Meta Quest2(メタクエストツー)はVRゴーグルです。
このゴーグルを装着すると360度全方位に広がるVR映像やVRゲームが楽しめるようになります。
すでにアプリやゲームは数多くリリースされているし、DMMVR(無料/有料)・YouTubeVR(無料)でVR動画を視聴すれば、まさに動画の中にいるかのような没入感も味わえます。
Netflix・Amazon Primeビデオ・U-NEXTの視聴も可能。
自分だけが視聴できる巨大スクリーンで大迫力の映像コンテンツを楽しむことができます。
そんな近未来体験ができるVRゴーグルを以前から欲しいとは思っていたのですが、前モデルとなるMeta Questは本体価格がそもそも高かった上に転売ヤーのせいで定価で買えないという状況が続いていたので購入せずにいたんです。
そんな中、Meta Quest2が大幅な性能アップを果たしながら、大幅な価格ダウンも実現してくれるという快挙。
Meta Quest(すでに販売終了)の値段は、
- 64GBモデル:49800円
- 128GBモデル:62800円
でしたが、Meta Quest2は、
- 128GBモデル:47300円
- 256GBモデル:53900円
と、1万円以上安い価格での登場となりました。
もちろん価格自体は安くはないですが、定価で買えるだけでも御の字ですし、実はエクササイズマシンとしても使えるのではないかと期待している部分もあったので、迷わず購入ボタンを押しました。
早速遊んでみましたが、期待を裏切らない出来で、BEAT SABERしてたらあっという間に汗だくになっちゃいました。
家で楽しく体を動かしたり、世界中の絶景を没入感のある映像で楽しめるという点では、コロナ禍にぴったりのガジェットであるとも言えます。
この記事ではそんなMeta Quest2の、
- 開封の儀
- 設定方法
- 使い方
- おすすめのアプリ・ゲーム
などについて解説していきます。
もくじ
Meta Quest2開封の儀
パッケージはなかなかのビッグサイズ。その上さらに大きなAmazonの箱に入って届くので、家族に秘密で購入するのは難しそうです。外箱には日本語のみが記載されていて、日本用にローカライズされていることがわかります。フェイスブックがVRを日本で流行らせたいという意気込みが感じられます。一応精密機械なので娘に気付かれないようにしたかったんですが、速攻『それなにー?』と聞かれてしまいました(笑)ちなみにMeta Quest2は子どもに合うサイズにはなっていないため13歳未満の使用はNG。13歳以上であったとしてもバランス感覚やマルチタスク能力に悪影響を及ぼす可能性があるため長時間使用しないようにとマニュアルに記載されています。
そう、Meta Quest2はFACEBOOKが手掛ける製品で、使用するにはフェイスブックアカウントが必要です。フェイスブックアカウントがない人は新規作成する必要がありますが、Quest2購入者がアカウントが作成できずプレイできないという報告が相次ぎました。OculusJapanは実名と正しい生年月日での登録を案内しています。
外箱を外したところ。中箱の天面にはオキュラス(旧ブランド名)のロゴがプリントされています。USB Type-Cみたいな形のマークですが、もちろんMeta Quest2の充電端子もUSB Type-Cです。
フタを開けるとMeta Quest2登場。中央に本体、両サイドにはコントローラー、本体上にメガネスペーサー、そしてマニュアルと充電アダプタ・ケーブルが入った箱が収納されています。
本体ルックスは前モデルのブラックからホワイトに刷新。前モデルはメカ感が強かったですが、白になったことで女性もターゲットになりそうなイメージ。6GB RAMとQualcomm Snapdragon SD865の組み合わせで処理速度は従来の2倍、解像度は1.5倍、リフレッシュレートも向上するなど、スペック面ではかなりの進化が見られます。重量も前モデルの571gから503gに軽量化。頭肩首への負担も軽減されそうです。
電源ボタンは2秒長押しでオンオフできます。位置的には右目下あたりに音量ボタンが用意されています。ボタンサイズは大きすぎず、小さすぎず。ゴーグルを装着したままでも音量調節は容易にできました。
充電端子はUSB Type-Cです。初代OculusがUSB PDに対応していたようなので、Meta Quest2も対応していると思ってよさそうです。イヤホンジャックは1つ。ワイヤレスイヤホンが使えるか調べたところ、方法としてはあるようですが設定が複雑で、なおかつ音が遅れてしまうため音ゲーなどには向きません。有線イヤホンを使った方が快適に遊べそうです。ちなみにイヤホンなしでも音を聞くことはできますが、周りの人にも聞こえます。
1832x1920pxの2枚のディスプレイは58/63/68mmの3段階調節が可能です。片方を動かせばもう片方もそれに合わせてスライドします。前モデルは有機ELでしたが、Quest2は液晶に。この点はダウングレードと言えるかもしれませんが、高精細化、高リフレッシュレート化されているので、映像クオリティはアップデートされています。ちなみに僕は前モデルの映像を知らないので、Meta Quest2の映像の美しさには素直に驚きました。
