメラを搭載した”モンスタースペック”
通常版(本体のみ)ですら11万8800円という”モンスタープライス”
喜びと絶望で震えました。
まずは、
と全力でツッコんだわけですが、やっぱり非の打ち所がないわけですよ、この360度カメラは。
見た目良し。
スペックよし。
買うつもりはなくても、とりあえずウインドウショッピングはしますよね。
オフィシャルサイトの購入ボタンをクリックすると3つのショッピングプラットフォームが提示されます。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/phonto-3-1024x791.jpg)
すべてのプラットフォームを巡りながら一番安く買える方法を模索しました。
見えない自撮り棒・microSD・三脚などがセットになったパッケージや、insta360Care・insta360延長保証などのオプションを選択できます。が、購入時に普段貯めているポイントを使えないので、商品代金満額を支払わなければなりません。(←当たり前のことなんですが…)
ポイント8.5倍(※僕の場合・時期による)なので実質9722円引きで買えますが、通常版しか見当たらないためmicroSDカードや自撮り棒は別途購入しなくてはなりません。(※将来的にプレミアムキットなどが販売される可能性はあります)とはいえ楽天ポイントが貯まっていればさらにお得に買えることになるし、楽天カード以外のクレジットカードでも分割払い可。月々の支払い額を抑えることはできそうです。
Amazonギフト券とAmazonポイントを利用できます。Amazon Mastercardがあれば分割払いも利用できます。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2021/11/phonto-5-1024x568.jpg)
Amazon Mastercardは申込後カードの到着を待たずに利用でき、新規入会ポイントもすぐに付与されるので、まだお持ちでない方は先に申し込んでからの購入をおすすめします。僕はAmazonをよく利用しているからか入会特典は10000ポイントでした。
※Amazonにて定価超え出品を確認。購入前に価格をご確認ください。
※購入時はAmazonでも定価で販売されていました。
で、こうなりました。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1460-1024x468.jpg)
すでに新規入会ポイントは消費済みでしたが、手持ちのOSMO POCKETを1万1700円で売却していたので、
実質7万7844円。
さらに使っていないカメラレンズなどを売却すればもう少し実質価格は下げられそう…それを10回で割れば…(分割手数料はかかるけど…)
高いけど…
高いんだけど…
でも一気に11万8800円が飛んで行くよりもマシ。
そして実物を目の前にして言えることは、
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/DSC08838-1024x700.jpg)
ってこと。
前置きが長くなりすぎてごめんなさい。
満を持して“insta360 ONE RS 1インチ360度版”の開封、レビューをはじめます!
もくじ
RS 1インチ360度版
開封の儀
パッケージ・同梱品チェック
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/DSC08798-1024x684.jpg)
発表直後に一度Amazonのカートに入れたんです。その時点で在庫はわずか4台。購入するかどうか悩みに悩んだ末に意を決して購入ボタンを押したものの時すでに遅し。すでに在庫0で購入できず。後悔先に立たず。でもとりあえずほしい物リストに登録。で、未練たらたらで頻繁に在庫チェックしていたところ、翌日に在庫が復活するという奇跡!チャンスの女神にうしろ髪はなし。即カート・即購入。6月29日注文で7月2日到着。思ったより早く届けてもらえて感動。商品名は、
insta360 ONE RS 1インチ360度版
RSの派生版なので、公式サイトではinsta360 ONE RSを持っている人向けに1インチ360度レンズ・バーティカルバッテリー・マウンティングブラケットがセットになったアップグレードバンドルも用意されています。よくよく考えるとinsta360 ONE X2はすでに完成の域に達しているし、さらなる進化を図るならRSのようにモジュールを組み合わせることで使う人のニーズに寄り添う商品の方が可能性・持続性があるのかなと。insta360経済圏に長居することになりそうです。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/DSC08799-1024x684.jpg)
本体とご対面。先に同梱品をチェック。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/phonto-4-1024x684.jpg)
レンズキャップ以外は箱に戻しました。充電ケーブルはUSB-C to USB。個人的には両端USB-Cがよかったんですけどね。手持ちのUSB-Cケーブルでカメラとパソコンを繋いでみましたが、問題なくデータ転送できました。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/DSC08804-1024x684.jpg)
コア用の端子ロックカバーが付属していますが、360度1インチ版(縦スタイル)で使う限りは必要ありません。
外観デザイン全方位チェック
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/phonto-5-1024x684.jpg)
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_706D61111A16-1-1024x495.jpg)
前後左右
カメラ部・コア部・バッテリー部がくっついてこの形になっています。あらためて特長としては、
- ライカとの共同開発
- デュアル1インチセンサー
- 6K360度映像
- 2100万画素の360度写真
- 暗所も得意
- FlowState手ブレ補正(6軸)
- IPX3相当
- 耐水
- 幅:53.2mm
- 奥行き:49.5mm
- 高さ:129.3mm
- 重量:239g
- 連続撮影時間:62分
- 充電時間:90分
