
2021年はスマホカメラ変革の年になるかもしれません。
これまでのカメラの進化は、
- 高画素化
- マルチカメラ化
- F値
などのスペックを磨く傾向にありました。
しかしソフトバンク独占販売スマホ、
Leitz Phone 1
ライツフォンワン
の登場により、進化の方向性が変わる気配です。
Leitz Phone 1はドイツの老舗カメラメーカー『ライカ』が全面的に監修した初のスマートフォンで、スマホカメラとしては別格の1インチ大型センサーを搭載。
センサーサイズの大きさは従来機種と比べるとおよそ5倍!

※画像はイメージです。
1インチセンサーといえばコンパクトデジカメの上位機種クラスに匹敵するわけです。
さすがにレンズの違いもあるのでコンデジ画質にどこまで迫れるかは未知数ですが、色味やボケ味において従来のスマホカメラ画質は圧倒してくれるはず。
そしてこれまで“ライカ監修カメラ”を搭載したスマホはありましたが、デザインの細部に至るまでライカが担当したスマホは世界初!
ルックスもかなりクールな仕上がりです。
しかもSIMロックフリースマホとして販売されるので、ドコモやauなど他キャリアのユーザーもSIMを差し替えて使用可能。
所有欲を掻き立てられまくりなLeitz Phone 1ですが、カメラ以上に気になるのがその価格…
プライスレスなスマホカメラ体験にかかる端末購入コストは果たしていくらなのか!?
細かく調べてみました!
もくじ
ライカのスマホは高いのか
18万7920円(税込)
ライカのスマホ『Leitz Phone1』は、iPhoneの中で最も高価な“iPhone12 Pro Max・512GBストレージ”の16万5880円をも上回ります。
スマホとして見ればこの金額は“相当高い”と言えるでしょう。
ただ、見方を変えて1インチセンサーを搭載したコンデジ価格を見てみると、
- ライカ・C-LUX▶︎15万1800円
- ソニー・RX100VII▶︎15万9500円
- キヤノン・PowerShot G7 X Mark III▶︎10万6678円
※すべて税込・公式オンラインストア価格
くらいしちゃうわけですよ。
それらコンデジの値段にLeitz Phone1のベースモデル『AQUOS R6』の価格13万3920円を足すと、余裕で20万〜30万円弱というお値段になってしまうわけです。
そう考えると、
- 憧れのカメラブランド+最先端スマホ
- スマホカメラでコンデジ画質
- スマホとカメラ2台持ち歩かなくていい
といった点がメリットに感じられる人にとっては“高くない”と言えるスマートフォンなのかもしれません。
ライカのスマホ
Leitz Phone 1詳細

LEITZ PHONE 1
画像引用元:ソフトバンク公式サイト
ライツフォン1の基本スペック
センサーサイズ | 1インチ |
---|---|
レンズ | SUMMICRON F値1.9/広角19mm |
アウトカメラ | 約2020万画素+ToF |
インカメラ | 約1260万画素 |
ディスプレイ | 6.6型Pro IGZO OLED(19.5:9) |
画面解像度 | 1260×2730 |
サイズ | 約74×162×9.5mm |
重さ | 約212g |
連続通話時間 | 4G LTE:約2120分 |
連続待受時間 | 4G LTE:約520時間 |
充電時間 | 約130分(USB Type-C PD対応) |
接続端子 | USB Type-C |
バッテリー容量 | 5000mAh |
OS | Android11 |
CPU | Snapdragon888 5G |
ROM | 256GB |
RAM | 12GB |
生体認証 | 画面指紋認証・顔 |
Felica・NFC | 対応 |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
無線LAN | Wi-Fi6 |
外部メモリカード | microSDXC |
外部メモリ容量 | 最大1TB |
