※75ワールドコイン付与は2024年3月10日まで
ここ福岡でOpenAIのCEOサム・アルトマンが手がける暗号資産『WorldCoin/WLD(ワールドコイン)』のOrb認証ができるようになったと聞き、早速行ってきました。
- OpenAIとは:アメリカ・サンフランシスコに拠点を置く、人工知能(AI)の開発及び普及を目的とした非営利研究機関。ChatGPTやDALL・Eなどの生成AIを手がけている。
- サム・アルトマンとは:OpenAI設立者のひとりで、2020年にワールドコインを共同設立。2023年末にOpenAIのCEOを解任されるも2週間弱で復帰。
- 暗号資産とは:国による保証を持たない通貨のこと。インターネットの中だけでやり取りされる電子データ。
- WorldCoin/WLD(ワールドコイン)とは:サム・アルトマンが共同設立した暗号資産で、公式サイトでは”Worldcoinは国や背景に関わらず、誰もがグローバル経済にアクセスできるようにすることを目指しており、地球上のすべての人が受け入れられ、利益を享受できる経済の未来を実現する”と表明。ベーシックインカムの思想に基づいている。OpenAIやChatGPTとは無関係。
- Orb認証とは:ワールドコインのアカウント”World ID”を作るために必要な認証プロセスで、専用端末『Orb(オーブ)』を使って虹彩認証する。(※初回のみ)アカウントの複製防止、および世界でだたひとりの”人間”であることを認証するために、ワールドコインでは虹彩を採用している。
OpenAIは人類にとって利益となるような友好的なAIを開発し、AI技術の発展によって生じる潜在的な危険性に対処するために設立されました。
AIが進化することでどんどん人間の仕事が奪われているという側面もありますが、OpenAI的には『AIとうまく付き合っていきましょうよ』ということなのだと思います。
そして人間は生きるために死ぬまでお金を稼がなくてはなりませんが、AIが働いて生み出した利益を人間が受け取れるというシステムができたならば、我々は“働きすぎ”から解放され、浮いた時間を人生を充実させるための時間に充てることも可能になるわけです。
ベーシックインカムが実現すれば、収入の心配をせずに夫婦揃って好きなだけ育児休暇を取ってみたり、老後2000万円問題から解放される可能性だってあるわけです。(金額次第ですが…)
ただ、将来的に、住む国によって享受できる利益に格差があったとしたら、それは明るい未来とは言えません。
その問題を解決するため、
“すべての人が等しく恩恵を受けられるように開発されたものがワールドコインなのだ”
と僕は解釈しています。
ワールドコインではAIと人間を区別するため、生体認証に“虹彩”を利用します。
虹彩は世界で唯一自分だけが保持する個人データなので、なりすましやアカウント複製を防ぐことができる反面、非常に貴重なデータを提供することになります。
そこに抵抗がある人も多々いらっしゃるようですが、僕はマイクロチップを手に埋め込んで『ハンドパワーです!』と言いながら決済したいと思っている人間なので、抵抗なし。
しかもOrb認証がキャナルシティの近くでできるようになり、今なら79ワールドコイン(4万円相当)75ワールドコイン(8万円相当)が獲得できるということで、早々にOrb認証を完了させてきました。
- 79ワールドコイン付与は2024年1月14日までのOrb認証完了が条件
- 75ワールドコイン付与は2024年3月10日までのOrb認証完了が条件
アプリをダウンロードして、アクティベートして、Orb認証の予約を入れて、現地でOrbを覗き込めば、手続きは完了です。
日本にワールドコインを扱う取引所はまだありませんが、いずれ対応するかもしれないし、ベーシックインカムが現実のものになる可能性だってあるし、海外渡航時にワールドコイン決済できる未来だってあり得るわけです。(※身近なところではすでにビックカメラ・ゆきざき・メルカリなどがビットコイン決済に対応/メルカリは6月対応予定)
魅力と可能性を秘めたWorldCoin/ワールドコインですが、虹彩情報を必要とするため、おすすめしますとは言えません。
が、新技術に好意的な方、暗号資産に興味がある方のために、WorldCoinアプリ設定・World ID取得・Orb認証登録までのプロセスを解説します。
もくじ
アカウント作成準備
アプリをダウンロードする
まずはアプリ『World App-Worldcoin Wallet』をダウンロードします。