“ライカ共同開発の1インチセンサーカメラを2台搭載しながら12万円を切っている”と考えると『高すぎないのかもしれない』と思えてしまうのは購買直後の麻痺状態だからか。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_63F832EC3C75-1-1024x536.jpg)
1インチ&強力手ぶれをアピール。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1956F66D5CDE-1-1-1024x498.jpg)
質感良すぎ。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/Exported_Image_2022-07-03_00-25-58-1024x685.jpg)
ブラケットの隙間からマイクとスピーカー
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/phonto-6-989x1024.jpg)
分解するとこんな感じ。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_F7AC2FBB9153-1-1024x524.jpg)
1インチ360度カメラモジュール
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1587-967x1024.jpg)
コアパーツ
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1588-1024x354.jpg)
バッテリーパーツ
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/DSC08840-911x1024.jpg)
レンズキャップ装着時
メモリーカードについて
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1600-1024x541.jpg)
RS 1インチ360度版《通常版パッケージ》はメモリーカードを別途購入しなければなりません。insta360オンラインストアでも64GBのメモリーカードが1820円で販売されていますが、まずは多数ある手持ちのmicroSDでテストしてみました。microSDに関しては公式サイトに以下の記述があります。
推奨microSDカード:UHS-Iバスインターフェース、動画スピードクラスV30(このクラスのみサポートします。これよりも速いまたは遅いスピードクラスはサポートしません)、exFATフォーマット、最大容量1TB
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1504-1024x732.jpg)
事実、Error表示されてしまうメモリーカードもありました。2015年に購入したトランセンドのmicroSDXC64GBは読み込んでくれましたが、空き容量30GBほどで撮影可能時間は40分。64GBあれば充分だとは思いますが、6K動画データは嵩張るかなーと思いトランセンドの128GB Class10 UHS-I U3 V30を購入。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1599-1024x538.jpg)
128GBだと6K360度動画を2時間12分撮影できます。メモリーカードに関してはサードパーティー製のものでも良さそうです。
見えない自撮り棒
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1597-1024x594.jpg)
RS1インチ360度版が対応するオフィシャル自撮り棒のサイズは70cmと120cm。120cmのほうは収納時23cmで147g。70cmのほうは収納時15cmで重量95g。今回はコンパクトな70cm自撮り棒にしました。
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1598-1024x354.jpg)
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/phonto-7-1024x673.jpg)
メタリックな質感ですが重くないです。70cm自撮り棒(収納時)の長さはiPhone13miniよりちょっと長いくらい。RS1インチ360度版は非常に持ちやすいサイズ感・フォルムではありますが、イカした動画を撮りたいなら“見えない自撮り棒”はマストです。
RS 1インチ360版
撮影モードについて
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_1589-994x1024.jpg)
バースト
スターラプス
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HDR写真
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タイムラプス
タイムシフト
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こんな動画が撮れるようになります!
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2020/10/1686097920092-320x180.jpg)
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2020/09/IMG_DADF4E9CC676-1-320x180.jpeg)
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2020/10/1D48DFEE-D0C5-4718-8606-82C075CB5754-320x180.jpeg)
![](https://harulog.jp/wp-content/uploads/2019/01/IMG_9587-320x180.jpg)
おぉ購入おめでとうございます!
是非、OSMOポケットとの画質の違いをレビューしてほしいです!
動画映像のレビューはそこらじゅうにあるのですが、暗所、明所含めて、静止画像のレビューがどこも乏しいかもしくは全くなく、物足りません。静止画の方が画像のシャープネスやコントラスト、それと大型の1センチセンサーということで一番問題になりそうなのが至近距離の合焦(最短合焦距離)なのですが、そういう基本のレビューが全く見かけられません。つまりその辺りがメーカーとしては弱点なのかなーと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。