娘の運動会が開催されました。
これまでは練習の成果をフルサイズミラーレス一眼と高倍率ズームレンズで撮影していたのですが、断捨離意欲が高まった時にどちらも売却してしまったんです。
ソニーのフルサイズコンパクトミラーレス一眼カメラ『α7C』に、レンズは遠近両方をカバーするタムロンの『28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD』という贅沢な組み合わせで機材を揃えていたのですが、常時携帯しにくいサイズ感だからおでかけの時も結局家に置いておくこと多くなってしまい…宝の持ち腐れになっちゃうので売却してしまいました。でも撮れる写真や動画の描写力・劣化のないズーム・味わい・自然なボケ味はスマホには出せないクオリティでした!
そこで現在手元にあるスマホカメラ・アクションカメラのみで何とかうまく撮影できないかと知恵を凝らしてみました。
そしていい感じに撮れることがわかりました!
本職のビデオカメラがなくても、デジタル一眼やズームレンズがなくても、カメラのズーム機能が弱くても、スマホカメラしかなくても、撮影が苦手な人でも…
運動会を上手に撮影できる方法
について解説していきます!
もくじ
iPhone15ProMaxの
光学5倍・デジタル25倍の威力
※2023年10月追記
2023年9月発売のiPhone15ProMaxのカメラスペックが強化され、光学5倍・デジタル25倍ズームで撮影できるようになりました。
ズーム画質、かなり優秀です。
娘の運動会にて、私のiPhone15ProMaxと妻のiPhone13で撮影した動画から切り抜いた画像を並べてみると一目瞭然!
説明不要かと思いますが、左がiPhone15ProMax、右はiPhone13で撮影したものです。
そもそもiPhone13は光学ズームに対応していないので粗くなるのは当然ですが、同じiPhoneでもここまで画質の差が出ます。
さらに驚いたのがデジタルズームの精細さです。
2階にいるアンパンマンにこれだけ寄れる上、多少ノイズが出ているもののデジタルズームらしからぬ画質で撮影できます。
福岡タワーもこの通り。
運動会やおゆうぎ会、お誕生日会など、遠くから子どもを撮影する機会が多いパパママの皆さまには、iPhone15ProMaxがオススメです!
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かけっこ撮影準備
撮影機材としては、
の3つ。
Pixel7のカメラは光学ズームではないし、iPhone11Proも光学ズームは2倍までなのであまり寄れないし、360度カメラにもズーム機能はありません。
客席から遠くの娘を撮影するには心許ない機材ラインナップではありましたが、知恵と工夫でそこそこアリな動画を撮影することができたんです。
360度カメラを親戚に委ねたのですが、撮影慣れしていない人にこそ360度カメラはおすすめだということもわかりました。
撮影機材とポジショニング
小学校3年生のかけっこはトラック約半周。
スタート地点を妻、カーブを義弟、僕がゴール地点で構える布陣で撮影に臨みました。
僕と妻はスマホで撮影。
義弟には360度カメラでの撮影を依頼しました。
起きていることすべてを撮影する360度カメラ
360度カメラはまだまだ馴染みの薄い機材ではあると思いますが、撮影することのみに関して言えば撮影が不得手な人にこそピッタリのカメラです。
360度カメラは“上下左右前後全てを記録するカメラ”なのでカメラワークする必要がありません。要するに撮影技術が必要ないカメラなんです。
そして撮影したデータをもとに、あとから好きな目線・画角・サイズで画像や動画を書き出すことができるんです。
編集に関してはアプリを使いこなすための知識が必要になりますが、撮影に関しては知識も経験も不要。
360度カメラってマニアックな機材ではありますが、撮影に不慣れな人にこそピッタリのカメラなんですよ。
で、動画撮影に慣れていない義弟に、画角についてあーだこーだ注文して撮影してもらうのは申し訳ないじゃないですか。
だから『ここでこのカメラを持っててくれたら助かる!』とオーダー。
ズームできないところをカバーすべく3カメ体制でスタンバイ。
そしていよいよ娘の出番がやってきました…
よーいどん!
0秒から11秒まではiPhone11Proの動画
スタートしてからコーナーに飛び込むところまでは妻が撮影したデータを使用。
iPhone11Proは光学2倍ズームにより画質の劣化なく被写体に寄ることができます。
スタート地点の近くにいればズーム2倍でもしっかり撮れます。
ただ、娘の立ち位置はインから2番目なんですけど、途中追えてなくて一瞬画面からいなくなってしまってます。
肉眼でも見たいし、撮影もしたいし、難しいところですね(笑)
11秒から15秒はinsta360 ONE RSの動画
カーブから最終ストレートに向かうところまでは360度カメラの動画です。
同じ立ち位置でカメラを動かすことなく撮影したデータですが、編集次第でカメラワークして被写体を追いかけたような映像として書き出すことができます。
ズームはできませんが、撮影したデータの一部を切り抜くことで被写体を大きく映し出すこともできます。
とにかく撮ってさえいれば、編集でいくらでも切り出せるのが360度カメラの魅力です。
15秒から最後はPixel7の動画
ゴールシーンはPixel7で撮影。
Pixel7は光学2倍ズームに匹敵する超解像ズームで撮影できるため、2倍まではそこそこ綺麗に寄れます。最大8倍まで寄れますが、倍率を上げるほど画質が粗くなってしまうため、ズームをどこまで許容するかは撮影者の感覚次第。
ちなみに30倍まで超解像ズームできるPixel7Proなら、最後はもっとズームして表情まで追えていたと思います。最高100倍までズームできるGalaxyS23Ultraもあります。
撮影位置次第でズームせずに撮れますが、やはりズームできるカメラを持っている方がガツンと寄れるので、ズームできる機材がある方がベターではあります。
協力者の人数次第で広がる可能性
今年は運動会は観覧人数に制限がなかったので親戚の協力を仰ぐことができました。
人数制限があるコロナ禍だったら、この動画は撮れていなかったと思います。
とにかくカメラマンが多ければ多いほど被写体の近くで撮れるので、ズームできなくても大丈夫だし、動画素材もたくさん確保できるわけです。
逆に親戚が遠くに住んでいたりして大人数で撮れないこともあると思います。
そうなるとやはりズームできるカメラを持ち込みたいところ。
今ドキの運動会は子どもの立ち位置を事前に教えてくれるので、ポジショニングを間違わなければ1カメでもそこそこ撮れるはずです。
最近はスマホアプリ『CapCut』で編集しています。無料アプリですが相当細かく編集できます。慣れが必要ではありますが、触っているうちに慣れます。優秀なアプリなのでぜひチャレンジしてみてください。
繰り返しになりますが、光学5倍・デジタル25倍ズームのiPhone15ProMaxもぜひご検討ください!
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