バチカン サン・ピエトロ大聖堂のクーポラへ!行き方・チケット予約・登頂方法まとめ
2025年、夏。
“聖年のバチカン”に行ってきました。
前回訪問時に達成できなかった、
- 聖なる扉通過
- ドーム登頂
- ベルニーニポイントに立つ
などのミッションにもチャレンジ。
チケットは日本語非対応の大聖堂公式サイトで買うなど、いろいろがんばりました。
もくじ
バチカンに行こう!
■サン・ピエトロ大聖堂
世界最小の独立国『バチカン』は国全体が世界遺産に登録されていて、
- サン・ピエトロ大聖堂
- サン・ピエトロ広場
- バチカン美術館
- システィーナ礼拝堂
など、見どころ満載なイタリアの観光スポットです。
地図で見ると陸の玄関口テルミニ駅から距離があるように感じますが、地下鉄やバスを使えば簡単にアクセスできます。
テルミニ駅から地下鉄A線に乗れば、最寄りのOttaviano(オッタヴィアーノ)駅までは10分ほど。
オッタヴィアーノ駅からバチカンまでは徒歩7分です。
⬆︎ちょうど64番のバスを発見。
テルミニ駅発64番のバスに乗れば、サン・ピエトロ大聖堂のすぐそばまで行けます。
今は地下鉄もバスも、クレジットカードやスマホのタッチ決済に対応済み。
■バスの決済端末
地下鉄は改札の読取機にタッチすればゲートが開くし、バスは乗車時にこの端末にタッチさせるだけでOKです。
同じクレジットカードをタッチさせ続ける限り、自動で最安料金が適用されます。
地元感を楽しめる公共交通機関を利用して、バチカンを目指しましょう!
ローマの地下鉄・バス料金
- 1回券:1.5ユーロ
- 24時間券:7ユーロ
- 48時間券:12.50ユーロ
- 72時間券:18ユーロ
■紙チケットは券売機・売店・露店などで購入できます。
サン・ピエトロ大聖堂
■世界最大級の教会、バチカンの『サン・ピエトロ大聖堂』へ。バチカン全体が世界遺産。大聖堂はその最たる存在です。
■ちなみに石像の向こうに見えている壁面の文字のサイズは縦約2mなんですって。(参考:大谷翔平選手の身長が193cm)
■おとなり失礼します(笑)
■大聖堂正面右側に位置する『聖なる扉』は25年に1度の”聖年”にのみ開かれます。この扉をくぐるとすべての罪が赦されると言われています。⬆︎初訪問時(2012年)は閉じていましたが…
■2025年の聖年時に再訪!無事、くぐることができました!
■普段は跨ぐことのできない『聖なる扉』のドア枠。
■13年前の新婚旅行で『次開く時にまた来られたらいいね』と話していたことを、家族4人で実現できたの胸熱。次の聖年は2050年です。
■眼前に広がる圧倒的荘厳空間。
■振り返っても荘厳。
■ベルニーニが設計したブロンズ製の大天蓋(バルダッキーノ)の下に聖ペテロの墓廟があります。
■こちらもベルニーニが手掛けた『聖ペテロの玉座』
■教会 兼 美術館。
■イタリアが誇る芸術家・ミケランジェロの傑作『ピエタ像』この”サン・ピエトロのピエタ”をきっかけにミケランジェロの名声は確立されたんだとか。ミケランジェロによるピエタ像は4作品あるものの、完成しているのはこの像のみです。
ミケランジェロのピエタ像
- 『サン・ピエトロのピエタ』(1498年 – 1500年、サン・ピエトロ大聖堂)
- 『フィレンツェのピエタ』(1547年? – 、フィレンツェ、ドゥオーモ博物館)未完成
- 『パレストリーナのピエタ』(1555年? – 、フィレンツェ、アカデミア美術館)未完成
- 『ロンダニーニのピエタ』(1559年 – 、ミラノ、スフォルツァ城博物館)未完成
■聖ペテロ像。信者はこの像の足に触れて信仰を示すので、すり減っています。
■フランソワ・デュケノワ作『聖アンドレアの像』
■『教皇クレメンス13世の墓碑』の宗教の像(左)、死の寓意の像(手前)、目覚めている獅子(奥)
■ベルニーニ作『アレクサンデル7世の墓碑』祈る教皇像を中心に4体の美徳(愛徳・真理・賢慮・正義)の寓意像を配置。死が逃れられないものであることを骸骨が持つ黄金の砂時計で表現。赤大理石によるドレープの色彩と質感も見事。
■カミッロ・ルスコーニ作『グレゴリオ13世の墓』グレゴリオ暦(太陽暦)を導入したことで有名。
■ピエトロ・ブラッチ作『ベネディクト14世の墓碑』
■ピエトロ・ブラッチ作『ベネディクト14世の墓碑』』
■ピエトロ・テネラーニ作『ピウス8世の記念碑』中央のキリストの手前で跪き祈りを捧げているのが教皇ピウス。両脇には聖ペテロと聖パウロの姿が。『4人乗っても大丈夫!』
寄付はキャッシュレス
■キャンドルはLED&キャッシュレス決済
並んだキャンドルに明かりを灯したい時はクレジットカードで決済できます。最小金額は3ユーロから。日本の賽銭スタイルはなかなかキャッシュレス化しませんね。
いよいよ
クーポラ(ドーム)頂上へ!