\両OS対応です!/
以下、iPhoneでの画面解説となります。
アプリを起動する
続いて【New account】をタップしてワールドコインのアカウントを作成します。
電話番号・SMSコード入力
しばらく待つと電話番号入力画面になります。
電話番号は90からでも090からの入力でもどちらでも構いません。
入力後、ショートメールで届いた6桁のコードを入力してください。
iCloudバックアップを有効にする
iCloudバックアップに対応しているので、大事な資産が消失しないよう有効にしておきましょう。
Orb(オーブ)認証開始可否の確認
本人認証するためのOrb(オーブ)という認証専用端末が近くにあるかを聞かれます。
オーブ認証は要予約なので【No,maybe later】をタップします。
表示通貨の選択
アプリで表示する通貨を選択します。
自動で日本円が選択されていれば、そのまま【Continue with JPY】をタップします。
もしも日本円になっていなかったり、他国通貨で表示させたい人は【Change currency】をタップして通貨を選択してください。
Orb(オーブ)認証を予約する
本人認証を完了させるためにはOrb(オーブ)で虹彩(眼球の前側にある薄い膜)を読み取らなければなりません。
WorldCoinを扱うためのWorld IDをアクティベートするためには、そのOrb(オーブ)がある場所まで出向き、認証を完了させる必要があります。
まずは行ける範囲内にOrb(オーブ)があるかを確認し、もし近くにあれば、早速予約をしてみましょう。
画面右上の歯車マーク(設定メニュー)から【Find an Orb】をタップし、【Find the closest Orb(最寄りのオーブを見つける)】に進みます。
日本のOrb(オーブ)を探す
日本でOrb(オーブ)が設置されている場所が表示されるので、最寄りの認証会場を選択します。
場所を決めたら【予約を予定に入れてください】をタップして予約画面に進みます。
予約日時を確定させる
日にち、時間(30分単位)を選び【予約を予定に入れてください】をタップすると予約が確定します。
あとは予約した日時に会場に行けばOKです。(スマホは忘れずに!)
招待コード入力で
5ワールドコイン付与
招待コードを入力すると5ワールドコインがもらえます。
登録時にはぜひ僕の招待コード( IQ2XC7M )妻の招待コード( D69RT3S )入力していただき、身近な人がWorld IDを取得される際にはご自身の招待コードを教えて差し上げてください。
ここでは招待コード欄に、
D69RT3S
と入力し、【Confirm(確認する)】をタップすると次の画面に進みます。(※招待コードは先着順になるので、すでに失効していたらごめんなさい!)
無事に招待コードが適用されたことを示す画面が表示されました。
真ん中の小文字部分は『79ワールドコインをゲットするためには1月14日までにOrb認証してWorld IDをアクティベートしてね』という注意書きです。(※現在は75ワールドコイン・3月10日に差し代わっている可能性あり)
ここでは【Continue(続ける)】をタップします。
トークン受け取り前確認
トークンを受け取るために以下のことを確認してください。
- アメリカの市民・居住者ではないこと
- アメリカ、またはVPNを使用する場所にいないこと
- ワールドコインをアメリカ人に提供・販売・譲渡しないこと
を確認し、すべてにチェックを入れたら【continue(続ける)】をタップします。
付与の予約を開始する
【Reserve Grant(付与の予約)】をタップします。
ここで“予約”となっているのはまだOrb認証が済んでいないためです。
Orb認証が完了し次第、この予約分を受け取ることができます。
付与を予約する
Grant(付与)予約を案内する画面が表示されます。
この予約分を得るためには1年以内にOrb認証を完了させ、World IDをアクティベートする必要があります。
それを把握した上で【Reserve for now(予約する)】をタップします。
付与予約完了を確認する
これで3ワールドコイン分の予約は完了です。
繰り返し、1年以内にOrb認証を済ませWorld IDをアクティベートしておく旨が案内されています。
確認したら【Continue(続ける)】をタップします。
通知を有効にする
次の付与を見逃さないよう、通知を有効にしておきましょう。