最大通信速度(下り) | 5G;2.4Gbps 4G:838Mbps |
最大通信速度(上り) | 5G;110Mbps 4G:46Mbps |
カラバリ | ライカシルバー |
メーカー | シャープ |
\予約・購入はこちら/
AQUOS R6との違い

AQUOS R6
画像引用元:ソフトバンク公式サイト
ソフトバンクからほぼ同時期に登場することとなった『AQUOS R6』もライカ監修1インチカメラセンサーを搭載しています。
Leitz Phone 1の製造もシャープが担当しているため、共通スペックも多く見られます。
スペックシート上でわかる両機種の異なるスペックとしては、
- AQUOS R6の方が5g軽い207g
- AQUOS R6は4G LTE(FDD-LTE)+4G(AXGP)で待受可能
- AQUOS R6のROMは半分の128GB
くらいで、その他の数字はほとんど同じです。
個人的にはシャープが作ってくれたおかげで防水・防塵・Felicaに対応してくれているところが好印象。
ただし、ほぼ横並びの兄弟機種でありながらもLeitz Phone 1には、
- ライカの代名詞でもあるモノクロ撮影が楽しめる『LEITZ LOOKS』モード
- 厳選写真をホーム画面に表示するライカ発信のLFIギャラリー『The LFI Widget』
など、ソフトウェア面でのオンリーワン機能が用意されています。
“ライカの世界観を味わいたい”
“ライカスマホを所有したい”
という人にはLeitz Phone 1一択ということになりそうです。
\AQUOS R6をチェック!/
ライカスマホの価格は?

画像引用元:ソフトバンク公式サイト
衝撃の一括価格
- 18万7920円(税込)
高すぎて泣きそうになりますが、そもそもがハイスペックなAQUOS R6をベースとしている上、ライカ自らがデザインを担当したことを考えるとやむを得ない価格なのかもしれません。
ちなみにAQUOS R6の一括価格は、
- 13万3920円(税込)
なので“ライカカスタマイズ・ライカブランド代に5万4000円”もかかっている計算になります。
ソフトバンク回線で
LeitzPhone1を使う場合
トクするサポート+なら約半額に!
Leitz Phone1を“トクするサポート+”で購入し、25か月目に買い替えた場合の支払総額は、
- 9万3960円(3915円×24回)
になるので、機種代金に関しては実質半額でLeitz Phone1を2年間使える計算になります。
トクするサポート+は25か月目にソフトバンクの新機種に買い替え、もしくは端末を返却することで最大24回分の支払いが免除されるお得なサービスです。
スマホ機種に対しての支払額をグッと抑えることができます。
メリハリ無制限
- 月額6580円(税込7238円)
- 5G・4G対応
- データ通信無制限
- テザリング・データシェア上限30GB
- 3GB以下の月は1500円引き
- 新みんな家族割▶︎2人:-600円/3人以上:-1100円
- おうち割光セット:-1000円
通話オプション
- 準定額オプション+▶︎880円/月(5分通話定額)
- 定額オプション+▶︎1980円/月(24時間通話定額)
毎月の料金は、
機種代金+プランにかかる料金
=月額使用料
です。
5G対応のLeitz Phone1を使うわけですから、ソフトバンクのプランの中では『メリハリ無制限』を選ぶことになると思います。
通話オプションは5分通話定額の方で計算してみると、
- メリハリ無制限▶︎7238円
- 準定額オプション▶︎880円
- Leitz Phone1割賦代金▶︎3915円
- 合計1万2033円
- 24か月間の支払い総額▶︎28万8792円
という金額になります。
これは新みんな家族割とおうち割光セットを含まない、個人の場合の金額です。
ライカスマホ代込み・5G使い放題プラン合計で1万2033円。
毎月のスマホ料金が1万円超えでも問題ない人にとっては、この購入方法がおすすめです!