大聖堂には上層階があるんです!
■サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ(ドーム)はミケランジェロ設計・高さ約132mの巨大な半円球屋根で、ドーム内では華やかな装飾が、頂上からはローマ市街を一望できます。ドーム登頂は事前予約必須。後述しますがドーム登頂チケットを予約しておけば大聖堂にも並ばずに入れるので、ぜひ押さえておきたいチケットです。
■ドームへの入口は大聖堂内にあります。ドーム登頂は時間指定なので、指定時間までは大聖堂内で過ごし、時間になったらこの入口に向かいます。時間を持て余してしまって予約時間前に行ってみたのですが、入れてもらえました。
■ドーム頂上までの階段数は551段。『階段チケット』は551段すべてを階段で登ります。『エレベーターチケット』はテラスまでイッキに登れますが、テラスから頂上までの320段は自ら登らねばなりません。エレベーターだと味気ないので、今回はすべてを階段で登りました。テラスまでの231段は緩やかな螺旋階段。幅広浅低階段なので、ずっと坂道を登っている感じ。螺旋の中心をエレベーターが行き来します。
■231段先のオシャレすぎるテラスに到着。ドーム頂上にぐいーんとズームしてみると…
■見えた見えた。ここが立ち入ることのできる最高到達地点です。人の大きさから、いかに巨大なドームであるかが伝わるかと。残り320段を登ってココを目指します。
■テラスにはカフェがあります。右の扉がカフェ入口です。あと、写真見て気付いたんですが、バチカン名物の黄色のポストが!ここからも手紙出せるなんて、素敵♡
■カフェ&ソフトドリンクとピザやドーナツなどの軽食も揃います。
■テラスでは立像を背後から見ることができます。CP9に連行されたロビンを取り返しに来た麦わらの一味の姿(ワンピース単行本41巻)を彷彿とさせる”どどん!”感。
■登頂再開後、すぐにミケランジェロ設計のドームエリアへ。これが全部モザイク装飾だなんて信じられますか!?
■通路壁面のモザイクからもいかに細密であるかを感じることができます。
■ドーム内通路から下に目を向けると、この建造物がいかに巨大であるかがわかります。
■頂上に近づくにつれ、通路や階段は狭く急勾配になっていきます。最後の超狭螺旋階段を登りきると頂上到着です。
■反抗期気味の長女と551段を登り切りました!
■ちょっと色が鮮やかすぎますが、ドーム頂上からの景色。
■ベルニーニ設計のサン・ピエトロ広場をこのアングルで見られます。石像越しの広場、かっこよ!
■サン・ピエトロ広場の最大収容人数は30〜40万人なんだとか!すご!
■ドーム登頂後に娘と飲んだ飲んだ炭酸飲料、プライスレス。
サン・ピエトロ広場
■サン・ピエトロ大聖堂前に広がるベルニーニが設計したサン・ピエトロ広場。中央には西暦40年頃にエジプトから運ばれた説があるオベリスクが。
■340m×240mの楕円広場で最大30〜40万人を収容できる世界最大級の広場です。
■サン・ピエトロ広場を囲むように配置された石柱列。円柱は全部で284本も。
■円柱の上には140体の石像が並びます。
■サン・ピエトロ広場の2箇所に”Centro del Colonnato”(列柱廊の中心)と書かれた『ベルニーニポイント』があります。ここにに立つと…
■4本の石柱列がすべて1本に見えてしまう精巧さ。
■360度サン・ピエトロ広場。
■新婚当時の両親と11歳になった娘。何年経っても、黄色いポストは変わらずそこに立っていました。
■バチカンのスイス衛兵。16世紀初頭にユリウス2世が、当時”最強”と評されたスイス衛兵を採用したのが始まり。スイス国籍の19〜30歳の独身男性、カトリック信徒、スイス軍での教育修了、身長174cm以上などの要件を満たした男性のみがスイス衛兵隊に入れるんだとか。
チケットの買い方
サン・ピエトロ大聖堂のチケットは必須!
サン・ピエトロ大聖堂は入場無料ですが、混み合う時間に行く予定の人とドームに登りたい人はチケット必須です。
予約せずに無料で入ろうとした場合、混雑時にはかなりの待ち時間が発生してしまいます。
15時頃のゲート前。
無料ゲートには長蛇の列が。
チケット購入済みの人は右側のファストレーンを通れるので待ち時間ゼロ。
タイムイズマネー。
“大聖堂入場のみ”であっても、チケット購入しておかれることをおすすめします。
ただし!
