3度目のミラノ。
そして3度目の正直。
今回はドゥオモを外から見るだけではなくて、この巨大な歴史的建造物の『屋上テラス』に絶対に登りたいと思っていました。
これまでも漠然と『登りたいな』とは思っていたんですが、チャレンジしないままでした。
だって..
- チケットを買わないといけない
- チケットを買う場所がわからない
- チケットの買い方がわからない
- チケットの値段がわからない
- 屋上の登り方がわからない
- 所用時間がわからない
などなど、わからないことだらけだったから。
でも実際に登った今思うのは、
ってこと。
せっかく行くなら絶対登りましょう!
ミラノのドゥオモの登り方を徹底解説します!
もくじ
ミラノのドゥオモとは?
外から見るだけでも充分に満足感のあるドゥオモ/大聖堂。
- 着工▶︎1386年
- 奥行き▶︎158メートル
- 幅▶︎93メートル
- 高さ▶︎108.5メートル
で、完成までに500年を要した超巨大歴史的建造物です。
大聖堂内ではなんと4万人もの人がミサを受けることができるんだとか!
大理石の白が青空に映えます
ドゥオモには135本の尖塔があって、尖塔の先には一つ一つに聖人が立っています。
一番高い位置には金のマリア像が輝いていて、昔は“このマリア像より高い位置に建物を建ててはいけない”とされていたんだとか。
金のマリア像
さらに側面には3000を超える装飾彫刻体の姿が。
途方もないです。
どこもかしこも彫像集会
ドゥオモ屋上テラスの
チケット料金は?
屋上テラスの入場料
- 階段:9ユーロ
- エレベーター:13ユーロ
階段の方が安く登れます。
仄暗い階段を登り続けるだけで変わり映えしない景色ではありますが、元気があれば階段で登ってみてください。
登りながら“ドゥオモの巨大さ”を肌で感じられるはずです。
ちなみに大聖堂内への入場は無料です。
圧巻の大聖堂内部
14世紀から制作され、完成したのは19世紀。
新・旧約聖書をモチーフにしたものなど計55枚の美しいステンドグラスが並びます。
ドゥオモ屋上テラス
チケットの買い方
ドゥオモショップへ
ドゥオモに隣接(※ガレリアの反対隣り)するドゥオモショップ。
中には、
- チケットセンター
- ドゥオモ公式グッズ販売コーナー
があります。
この日は日曜日の午前11時。
多少の列はできているものの、待つことなく中に入れました。
整理券を受け取る
整理券
この番号が呼び出されるまではショップ内でグッズをチェック。さすがミラノ、さすがドゥオモといったおしゃれなアイテムが揃っていました。(写真を撮りたかったのですがスタッフの目が光っていたので撮れず…)そうこうしているうちに電光掲示板に番号が表示されます。
電光掲示板
左が整理券番号。右の数字はカウンターの番号です。
チケットカウンターでチケット購入
指示された番号のカウンターに行き、チケットを購入しましょう。
ステアーズ(階段)
が言えたら充分だと思います。
あとはクレジットカードでサクッと支払ったら無事にチケットゲットです。
もちろん現金でもOKです。
ドゥオモ各施設の営業時間
各営業時間
- CATTEDRALE/大聖堂:8時〜19時
- TERRAZZE/屋上テラス:9時〜19時
諸注意
- チケット販売は閉館60分前まで
- 施設入場は閉館50分前まで
- 30分前から閉館モードになるよ
ドゥオモ各施設の
服装マナーや禁止事項は?
ドゥオモ・大聖堂内の注意事項
- 電話はマナーモード
- 脱帽して
- 短パンダメ
- スカートダメ
- 肩出しファッションはダメ
屋上テラスの注意事項
- ハイヒールダメ
- 寝っ転がったらダメ(?)
- ベビーカーダメ
モニターに表示されているNGマークから想像する限り、こんな感じでしょうか。
せっかく行ったのに“入れない!”なんてことになったら最悪なので気を付けましょう。
屋上テラス階段入口へ
持ち物検査がめちゃくちゃ厳しい
中に入る前に持ち物チェックが入ります。
テロを警戒してのことなのか(?)めちゃくちゃ厳しかったです。
金属製の危なっかしいものがダメなのは言わずもがなですが、笛のキーホルダーとかもダメでした。
ダメな理由は共通言語がないためわかりませんでしたが、想像するに音が出るものもダメだったのかなぁと。
何かしらの合図に使われる可能性があるからでしょうか。
何かが起こってからでは遅いですし、あらゆる危険の芽を摘んでおきたい気持ちはわかりますが予想以上に厳しかったです。
持ち込み禁止のものを持っていた場合は、
- 入場を諦める
- 所有権を放棄して中に入る
の2択です。
ちなみに所有権を放棄したものは返却不可でした。
いざ屋上テラスへ!
チケット紛失に注意
無事に中に入りました。
チケットは読取機の下の部分に滑り込ませるようにして読み取らせます。
帰りも同じように読み取らせたらOKです。
日本語での注意書きもあるので要チェックです。
ひたすら石の階段を登る
一番下の階段がこんな感じ。
登っていくほどに暗く、狭くなっていきます。
念願のドゥオモ屋上テラスへ
高さ約100メートル
どこまでもアート
ミラノ市内を一望
ガレリア側の景色
黄金のマリア像
昼のマリア像
夜のマリア像
ドゥオモ屋上テラス
観光まとめ
所要時間約1時間15分
3度目の訪問でようやく登ることができたドゥオモの屋上テラス。
登ってよかったです。
地上から見ただけではわからない“凄み”がありました。
これだけ大きな建造物でありながら精巧すぎるな彫刻が細部にまで、何なら人の目につかないところにまでも施されています。
恐るべき数の芸術作品の集合体がこのドゥオモであること。
完成までに500年もかかった理由や人間が持つ無限の可能性というものをより強く感じることができました。
そしてチケットの購入もめちゃくちゃ簡単でした。
チケットセンターに行って買うだけです。
ミラノに行かれた際はぜひドゥオモの屋上テラス観光にもチャレンジしてみてくださいね!
所要時間
- チケット購入に10分
- 階段入口まで15分
- 屋上まで10分
- 滞在時間30分
- 降りるのに10分
- 計1時間15分
夜のドゥオモも美しい
日中とは全く違った表情のドゥオモ
白大理石が夜空に映えます。
街灯が反射してむしろ眩しく感じるほど。
もし行かれることがあれば昼と夜それぞれで見ていただきたいです。
新婚旅行初ミラノ
ミラノ前編
ミラノ中編
ミラノ後編
リナシェンテに
無料トイレがあります!
画像引用元:リナシェンテ公式サイト
イタリアに行ってみて思ったのは日本はトイレが充実しすぎているということ。
日本には無料で利用できる綺麗なトイレがどこにでもあるじゃないですか。
イタリアではそうはいきません。
バールなどに入ればトイレを利用することはできますが、何か注文するのがマナーですから有料での利用ということになります。
チップが必要なトイレもあります。
妻曰く“便座がないトイレ”もあったようです。
なので無料で利用できるトイレを知っておくと心強いです。
ミラノであればドゥオモの隣りにあるミラノ唯一の百貨店『リナシェンテ』がおすすめです。
ここには無料で利用できるトイレがあります。
4階の婦人服売り場、もしくは7階のフードコーナーに直行しましょう!
おみやげやカフェ・レストランもあります
ハイヒール型のチョコは1足1200円ほど
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