サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会でダ・ヴィンチの名画『最後の晩餐』を鑑賞後、続いてやってきたのはミラノの観光名所・ドゥオモ。それにしても、バスを降りて、ドゥオモにたどり着く間にもすんごいものが次から次。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリアの歴史と規模におったまげました。
もくじ
スカラ広場
バスを降りた路地から表通りに出るといきなりこの景色。イタリアは街中のいたるところがリアルテーマパーク状態です。

マリーノ宮市庁舎
左側に見える建物はマリーノ宮市庁舎。1500年代中頃に、ジェノバ出身の銀行家であるトマーゾ・マリーノが、建築家ガレアッツォ・アレッシに依頼して建設したマリーノ宮。現在は実際に市庁舎として使われています。同じく歴史的建造物が市庁舎として使われているフィレンツェのヴェッキオ宮殿しかり、歴史的な職場でお仕事できる職員さんたちが羨ましい限りです。
レオナルド・ダ・ヴィンチ像

スカラ広場の中央にあるのがピエトロ・マーニ作のレオナルド・ダ・ヴィンチ像。1482年にミラノへやってきたダ・ヴィンチは、当時ミラノを支配していたスフォルツァ家に招かれて1499年まで滞在します。その間に『最後の晩餐』を描き上げることとなります。
マンゾーニ通り

スカラ広場の前はマンゾーニ通り。アレッサンドロ・マンゾーニさんはイタリアでは超有名な詩人・作家で、一時期はイタリアのリラ紙幣に肖像が採用されていたことも。ミラノ出身ということでマンゾーニの家は現存していて、今は博物館として開放されています。実際にマンゾーニが使っていた部屋や書斎が残されているんだとか。ちなみに入場は無料。次回はぜひ行ってみよう。
スカラ座

世界的なオペラの殿堂・スカラ座。1776年着工、1778年完成。第二次世界大戦で焼失するも設計図を元に復元。内部には博物館もあって、衣装や劇場内部を見学することができます。6ユーロ。オペラを鑑賞するよりは割安ですね。
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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア

スカラ広場とドゥオモを結ぶヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア。美しく巨大な十字型のアーケードで、内部にはおしゃれなカフェやレストラン、高級ブランド店が並びます。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
イタリアの都市ミラノにあるアーケードの名称。2つのアーケード(8角形の建物に2つのアーケードが交差する)に覆われ、ドゥオーモ広場の北に位置し、スカラ広場へ通じている。イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで名づけられたこの場所は、最初に1861年にデザインされ、イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年の間に建設された。通りはガラスのアーチと鉄製の屋根に覆われており、19世紀のショッピングモール及びイギリス、ロンドンにあるバーリントン・アーケードのような、通俗的なアーケードのデザインである。ガッレリアはベルギーのブリュッセルにあるギャラリー・サン・チュベール(1847年公開)やロシア・サンクトペテルブルクにあるパッサージュ(1848年公開)、ナポリのウンベルト1世のガッレリア(1890年公開)等から始まった、巨大なガラス張りのショッピング・アーケードの原型であった。
石造りの上にガラスを配置する斬新な構図は当初反発もあったんだとか。1865年から1877年までの約12年もの月日をかけて完成。

店舗・居住空間は伝統的な石造り。

屋根部分はガラス・鉄骨が組み合わさった融合美を楽しむことができます。

南北に197m、東西に105m。写真で見る以上に大きかった。

ミラノ・ガレリア/牡牛のおまじない
ガレリアの中心には牡牛のモザイク画があって、人だかりができています。そこに集まっている人はみなおまじない待ち。この牡牛のお股にかかとを合わせて1回転(3回転説も)すると幸せが訪れると言われています。
しっかり3回転、回ってきました!
いよいよガレリアを抜け、ドゥオモを目指します。。。
イタリア旅行まとめ












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