連日新型コロナウイルスの感染者が増えているというのに。。。
世界中で非常事態宣言が発令されているというのに。。。
国によってはコロナによる死者数が中国を超えロックダウンが実施されているというのに。。。
東京オリンピックパラリンピックが延期となり景気浮揚のチャンスを逸してしまったというのに。。。
それにも関わらず日本人にはまだまだ危機感が醸成されていないような気がするのは自分だけでしょうか。
画面越しに見えているものが遠い世界の出来事だと思っているからなのか。。。
日本が島国だからなのか。。。
自分は大丈夫だと思っているからなのか。。。
想像力が欠けているのかもしれない。もちろん自分も含めて。
今見ておきたい映画・小説7選です。
もくじ
コンテイジョン|2011年
主演|マット・デイモン
内容紹介
【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。 香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。時を同じくして香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは驚異的な速度で全世界に広がっていった。米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。国家が、医師が、そして家族を守るごく普通の人々が選んだ決断とは──?引用元:Amazonプライムビデオ
コンテイジョンの感想
咳、ドアノブ、書類、つり革、エスカレーター、エレベーターのボタンがウイルスをばらまく媒介物になります。さらに『人は顔を1日2〜3000回触る』というセリフも。
手洗い、顔を触らないことが大事だということが映画の中でも言われていました。
そしてウイルスが蔓延するのと同じくらい怖いのが民衆の暴徒化。物がなければ奪う、という人たちは一定数いるでしょうし、ワクチンができても誰から接種するのか?という競争が始まってしまいます。
ウイルスは感染してもしなくても“人間を蝕む存在”なのかもしれません。
FLU 運命の36時間|2013年
韓流サスペンス
内容紹介
突然起こった感染の恐怖。そして、ウィルスの拡散を阻むため閉鎖された街。極限の恐怖を目の前に多くの人間がまるでゾンビのように理性を失い暴徒と化す。そんな中、救助隊員であるジグは愛する人の娘ミルを守るため、街に残された全ての人々をたった一人で助け出そうとするが。。。引用元:Amazonプライムビデオ
FLU運命の36時間の感想
最初の感染者が搬送された時、病院側は鳥インフルエンザを疑い街の閉鎖を行政に提案しますが、その場に呼ばれた議員は“そこまでやる必要はないだろう”と話半分に聞いたために対応が後手に回ってしまったんですよね。
気付いた時には街中に咳き込む人々。ウイルスはあっという間に人から人へ。
強引な隔離政策。
乱暴な命の選別。
交錯するエゴ。
そんな制御不能な混乱の中に恋愛模様を絡めてくるところ、そして“いい人役がみんな男前すぎるところ”はさすが韓流映画でした。
アウトブレイク|1995年
内容紹介
感染すれば、全てが終わる。致死性のウイルスの宿主≪ホスト≫。このウイルスに感染すれば助かる術はない。かつて類を見ない最大の危機が人類に迫ろうとしていた・・・引用元:Amazonプライムビデオ
アウトブレイクの感想
致死性ウイルス『モターバ』に感染した猿が密輸入され、その猿が口に含んだ水を吹きかけられた男が感染し、その猿を持ち込んだペットショップの店主がひっかかれ感染し、その猿が食べていたバナナを他の動物も感染。
猿に水をかけられた男の恋人がキスで感染し、感染者の血液検査をしていた技師も感染。
空気感染しないはずだったモターバは、いつの間にか空気感染するウイルスに変貌。
さらに感染した自覚のない血液検査技師が映画館で咳をして拡散。クラスター、アウトブレイク(爆発的感染/オーバーシュート)していくという流れ。
感染者が続出する町・シーダークリークを政府は隔離。そして政府は街一帯を爆破しウイルスと2600人の市民を気化させてしまおうと画策。
アメリカ国民2億6000万人を救うためには2600人を犠牲にすることはやむを得ないと考える政治家・軍人のイカれた正義がもしもノンフィクションだったと考えるとゾッとします。
感染列島|2009年
妻夫木聡・檀れい・国仲涼子
内容紹介
いずみ野市立病院の救命救急医・松岡剛のもとに、一人の急患が運び込まれてくる。その患者は高熱に痙攣、吐血を催し、全身感染ともいえる多臓器不全に冒されていた。しかし、あらゆるワクチンを投与するも虚しく、患者は死亡してしまうのだった。さらに、正体不明のウイルスは医療スタッフや患者たちにも感染、病院がパニック状態に陥ってしまう…。引用元:Amazonプライムビデオ
感染列島の感想
フィクションですが映画内で登場したウイルス『ブレイム』はオーバーシュートして感染者3950万人、死亡者1120万人という甚大な被害を及ぼす結果に。
この数字は大袈裟なのか、それとも現実味を帯びたものとなり得るのか。
もしこんなことが現実に起こったとしたら、自分は助かる側の人間でいられるのか?大切な家族・友人知人は?
助かる者、助からない者の境が紙一重すぎて泣けてきます。。。
復活の日|1980年
深作欣二監督作品
内容紹介
「愛は、人類を救えるか」 MM88…その細菌兵器によって全世界はパニックとなり、45億人の人類が死んだ… 氷に閉ざされた南極大陸に残された探検隊の863人を除いて― 滅亡寸前まで追いこまれた人類は、地球は生き残ることができるのだろうか!?引用元:Amazonプライムビデオ
復活の日の感想
MM88は氷点下になると毒性が無効化する特性があることから、南極大陸に残された人々だけが助かるんです。最初は。
問題は山積みで、南極で生き残った国々で一致団結したくても、過去の国家間同士の関係性が邪魔をしてそれができない。
残された者たちで人類を存続したくても、800人以上の男たちに対して女性は10人もいない。
希望の光が見えかけても核兵器という過去の遺物が足を引っ張り、そもそも元凶であるMM88も一部の人間のエゴによって生み出されたものでしかない。
結局、人類の滅亡は二者択一を誤ったがための自業自得の行末でしかないのかなと感じてしまいます。
この映画においても、重大な局面で二者択一する権限を持っているのは政治家・軍人なんです。
フィクションの世界で描かれているような愚かな政治家が、現実世界にはいないことを願うばかりです。
※演奏:ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ/ニューヨーク・ストリングス/東京シンフォニック・アンサンブル
首都消失|1983年〜
小松左京著
内容紹介
首都圏に大異変発生! 都心を中心に、半径三十キロ、高さ千メートルにもなる正体不明の巨大な”雲”が突如発生、通信・電波・交通などあらゆる連絡手段が途絶されてしまったというのだ。中に閉じこめられた人々は無事なのか? そして政府はどうなってしまったのか? 国家中枢を完全に失ってしまった日本の混迷を描く、日本SF大賞受賞のパニック巨篇。(全二冊)
首都感染|2010年
高嶋哲夫著
内容紹介
二〇××年、中国でサッカー・ワールドカップが開催された。しかし、スタジアムから遠く離れた雲南省で致死率六〇%の強毒性インフルエンザが出現!!中国当局の封じ込めも破綻し、恐怖のウイルスがついに日本へと向かった。検疫が破られ都内にも患者が発生。生き残りを賭け、空前絶後の“東京封鎖”作戦が始まった。
強毒性インフルエンザ・ウイルス出現!感染者の移動を禁止しなければパンデミックは阻止できない。総理は“東京封鎖”を決断した。
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