2020年10月23日、フルサイズミラーレスカメラ『α7C』が発売日当日に無事到着しました。
ソニーストアで注文したのは発売日からちょうど1か月前となる9月23日。
発売日に届くはずと信じて待ち続けた1か月。
しかし前日には届くはずと信じていたソニーストアからの商品発送完了メールがなかなか届かない。
発売日ゲットは絶望的かと思っていたらなんと23日午前0時5分に商品発送メールを受信。
ソニーさん、ばり焦らすやん(笑)
そんなこんなで無事に“ソニーの意欲的なミラーレスカメラ”をゲットすることができました。
まずは開封の儀を執り行いましたので、
- α7Cボディ
- SEL2860(レンズ)
- シューティンググリップ三脚
をじっくりと愛でていきたいと思います。
もくじ
なぜα7Cを選んだのか。
APS-C機からのステップアップ
基本的に写真・動画撮影ではスマホ・OSMO POCKETをメインに使っていましたが、娘の運動会やおゆうぎ会など”ここぞ”という時には手持ちのNEX-5Tを使って撮影していました。
https://harulog.jp/11171.html
センサーサイズが小さなカメラばかりで撮影していた僕にとってAPS-CセンサーのNEX-5Tの画質は驚異的だったわけですが、そんな感動画質のNEX-5Tも使い始めてから6年以上が経過。
センサーの魅力は色褪せませんが、カメラスペック自体は時代遅れになっていました。
もしソニーのカメララインナップから新しいカメラを購入するなら、次は長く動画が撮れるよう、NP-FZ100バッテリー対応カメラがいいなと思っていました。
そうなると、
- α6600(APS-C)
- α7シリーズ(フルサイズ)
の2択。
もしα7Cが出てなければα6600にしていたと思います。
ところが、
“コンパクトなカメラがいいな”
“フルサイズを使ってみたいな”
という欲望を叶えてくれるα7Cが、絶妙なタイミングでリリースされることを知ってしまったのです。
NEX-5Tを購入したのは長女の誕生がきっかけでした。
まもなく次女が生まれてくるこのタイミングで『フルサイズカメラにステップアップしてもいいかな』と思ってしまった僕は、我慢できずに購入ボタンを押してしまいました(笑)
長時間、動画を撮りたい
NEX-5Tは動画撮影が20分で自動停止する仕様なんです。
20分以上撮り続けることはあんまりないんですけど、たまに勝手に撮影が止まって『あれっ?』ってなることはありました。
だから次に買うカメラはNP-FZ100バッテリーのカメラがいいと思っていました。
FZ100対応のα7Cは、
- 静止画撮影可能枚数▶︎約740枚
- 実動画撮影時▶︎約140分
- 連続動画撮影時▶︎約215分
※いずれも液晶モニター使用時のスペックです。
と、スタミナ抜群です。
USB Type-C&給電対応
NEX-5TはUSB給電非対応だったので、充電しながら撮影することができませんでした。
これからは撮影中にバッテリーが切れそうになっても、コンセントやモバイルバッテリーから給電しながら撮影できるようになりました。
充電端子はUSB Type-Cなので、共用できる機器多々。
ただしUSB PDには対応していないため、USB充電だと2280mAhのFZ100バッテリーを満充電するのに約4時間かかります。そこだけは惜しい。。。
サイズと見た目にビビビときた
α7Ⅲに匹敵する性能を備えながら、α6000シリーズに近いコンパクトボディ、シルバーメタリックでメカニカルなルックスに一目惚れ。
α7Cはブラックとシルバーの2色展開ですが、α7Cであることが一目でわかるシルバーを迷わず選びました。
α7C|開封の儀
頼んだのはシルバーですが、箱はブラック。
スペックはα7Ⅲと同等。
同梱品は本体・レンズ・取説・ストラップ・Zバッテリー・ACアダプタ・USB-Cケーブル。
ACアダプタは7.5W。アダプタスペックとしては低めですが、USB PDに対応していないので可もなく不可もなくといったところ。使わないので箱に戻しておきました。
NP-FZ100。ソニーのミラーレスカメラで長時間動画を撮影したいなら、このZバッテリーに対応したカメラを選んでおけば間違いありません。
α7Cに合わせて開発されたズームレンズ「SEL2860」は2021年春登場予定で価格は6万円。フルサイズ用のズームレンズとしては世界最小・最軽量。α7Cのズームレンズキットを購入すれば一足先にゲットできます。
お待たせしました。こちらがα7Cのボディです。体積はα7Ⅲと比べると81%、α6600と比較すると約110%。α7シリーズの中では極めてコンパクトで、α6000シリーズとほぼほぼ同じサイズ。本体+レンズの重さではα7Ⅲの約945gに対し、α7Cは約676g。これだけ小型軽量化しながらフルサイズっていう。素晴らしいですね。
シルバー&オレンジリングがα7Cの証。
惚れ惚れしますね。見た目もさることながら、シャッターボタンと同じく人差し指で押せる位置に動画RECボタンを配置するなど、機能面も秀逸。
ダイヤルやらボタンやら。NEX-5Tにはなかったボタンやダイヤルもありますが、同じソニー製カメラなのでうまく使えそうな気がしています。
有機ELを採用した約235万ドットの「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載。思ったより綺麗でびっくり。購入前まではファインダーはいらないかなーと思ってましたが、覗きながらの撮影も楽しそうですね。
これまでα7シリーズでは主に縦に開くチルト液晶を採用していましたが、α7Cではバリアングル液晶を搭載。自撮りもやりやすくなりそうです。
使わない時は液晶面を内側にしておけば、液晶割れの心配もありません。
SDカードや充電端子などは3つの部屋に分かれていて、必要な時に、必要な扉だけを開ければ済むような構造になっています。
いよいよ電源をいれて初期設定をしていきます。発売初日に起動できる喜び。
購入時のバッテリー残量は6%(笑)もう少し充電しておいてくれたらいいのに。即使い倒したいところですが、まずは充電。満充電までは約4時間です。長い^^;
シューティンググリップ
GP-VPT2BT
動画がより撮りやすいだろうと思い、シューティンググリップも合わせて購入。ワイヤレスでカメラと接続。撮影・ズーム・カスタマイズボタンを搭載。グリップ部は三脚にもなるのでカメラを置いての卓上撮影も可能です。
写真は半押しでフォーカスロックが可能。ムービーボタンも押すだけです。C1には任意の機能を設定可。ズームボタンで全画素超解像ズーム(2倍)も利用できます。
このシューティンググリップのボタンを自分に向けておけば、どんな時でも撮影を即スタート&ストップさせることができます。
同梱の電池は『CR2032』。電池カバー、および電池の着脱は簡単です。
シューティンググリップの重量は約215g。α7Cと合わせると約900gになりますが、グリップ感がいいからか、それほどの重さは感じません。
α7CとNEX-5T比較
左がフルサイズ、右がAPS-C。センサーサイズの大きさの差は一目瞭然です。
上から見たところ。フルサイズ用ズームレンズSEL2860もかなりコンパクト。NEX-5Tの動画撮影ボタンは小さく押しづらかったのですが、α7Cは大きく、しかも押しやすい位置にあり、動画メインで考えている僕にとってはありがたい限り。
さすがにNEX-5Tと比較するとひとまわり大きくなっていますが、フルサイズセンサー、ファインダーを搭載した上でのこのサイズはお見事。ほどよい重みとサイズでグリップ感はむしろ高まっている印象です。
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