スマホの買い替えについて相談された時にそう答えることが多い今日この頃。
記事執筆時の2024年8月時点で、iPhone14(128GB)とGooglePixel8(128GB)は、家電量販店に行けば2年総額47円で手に入れることができます。
オンラインショップでも同じ金額で販売されていますが、ほぼ在庫切れの状態です。
しかし、家電量販店なら概ね在庫アリです。
2023年1月にこんな記事を書きました。
この時は“回線契約なし”で契約したため、かかる費用は端末代金の月々917円のみ。当時は“それでもお得だ”と判断しましたが、ぶっちゃけ、MNPで回線契約したほうが絶対お得です。
さらにGoogleフォトのAI編集機能を”Pixelスマホ以外の人”が上限・制限なく使うにはGoogle One プレミアム2TB(月額1300円)への加入が必須ですが、Pixelスマホなら追加費用なし・制限なしで利用できます。
加えてGoogle Pixel 8シリーズは音声消しゴムマジック(動画の雑音低減)やベストテイク(全員いい顔写真)などの新機能にも対応しているので、この度、家電量販店にてGoogle Pixel 8を2年総額47円で入手して参りました。
2年総額47円ということは、
月々2円
(初月のみ3円)
です(笑)
※ちなみにGoogleStoreでの販売価格は11万2900円です!(2024年8月4日現在)
別にズルしたわけでも、Googleに親戚がいるわけでもありません。
誰でもこの値段で手に入れることできます。
“Proじゃないほう”なのでスタンダードスペックスマホではありますが、
- iPhone14(128GB)
- GooglePixel8(128GB)
が月々2円なら替えない理由なくないですか?笑
『買い替えたいけど高いしなぁ…』と思って替えないでいる人、いませんか?
安心してください!
月々2円ですよ!
やり方、解説します。
もくじ
まずは家電量販店へ!
大手キャリアが集結!
スマホを激安で買い替えたいなら、今すぐ家電量販店に向かってください。
なぜ家電量販店なのか。
それは…
大手キャリアを
イッキ見できる
からにほかなりません。
ドコモの在庫がなければauの売り場に行けばいいし、auの在庫がなければソフトバンクの売り場もあります。ご丁寧にサブブランドのUQモバイル、ワイモバイルの売り場もあります。
キャンペーンも様々。
最もお得なところにMNPするには、大手キャリアをまとめてチェックできる家電量販店がおすすめなのです!
カラバリには若干の縛りがある
結論から言いますと今回僕はUQモバイルにMNPしましたが、Pixel8に関してはObsidian(黒)しか選べませんでした。
ちなみにauであればHazel(グレー)も選択可能とのこと。
つまりは、
月額料金が高いauなら人気色のグレーも選べるよ。UQモバイルは月額料金が安いから黒だけね。
という思惑が透けて見えるわけです。
僕は端末全体をスキンシールで覆う予定なので何色でも問題なし。
でももし『絶対Hazelがいい!』という人がいたとしたら、とりあえずauで契約していいと思います。そのままauを使い続けてもいいし、月額料金を抑えたくなったらUQモバイルやpovoにプラン変更するという選択肢もあります。
ただし、MNPしたら最低3か月はそのキャリアを利用してください。
これ、よく耳打ちされます。
そのアドバイスが“コロコロ乗り換える客”というレッテルを貼られないためなのか、“店側の都合”なのかはわかりません。
しかしながら、激安で買わせてもらったにも関わらず“最低3か月でよい”という条件は、正直、激甘なのではないかと僕は思います。
個人的には安いプランに変えるなら“同じ回線のプラン”に変えるのが義理人情というものではないかとも思っています。
ドコモのeximoで契約したらahamoかirumoに、
auならUQモバイルかpovoに、
ソフトバンクならワイモバイルかLINEMOに。
もし“最低3か月利用”が顧客の信用に直結しているとすれば、同じ回線へのプラン変更は最低限のマナーと言えるかもしれません。
この辺りは各々の判断で何卒…
どのキャリアで買うかを
慎重に検討する
UQモバイルとワイモバイルの2択で迷う
UQモバイルは端末支払総額52,000円なんだけど24か月間は月々2円。
ワイモバイルは一括29,800円。
Pixel8を自分のモノにしたいならワイモバイルが正解です。UQモバイルは全額完済まで所有権が自分にないため、売却などもできません。
Pixel8の使用期間を2年間に限定した場合、総支払額が安く済むのはUQモバイルです。ワイモバイルの29,800円に対し、UQモバイルはわずか47円です。
あなたならどちらにしますか?
今回はUQモバイルにしました!
