2025年9月30日。
ついに韓国でもPayPayが使えるようになりました。
サービス開始当日に韓国にいる幸運。
早速PayPayで決済しつつ、海外決済で最強だと思っている“Revolut+みんなの銀行コンビ”とどちらがお得なのか、比較してみました。
もくじ
PayPayが韓国対応!
Alipay+とZeroPayに対応
ついにPayPayが韓国でも利用できるようになりました!
AlipayとZeroPayが使えるお店で、PayPay決済が利用できます。
PayPayが使えるお店
コンビニ
- CU
- emart24
- GS25
- StoryWay
- セブンイレブン
スーパーマーケット
- emart
飲食
- DUNKIN’
- スタバ
- MEGA COFFEE
- PARIS BAGUETTE
- Baskin-Robbins
- CJ FOODVILLE
- Haidilao
- 明洞屋台
ショッピング
- ダイソー
- LINE FRIENDS
- LOTTE MART
- MCM
- OLIVE YOUNG
- INNISFREE
- ABCMART
などの他、多くのファッション・百貨店・免税店・宿泊・レジャー施設でも使えます。
ただし、本人確認を日本国内で済ませておく必要があります。本人確認を海外で行うことはできません。
海外ローミングで接続する
PayPay公式サイトには渡航中のネットワーク接続方法次第で利用可否が分かれる旨の記載があります。
- 海外ローミング:○
- Wi-Fi:△
- eSIM・SIMカード:△
海外ローミング中は“日本の通信事業者が提携している海外の通信事業者”のネットワークを利用します。
つまりは“日本のユーザーである”ということがわかる通信方法です。
それが認識されれば使えるし、そうでなければ“使えるかもしれないし、使えないかもしれない”ということなのだと思います。
当方の通信環境はahamoの海外ローミングだったので、問題なくPayPayが利用できました。

韓国でPayPayアプリを立ち上げるだけ!
韓国に到着してPayPayアプリを起動すると、自動的に“韓国モード”になります。
利用規約に同意すると、いつものPayPay画面が立ち上がりますが、
- PayPay残高
- 運用中のポイント
- 使える金額
がウォンで表示されます。
PayPay残高のほか、PayPayクレジットでも支払うことができます。
決済方法はバーコード/QRコードを提示するか、読み込むか、です。
為替レートが一目瞭然
アプリ画面に為替レートが表示されているので、決済時の為替レートを把握した上で決済できます。
この時のPayPay上のレートは1KRW=0.1116JPYだったので、10,000ウォン=1,116円となります。
ほぼ同時刻の円ウォンレートが10,000ウォン=1,059円だったので、PayPay上のレートは5.3%ほど上乗せされた金額ということになります。
PayPay公式サイトには、
支払い金額には海外決済ネットワーク事業者または海外アクワイアラーが日次で提示する為替レートに、当社所定の海外事務手数料(3.85%/税込)を加えた金額が表示されます。
とあるため、まぁ、そういうことなんでしょう。
ただ、大なり小なり手数料がかかったとしても、“いつものPayPayが韓国で使える”という手軽さは、旅行者にとって大きなメリットになるのではないかと感じました。
両替しなくていいし、極論現金を持ち歩かなくていいし、カードスキミングのリスクもないし、決済額がすぐわかるし、PayPayポイントも付きます。
PayPayを青PayPay(PayPayクレジット)で使っている人はそもそも残高チャージする必要がないため、韓国でのPayPay決済がますますシームレスになります。
赤PayPay(PayPay残高)で使っている人にとっても、銀行口座➡︎PayPay残高にチャージ➡︎PayPay決済の手軽さは、現金決済に勝るメリットになるはず。
先日のイタリアでも、今回の韓国でも、海外決済における現金の出番はほぼ”なかった”と言って差し支えない2025年の決済環境。
“お金のNo Border化”が加速しています!
PayPayとRevolut
どっちがお得?
PayPayが韓国で使えるようになったことは大変喜ばしいことですが、僕にはRevolutという決済方法もあるので、“キャッシュレスヲタ”としてはどちらがお得なのかを確認しておかねばなりません。
Revolutはロンドン発祥の金融アプリで、外貨両替や外貨決済、海外送金、海外ATM出金、eSIM、空港ラウンジ(有料)などに対応。
このRevolutに福岡発祥のアプリ銀行『みんなの銀行』を組み合わせることで、クイック入金(即時入金)や、Revolutアプリ内での外貨両替を手数料無料※で行えるようになります。
※プレミアムプラン、メタルプランは無料。スタンダードプランは上限額以上・週末の両替に手数料が発生します。
そんなRevolut+みんなの銀行コンビとPayPayではどちらが良コスパなのか、比べてみました。
結果…
10,000ウォンの支払いにかかる日本円は、
- PayPay:1,116円
- Revolut:1,067円
- 同時刻の円ウォンレート:1,059円
だったので、10,000ウォン決済時の差額はRevolutのほうが49円安い計算に。
決済金額が増えるほど金額差も広がるので、海外決済においてはやはり“手数料無料のRevolutのほうがお財布に優しい”と考えて良さそうです。
いつも通りという強み。
“韓国のいろんなお店で、いつものPayPayで買い物できる”って強いですよね。
旅行前の両替などの準備がいらないわけですから、
ってなる人は多そう。
使い勝手がいつも通りだからハードルは激低だし、海外ローミング環境さえ確立できていれば韓国でのPayPay決済に支障はないでしょう。
今後はPayPay対応国・地域をどこまで増やしてくれるかが気になるところ。
そしてd払い・auPAY・楽天ペイ陣営はアウトバウンド展開に追随するのか、しないのか…(しなさそう)
海外でPayPayが使えるようになり、
とますます感じました。
韓国旅行・出張が控えている人は、PayPayのご準備をお忘れなく!
そして“新しいフィンテックにワクワクする人”や“抵抗がない人”はぜひ『みんなの銀行+Revolut』にもチャレンジしてみてください。
最先端の海外決済ライフを享受できますよ!