【Enable Notifications(通知を有効にする)】をタップして、通知される設定にしておきましょう。
Orb(オーブ)認証する
福岡在住なのでキャナルシティの近くにあるOrb認証会場を訪ねました。
キャナルシティ・ワシントンホテル側の向かいにあるThe Companyキャナルシティ博多前店というシェアオフィスの受付カウンターにOrb(オーブ)がありました。
この装置で虹彩を読み取ります。
受付スタッフにOrb(オーブ)認証しに来た旨を伝え、アプリを立ち上げ、装置と向き合います。
Orb(オーブ)認証にかかる時間はわずか1〜2分ですが、確認すべき項目が多いので、以下、登録時の画面を先に把握されておくことをおすすめします。
アプリを準備する
まずはWorld Appアプリを立ち上げて、画面上部の【Verify your World ID(ワールドIDを認証する)】をタップ後、次の画面で表示される【検証を開始する】をタップします。
オーブについて学ぶ
オーブについての解説画面が表示されます。
オーブとは、
- 目と顔の写真を使用する光学検証装置であること
- 人間であることを確認すること
- World IDがオンリーワンであることを確認すること
- バイオメトリクス(生体認証)を使用すること
が書かれています。
それを踏まえた上で【Get a new World ID(新しいワールドIDを取得する)】をタップします。
World IDについて確認する
続いて、
- 18歳以上でなければならないことを含め、ユーザー規約を理解し同意すること
- 生体認証データ同意書に同意すること
- 検証データの転送に同意すること
にチェックを入れ、【Continue(続ける)】をタップします。
データ保管に同意するか否かの選択
続いて、WorldCoinの改善に役立つかどうか、データ保管に同意するか否かを聞かれます。
【I agree to Data Custdy(データ保管に同意します)】にチェックを入れて【Continue(続ける)】をタップします。
Orb(オーブ)認証スタート
続いてOrbにコードを見せて、顔を見せながら、少し待ちます。
で、完了です。
Orb(オーブ)認証完了
これでOrb認証は無事に完了し、World IDがアクティベートされました。
続いて【Let’s start】をタップ。
79ワールドコインが少しずつ付与されます
分け前である79ワールドコイン(34772円相当)が、来年にかけて少しずつもらえることが案内されます。
そう、今すぐ79ワールドコインすべてがもらえるわけではありません。
ベーシックインカム的暗号資産なので、少しずつ付与されます。
加えて、日本の取引所ではWorldCoinを取り扱っていないので、すぐにどうこうできるわけでもありませんが、将来性がある(と僕は感じている)暗号資産を手出しゼロで獲得できるチャンスではあります。
暗号資産が気になりつつもまだ行動できていない人にとっての記念すべき一歩目としては、最適なプロジェクトだと思います。
アメリカ人ではないこと、アメリカにいないこと、VPNを使っていないことにチェックを入れて【Claim my share(取り分を請求する)】をタップしてください。
海外の取引所では取り扱いがあります。アプリが日本語に対応している『BYBIT』がおすすめ。口座開設も簡単です。
取り分を受け取る
Orb(オーブ)認証が完了すると、いよいよGrant(付与/取り分)をもらう手続きに進むことができます。
画面右下の【Grants】をタップし【Claim now(今すぐ請求する)】をタップします。
まずは10ワールドコインを請求することができます。
画面下の【Claim with World ID(ワールドIDで請求する)】をタップします。
続いて【Verify with World ID(ワールドIDで確認する)】をタップします。
10ワールドコインを請求したことと、数時間以内にWalletに記載される旨が書かれています。
ちなみにWorldCoinの価格は常に変動しているので日本円相当額はその時々で変わります。
確認したら【Continue(続ける)】をタップします。
この画面では次の付与が24時間後であることが記載されていますが、これは招待コード入力によって得られる3ワールドコインであり、その他のGrantに関してはもう少し長いスパンが表示されるはずです。
次の付与タイミングを楽しみに待ちましょう!