前日の朝9時頃に訪れた時は無料レーンから待ち時間ゼロで入ることができました!
確実に混雑時を避けて行けるのならば、チケットは不要かもしれません。(※ドーム登頂は要チケット/要予約)
どこでチケットを買うか。
確実に入場・体験できるよう、人気観光地の予約は出国前のできるだけ早めのタイミングに完了させておきたいところ。
値段だけで見ればサン・ピエトロ大聖堂の公式サイトが最安です。ただしキャンセル不可。
■公式サイトの階段チケット大人1枚・子ども(11歳)1枚の計2枚で27ユーロでした。子どもは10ユーロの割引価格で購入できました。
予約代行サイトは手数料やガイドなどのオプションが付くのでちょっと高め。ただし、キャンセル可のところも。
例えば“階段でクーポラに登るチケット”は、
- 大聖堂公式サイト:17ユーロ(子ども10ユーロ)
- 予約代行サイトA:3145円(子ども2960円)
- 予約代行サイトB:4406円(子ども料金なし)
- 予約代行サイトC:4604円(子ども料金なし)
と、サイトによって様々。子ども料金の有無もサイトによってまちまち。
購入当時は大聖堂公式サイトが最安でしたが、1ユーロ=185円になっちゃうと、大人1人料金は最安ではなくなりますね。
子ども込みであれば大聖堂公式サイトが最安を維持しますが、1ユーロ=226円になってくると最安陥落も。
とはいえ、そうなったら予約代行サイトの価格も上がるのかな。
予約代行サイトで用意されたガイドは基本外国語になるので、入場さえできればいいのであれば大聖堂公式サイトがおすすめです。
どのチケットを買うか。
スムーズに大聖堂に入りたいなら7ユーロの大聖堂チケットを。
ミケランジェロが手掛けたドームを登ってみたいなら、階段チケット(17ユーロ)かエレベーターチケット(22ユーロ)を購入します。
階段チケットは全551段を歩いて登ります。
エレベーターチケットはテラスまでエレベーターでイッキに上がれますが、実はそこから320段を歩いて登らねばなりません。
いずれにしても体力要ります。
購入手順
サン・ピエトロ大聖堂の予約サイトにアクセスして、アカウントを作ります。作成済みの人はログインします。
購入したいチケットのバナーを選択してください。
今回はバシリカ+階段付きドームチケットで進めて行きます。
旅行概要(人数・旅行滞在期間)を入力して、カスタマイズして購入をクリック。
“大聖堂+階段付きドーム”をクリック。
行きたい時間を選択します。
カレンダーをクリックすると予約可能日が表示されるので、希望の日をクリック。
選択をクリック。
予約が追加されたら、一番下までスクロールして続くをクリック。
確認をクリック。
あとは購入者情報などを入れてクレジットカード決済を完了させたら『予約完了』です!
ユーロで買う方法
■決済画面で日本円払いはユーロ払いかを選べます。日本円払いだと4%の両替手数料とクレジットカードの手数料が発生しますが、Revolutアカウントでユーロを持っていれば、ユーロで買えます。
■アプリで外貨両替や海外送金、物理カードで海外ATM出金などができるようになるサービスです。1ユーロ=169円の時にRevolutアプリで外貨両替しておいたユーロで購入できたので、ちょっとお得に買えました。
■紐付ける銀行口座は入金手数料無料のみんなの銀行がおすすめです。
予約後
数枚の予約バウチャー(証明書)が送られてきたら予約確定です。
ドーム登頂チケットのQRコードは予約日時の48時間前までに配信されます。
大聖堂入場時・ドーム登頂時はQRコード表示画面を見せればOKです。
プリントアウトしておく必要はありませんが、現地でネット回線を利用しないのであれば紙で出力しておいたほうが安心です。
僕は“PDFで作った旅のしおり”の中にチケットも入れておきました。
PDFにしておけばネット環境に頼らずに表示できるので安心です。
大聖堂、大満喫!
今回はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂観光を中心にまとめました。
大聖堂内は美術館さながらだし、ドーム登頂はご褒美的景色が楽しめます。
ドーム登頂に関しては1時間半あれば完結できるので、ぜひ行程に入れてみてほしいですし、ツアーであっても自由時間に予約が取れれば楽しめそう。
今回は子連れ旅なので断念しましたが、バチカンにはバチカン美術館もあります。
いずれも当日“イチかバチかん”で現地に行ってしまうと貴重な時間を待ち時間に浪費してしまうことになるので、出国前に、できれば1か月以上前には、確実に予約を完了させておきましょう。
この記事が、ローマ・バチカン観光したい人のお役に立てますように…
Buon Viaggio!
楽しい旅を!