Touchコントローラー2機。リモコン1つにつき単三電池1本使用。電池はすでにセットされた状態で届きます。ボタンやらトリガーやら、結構スイッチ多めです。コントローラーを持てばゲーム内で自分の手の動きを再現できます。なぎ払う、投げる、つかむといったあらゆる動きが直感的で現実のような正確さでVR内に投影されます。
一応ボタンの名称をまとめてみましたが、端末設定、およびBEAT SABERで遊ぶ限りではほとんど使うことがありませんでした。サムスティックはジョイスティック的なスティックです。
さらにトリガーとグリップボタンというのもあります。設定画面、およびBEAT SABERをプレイする中で一番使用したボタンがトリガーです。決定操作はほぼこのトリガーでOKでした。例えば文字入力する時はコントローラーから延びるポインターを画面上に表示されるキーボードの任意の文字に合わせてトリガーを引けば入力できるといった具合です。Wi-Fiのパスワード入力なども思った以上に簡単にできました。
充電アダプタは10Wです。僕はもっといいアダプタを持っているので、この充電キットはそのまま化粧箱に戻しました。
Meta Quest2の設定方法
アプリダウンロード▶︎ログイン
- Meta Questアプリをダウンロード
- アプリを起動
- Facebookでログインをタップ
- アカウント名で続行をタップ
- 新しいMeta Questユーザーとして続行をタップ
- 次へをタップ
VR用のプロフィール・プライバシー設定
- VR用のユーザーネームを決める
- Meta Questユーザーの友人と友達になるかを決めて次へをタップ
- プライバシー設定でアクティビティや名前がどこまで表示されるかを選択
暗証番号・クレジットカード登録
- ストアの暗証番号4桁を設定
- クレジットカードを登録
Meta Quest2とペアリングする
- ヘッドセットを選択
- ヘッドセットに表示されたコードを入力
- ペアリング完了
メタクエスト2の
ここがすごい!
プレイエリアの設定が超簡単
VRゴーグルを装着すると周囲が見えなくなるのではないかという不安は使ってみて一掃されました。
Meta Quest2を装着してまず最初にやることが、プレイエリア設定です。
コントローラーのトリガーを引きながら床をなぞったエリアがそのままプレイエリアになるわけですが、その時はパススルーカメラによって実際の部屋の映像を確認しながらエリア指定できます。
指定したプレイエリアの中に障害物となりそうなものがあった場合には、それをプレイエリアの外に出すよう促されます。
プレイエリアは例えるならば壁のない個室。
プレイエリアからはみ出しそうな時には柵が表示されて“危ないよ!”と教えてくれます。
プレイエリアから出てしまった場合にはパススルーカメラが作動して実際の部屋の様子がゴーグル内に映し出されます。
おすすめのゲーム・アプリ
BEAT SABER
- 価格:2990円
- Meta Quest▶︎BEATSABER
両手に持った赤と青のライトセイバーで飛んでくるブロックを片っ端から斬っていくゲームです。赤のブロックは赤のライトセイバー、青のブロックは青のライトセイバーでしか切れません。加えてブロックには斬れる方向が設定されていて、白の矢印の方向に斬らなければミスとなります。白い丸の時は”突き”。壁が向かってきた時には避けなければなりません。プレイ中の動きは地味に感じるかもしれませんが、思ったより負荷がかかっていて、すぐに汗だくになりました。
FivXR
- 価格:2990円
- Meta Quest▶︎FitXR
DMM VR
▶︎DMM動画/VR
▶︎【VR】にゃんにゃんパラダイス/猫楽園
▶︎ミュージカル『刀剣乱舞』
▶︎【VR】呪刻列車
YouTube VR
BOXVR
- 価格:1990円
- Meta Quest▶︎BOXVR
MARVEL Powers United VR
- 価格:3990円
- Meta Quest▶︎MARVEL Power United VR
超没入型ガジェット
夢中…
僕の常識ではゲームってテレビやスマホ画面を見ながらやるものだったわけですが、これはもう“操作する”というよりも“ゲームの中に入り込む”という感じです。
前もうしろも右も左も上も下もバーチャルな世界が広がっています。
まだBEAT SABERしかプレイしていませんが、難易度が上がるほど運動量は増えますし、なかなかいい運動になります。
汗をかいてもレンズが曇るようなことはありませんでした。
カロリー消費したいという当初の目的は叶えてくれているんじゃないかと思います。
※ゴーグルのクッション材は取り外し可。水洗いできないことはありません。が、発汗するゲームをやる時はおでこがMeta Quest2に直接触れないようにヘアバンドなどを活用するとよいかもしれません。
VRで遊んでいる時に思い出すのが漫画『HUNTER×HUNTER』のグリードアイランド編。ゴンとキルアがゲームの中に入り込んで成長していくストーリーでしたが、Meta Quest2で楽しめるのはまさにあの世界観。
というかグリードアイランド編がゲーム化されたらめちゃくちゃ楽しそう!
実現したらいいなぁ。
VRなニューノーマル
そしてVRゴーグルはいずれゲームだけではなくて、日常生活に欠かせないものになっていくんだろうなという気もしています。今のうちに慣れ親しんでおくならMeta Quest2はスペック・コスパ的にもベストなガジェットです。
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