\予約・購入はこちら/
他キャリアで
LeitzPhone1を使う場合
Leitz Phone1を一括購入する場合
Leitz Phone1はSIMロックフリーなので、他キャリアのSIMを挿して使うという方法もあります。
懐事情に余裕があって一括購入した場合は、格安キャリアのSIMを入れることでもう少し安く使える可能性もあります。
2年間の支払い総額をベースにして考えてみると、
- ソフトバンクを利用した場合の24か月の支払い総額▶︎28万8792円
- Leitz Phone1の端末代金18万7920円(税込)を引くと▶︎10万872円
- 10万872円を24か月で割ると▶︎4203円/月
という計算になります。
1か月にかかるスマホプランを4203円以下に抑えれば、この先24か月に限ってはソフトバンクを利用した場合よりも支払い総額をより安くすることができます。
しかも、Leitz Phone1の所有権が自分にあるので、25か月目に端末を返却する必要もありません。
例えばahamoの場合、
- データ20GB・5分通話定額で月額料金2970円(税込)
なので“ライカのスマホがドコモ回線で割安に使える”ということになるわけです。
クレジットカード一括であればポイント還元も見込めるため、よりお得に購入できます。
ポイント還元がある新規クレジットカードで購入すれば、さらに実質価格を下げることも可能です!
▶︎セゾンパール・アメックスDigital|新規入会特典・永久不滅ポイント最大8000円相当
\ライカスマホをドコモ回線で!/
クレジットカード24回分割の場合
ソフトバンクのトクするサポート+で購入する場合、Leitz Phone1が自分のものになるのは48回支払った後、つまりは4年後ということになります。
ではクレジットカードで24回分割払いにしてみてはどうか。
楽天カードでシミュレーションしてみました。
18万7920円のLeitz Phone1を24回分割払いすると…
- 分割払手数料▶︎3万668円
- 支払い総額▶︎21万8588円
- 初回▶︎9127円
- 2回目以降▶︎9107円
- ソフトバンクの月額料金1万2033円との差は▶︎2926円
となります。
つまり24回分割払いで購入する場合は、月2926円以下の格安プランを使わなければ24か月間の支払い総額をソフトバンク利用時より安くすることはできません。
そうなるとahamoも、5分通話定額オプションを加えたpovo・LINEMOも2926円を超えてしまうため“それ以上に安いキャリア”を選ぶ必要があります。
その場合は楽天モバイルにしてみると、
- データ1GBまで▶︎タダ
- データ3GBまで▶︎1078円/月
- データ20GBまで▶︎2178円/月
- データ20GB以上▶︎3278円/月
- RakutenLinkからの発信で通話し放題
というプランなので、毎月のデータ使用量が20GB以内なら割安に抑えることも可能。
まだ先行する大手キャリアの回線エリアには及ばないものの、生活に支障がないということであれば楽天モバイルも有力な選択肢です。
\楽天モバイルでよりお得に!/
安くなるまで待つ!?
待つメリット
- 今より安く買える可能性が
- もしかしたらLeitzPhone2が出ている可能性も
- 1インチセンサー搭載スマホの選択肢が増えている可能性も
待つデメリット
- イノベーター・アーリーアダプターになれない
- 買うときには真新しさのないスマホになっているかも
- 1インチセンサーが特筆すべきものではなくなっているかも
おすすめ購入方法
ソフトバンク&トクするサポート+
- 24か月間の使用なら端末支払額が半分で済む
- 半分で済ませる場合は25か月目に返さなければならない
- ソフトバンク回線を使用
- 5G使い放題+5分通話定額+端末代で月1万2033円
一括購入+ahamo
- 一括払いはきついけど長い目で見れば支払い総額”減”
- 端末の所有権は自分
- ドコモ回線を使用
- 5Gデータ20GB+5分通話定額で月2970円
分割購入+楽天モバイル
- 分割払いなので分割手数料が発生してしまう
- 端末の所有権は自分
- 楽天モバイルの回線を使用
- 端末代は初回9127円・2回目以降9107円
- 通話し放題+5Gデータ利用3〜20GBで月10185円〜11285円