順当に行けば2年後にはPixel10が登場しているであろうタイミングです。
そしてPixel9が今回同様2年総額47円で販売されている可能性大。
であれば、所有権を放棄する代わりにわずか47円で2年ごとに乗り換えていくほうが自分にとって得策ではないかと考え、UQモバイルで契約することにしました。
プランはコミコミプラン一択でした。
10分通話定額込みのデータ20GBで月額3278円。
7か月間はデータ増量オプション(月額550円)が無料付帯するため、料金据え置きでデータ30GBとなります。
5分通話定額込みのデータ20GBで月額2970円のahamoと比べるとちょこっと高いですが、通話無料時間が長めです。逆に大盛りオプションに匹敵するオプションはありません。
将来的にデータ20GBで足りるならそのままでいいし、20GB以上必要なら増量オプションを使い続ければいいし、30GBでも足りないようならpovoの大容量トッピングへの変更もアリだと思います。
使用期間を2年にするか、7年とするか
※金額は2024年8月4日時点のものです。いずれもMNP価格です。
Pixel8は“7年アップデート”が保証されているので最長2030年まで使えます。
スマホに高機能を求めず、長く同じ機種でいい人であれば、7年アップデートは相当なメリットになるので、ワイモバイルで買うほうが安い計算になります。
OSアップデート期間はメーカーによって異なるので、ぜひ調べてみてください。
家電量販店における
乗り換えプロセス
事前準備
家を出る前に、
- 本人確認書類
- クレジットカード
を持っていることを確認しましょう。
本人確認書類は補助書類不要の運転免許証かマイナンバーカードがおすすめです。料金支払いに使うクレジットカードも忘れずに。
家電量販店にて
スマホ売り場に向かい、“総額47円”などと大きく書かれたポップを探してください。
僕が見た限り、どこの家電量販店でも同様のポップを見つけることができました。
そして店員さんに『この値段で買いたい』と声を掛ければOKなのですが、ひとつ注意点が。
総額47円販売はMNPが前提なので、異なる回線のキャリアを選ぶようにしましょう。
ドコモユーザーのあなた
- ➡︎au、UQモバイル、ソフトバンク、ワイモバイル
auユーザーのあなた
- ➡︎ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル
ソフトバンクユーザーのあなた
- ➡︎ドコモ、au、UQモバイル
UQモバイルユーザーのあなた
- ➡︎ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル
ワイモバイルユーザーのあなた
- ➡︎ドコモ、au、UQモバイル
家電量販店が取り扱う大手キャリア・サブブランドのみで例示すると以上のような選択肢となります。
わからなければお店の人を頼りましょう。
いざ契約!
乗り換えを決めたら、いよいよ席につき、契約となります。
MNP番号取得はこのタイミングで行います。
オンラインでMNP番号を取得し、諸々の書類に必要事項を記入し、店員さんからの説明を聞き、端末の動作確認が済んだら手続きは完了です。
端末のデータ移行は家でやる!
店頭にて端末の動作確認が済んだら、新しいSIMカードはこれまで使っていたスマホに挿し、新端末には手を付けず家に持って帰りましょう。
データ移行は予期せぬトラブルが起こる可能性があるため、時間に余裕がある時に行うのが鉄則。
データ、Suica、LINE移行などは安定してWi-Fiに繋げる環境で行いましょう。
MNPのメリット
スマホの機種代が断然安い
再掲画像ですが上記価格はいずれも“乗り換えた人”に向けた価格です。
新規契約➡︎機種変更の順に端末価格は高くなります。
端末を安く手にいれることのみに主眼を置くならば、MNPするのがベストです。
スマホを同時に保有できる
2年後の買い替えタイミングを待たずに買い替え可能です。
端末代金支払いが二重になってしまいますが、月々2円サイクルを作ることができれば、2台分でも月々4円です。
一定期間、前機種を保有しつつ新機種にゆっくりじっくり移行させることができるのもMNPのメリットです。
子ども用のおさがりスマホを作れる
すでに端末代全額支払い済みの人が2年47円スマホに乗り換えた場合、これまで使っていたスマホは返却不要なので、いざという時のために持っておいてもいいし、売却して現金化してもいいし、子ども用のおさがりにもできます。
LINEMOのベストプランSIMを挿しておけば、990円でLINE使い放題スマホのできあがりです!
背に腹は変えられない。
普通に買えば10万円以上するスマートフォンが毎月2円で使えるなんてありえないし(※ありえてるんだけど/機種による)、みんながみんなこの方法で買ってしまうとキャリアやメーカーにとっては商売上がったりなところがあるとは思います。
が、物価高や数多の税金で日々節約を強いられている以上、使えるサービスは使い倒したらいいのではないでしょうか。
まぁ、僕なんかが心配しなくても、いろんなキャリアのいろんな機種がそれなりに売れながら経済は回っていくんだと思います。
実際、2年総額47円で買えるのは現状iPhone14(128GB)とPixel8(128GB)などの一部の機種なので、最新のiPhoneや大容量モデル、他メーカースマホを選んだ場合はちゃんと端末代金が発生します。(※それでも2年で返せば実質半額程度で使えます。)
しかし毎月何千円も機種代にかかる一方で、毎月2円で使える買い方があるのも事実。
浮かせた数千円は暗号資産にでも回したほうが将来は明るいのではないかと思わずにはいられません。
iPhone14(128GB)とPixel8(128GB)でもいいという人は、家電量販店へお急ぎください。
在庫がなくなれば、2年総額47円では買えなくなります。
とはいえ、iPhone16が発表された後は、iPhone15が月々2円対象になっていくのだと思いますが…