招待コードをシェアする方法
家族・友達・ワールドコインを始めたい人がWorldCoinを始める時には、招待コードを入力してもらいましょう。
画面上では5ワールドコインと書かれていますが、実際は3ワールドコインを獲得できます。
画面右下の【Grants】→画面上の【Invite Friends(友達を招待する)】をタップします。
紹介コード7桁を確認する
画面右上に記載されているご自身の招待コードをシェアすればOKです。
シェアされた人が、
- 設定
- Redeem Invite
- コード入力
- 予約後のOrb認証
を完了させることで入力、3ワールドコインを獲得できます。
Walletを眺めて楽しむ
画面左下のWalletから、いつでも残高を確認できます。
- WorldCoin
- Crypt(保有している暗号資産)
- Digital Dollars(デジタルドル)
の3枚のカードがあり、それぞれの残高を確認できる仕様です。
現在はワールドコインのみに残高がある状態ですが、前述した通りWorldCoin/WLDの相場によって残高は増減します。
上がったり下がったり。
でも忘れずにGrantし続ければ、79ワールドコイン75ワールドコインまでは増えていきます。
2024年1月14日3月10日までにOrb認証を完了させれば、誰でも79ワールドコイン75ワールドコインまでは無料でもらえるんです。
登録時は34772円相当でしたが、
記事公開時は32311円相当に⬇︎
しかし2月末はなんと87284円相当に⬆︎
がんばれワールドコイン。
がんばれサム・アルトマン。
がんばれあなた。
Bybitで増やす
暗号資産を支出ゼロで持てるのがワールドコインのメリットですが、残念ながら今のところ国内にワールドコインを取り扱う取引所がないので、貯めたワールドコインを“日本円で出金”することはできません。
しかし…
増やすことはできます!
シンガポールの仮想通貨取引所『Bybit』の口座があれば、購入したり、ステーキングして利回りを得る方法も用意されています。
“海外の取引所”というとハードル高めな印象があるかと思いますが、口座開設までのプロセスは非常にシンプルです。
Bybitに登録する方法
- Bybitアプリをダウンロード
- メールアドレス・パスワード・紹介コードを入力し【登録】をタップ
- スライドしてパズルを完成させる
- メールで届いた認証コードを入力
- 本人認証を完了させる
以上のプロセスでBybitの口座が開設できます。
アプリのスクショで解説していますが、もちろんブラウザでも同様のプロセスで開設できますのでお好みでどうぞ!
\取扱銘柄が国内より豊富です!/
ステーキングする方法
WorldAppにあるワールドコインをBybitに送金して、ステーキングするまでの手順を辿ります。
まずはBybitアプリを操作していきます。
- 画面下部左の【ホーム】
- 画面上部右の【入金額】
を順にタップします。
続いて、
- 画面最下部の【暗号資産を入金する】
をタップします。
続いて、
- 画面上部の検索窓で【WLD】を検索
- 【WLD】を選択
の順に検索・選択してください。
続いてチェーンタイプは、
- Optimism
を選択。
続いて、
- アドレスをコピーする
をタップします。
WorldAppを開いたら、
- 画面下部左の【ウォレット】
- その上にある【WorldCoin】
- 次画面の【送金】
を順にタップします。
続いて、
- Bybitでコピーしたアドレスをペースト
- 次画面の【アドレスを確認しました】
をタップします。
続いて、
- 送金したいコイン数
- 画面下の【送金のプレビュー】
- 次画面の【長押しして送金】
を順にタップします。
送金確認は長押しです。
再びBybitアプリを開き、
- 画面下部左の【ホーム】
- 画面中段の【その他】
を順にタップします。
続いて、
- 画面中央の【Bybitステーキング】
をタップします。
続いて、
- プロダクトの中から【WLD】を検索
- 【WLD】を選択
WLDを検索・選択します。
続いて、
- 画面上部の【投資額】
- 画面下部の【今すぐステーキングする】
を順に入力・タップします。
ノーリスク仮想通貨
ここまでワールドコインの特徴や獲得方法、その後Bybitでのステーキング方法について解説してきましたが、重ねて申し上げたいのはここまで1円たりとも払っていないということです。
1円も出していないのに、総量では万単位の価値になっていて、しかもそれを元手に積立までできるシステムが存在しています。
日本ではまだまだ暗号資産を初めていない人の方が多いと思いますが、いずれワールドスタンダードになっていくものだと僕は思っています。
リスクが気になって手を出せていない人も多いはず。
そんな方にこそ、手出しゼロで仮想通貨デビューできるワールドコイン+Bybitステーキングはおすすめです。
上がればテンションもめちゃくちゃ上がります。
でも下がることもあります。
ガクンと下がることがあるかもしれません。
その度に思い出してください。
そうだ!
1円も出していなかったんだ!
…ということを(笑)
\目指せ黒帯!/
ステーキング中の情報確認方法
- 資産をタップ
- 投資済みの商品の資産運用をタップ
- Bybitステーキングをタップ
※投資判断はご自身にて行っていただきますようお願いいたします。