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テセウスの船|原作漫画とドラマの違いは?真犯人と最終回に衝撃!|ネタバレあり

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もくじ

原作漫画とドラマの変更点は?

音臼村が北海道→宮城県に

GoogleMapで検索してみましたが『音臼村』は出てきませんでした。

ちなみに漫画では北海道の音臼村ですが、ドラマではなぜか宮城県の音臼村に設定変更されています。

『oto』で検索すると北海道の音更村(おとふけむら)が出てきました。原作者・東元俊哉さんの出身地、北海道札幌市と因果関係があるのでは?と思ったものの、かなり離れた場所にありました。。。

はる
はる
そもそも音臼村が架空です。

木村さつき先生のイメージが違う

原作漫画では木村さつき先生はとても若く、心のことが気になっているかのような描写もあるんです。

さつきのくちびるを艶っぽく描いたコマもあったりして、ともすると心の恋愛対象にもなりうるようなキャラクターですが、ドラマで演じているのは麻生祐未(56歳)さん。

少し年齢差があるようにも見えますが、将来的にみきおの養母となることを考えると違和感のない配役なのかもしれません。

がしかし、麻生さんの年齢と照らし合わせた場合、2020年に戻ってきた時のさつきは87歳ということになります。

まぁ、ドラマでは年齢設定を変えちゃえばいいだけですが。

漫画では未来のさつきが佐々木紀子を刺すという展開もありますが、ドラマでは省かれるのか?体力的に可能なのか?その点にも注目です。

明音ちゃんが生きていた

明音ちゃんが行方不明になった時、ドラマでは明音ちゃんは生きていて、長谷川翼だけが死にました。

実は原作ではあの時点で2人とも殺されてしまうんです。

ちなみにドラマ第3話では明音の意識も回復。

いなくなるはずの明音が4話以降どんな役割を果たすのかが気になります。

長谷川翼と佐々木紀子

二人は婚約していたものの、紀子は翼のDVに悩まされていました。

ちなみにドラマでは長谷川の表札に小さく佐々木紀子と書いてありましたが、漫画では佐々木紀子の表札に小さく長谷川翼と書いてあります。

原作の逆にした意図が気になるところです。

漫画にはなかった文吾の腹踊り

長谷川翼が死亡したあと、一度は金丸刑事に逮捕された心でしたが、なぜか急に釈放されます。

佐野家に戻った心を快く迎えてくれる和子たちでしたが、佐野家には心のことを殺人犯だと思っている村人たちからのいたずら電話が殺到していました。

重い空気を一掃すべく、文吾はアントニオ猪木に扮した腹踊りで場を盛り上げます。

ちなみにこのシーンは原作にはありません。

鈴木亮平さんの肉体美を活かすべく描かれたドラマオリジナルエピソードでした。

心と金丸刑事

原作とドラマで大きく変更された点は”明音ちゃんが生きていたこと”だと思います。

さらに犯人が鈴を狙っていることも早々に明らかになりました。

原作では、心は文吾に対して自分が息子であること、文吾が近い将来に殺人犯で捕まることを伝えた後、それを受け入れられなかった文吾に追い出され、すぐ現代にタイムスリップする展開。

ドラマでは追い出された後、心と金丸刑事が共闘するストーリーが追加されていました。

そして心の元に、次なる犯行を示唆する絵が届きます。

心からの報告を受けた金丸は文吾に無線で連絡を入れます。

ところで田村心は、あんたが言ってた通り、未来から来たらしいな。未来でのあんたは凶悪殺人犯になるんだって?

またあのおかしな絵が届いたって田村心が連絡してきた。音臼神社の狐と鈴ちゃんらしき女の子が描かれてたらしい。

動くなと言ったが、どうせあいつは今頃一人で音臼神社に向かってるんだろう。あんなとんでもない事件の話を佐野さんが受け入れ難いのはよくわかる。正直俺だって信じられない。だが、あいつが佐野さんたち家族を心底大事に想ってることだけはわかるよ。

気は進まないと思うが、あいつ一人じゃ危険だ。助けてやってくれよ、なぁ、親父殿。

俺はこれから重要な証拠を探しに行かなくちゃならない。あんたを殺人犯にしないためにもな。

事件が解決したら3人で酒でも飲んで、あいつから万馬券でも聞き出そうや。

頼むぞ。

はる
はる
せっかくいい協力体制が整いつつあったのに。。。

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2020年に戻ってきた心

過去から現代に戻ってきたドラマ第4話。

心はまず妻であるはずの由紀に会うため、由紀の実家を訪ねました。

が、原作では由紀の実家を訪ねる前に、心が現状を確認しようとするシーンが丁寧に描かれています。

原作漫画では?

まず、スマホに母親の電話番号がないことに気付き、娘の未来の面倒を誰が見ているのか不安に思った心は大急ぎで家に向かいます。

ところが部屋にいるはずの未来の姿はなく、由紀の持ち物も無くなっていました。スマホの中から由紀の写真が消えていることにも気付きます。

娘が産まれた産婦人科に行くも記録も記憶にも残っておらず、由紀の実家に行くも義父義母にとって自分は赤の他人になってしまっていました。

自分の人生が変わってしまったたことを知った心の元に、児童養護施設から電話がかかってきます。

そこはかつて心と姉の鈴が母と兄が亡くなった後に預けられた施設で、当時世話になった職員から、佐野の子供だと知られてしまい嫌がらせやいじめに遭ってしまっていたこと、鈴が高校進学を拒否して施設を出て以来音信不通であることを知らされます。

家に戻ると、心宛の郵便が届きます。封筒の中には、たくさんの目とお腹が大きな女性が描かれた絵が入れられていました。その絵は過去に見た犯行を示唆しているであろう絵とそっくりで、心は現代でも犯人が生きていることを確信します。

絵が由紀のことを指しているのではないかと不安になった心は再び由紀の実家に向かいます。

犯人に自分の住所がバレている。ずっと見られていたかもしれない。もしかしたら由紀はすでに命を落としてしまっているのではないかと不安に駆られます。

由紀の両親に娘の身の危険を必死に訴えるも取り合ってもらずにいたところに、遂に由紀が現れます。。。

はる
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そしてドラマ第4話冒頭に繋がります。

2020年の由紀との再会

原作では由紀の両親から不審者扱いされ、追い返されたり警察を呼ばれたりしますが、ドラマではすんなりと由紀に会うことができました。

音臼小事件について調べていた由紀は、相手が心だとわかった途端にボイスレコーダーを取り出し質問攻めにします。

ドラマの由紀はかなり週刊誌記者ライクですが、原作の由紀はもう少し距離感をわきまえた人物像という感じ。

戻ってきた世界では結婚していませんでしたが、音臼小事件についての情報を持ち、心の助けになるという点では今も昔も変わらないのは興味深いところです。

2020年の文吾と再会

ドラマでは由紀との再会後すぐに拘置所にいる父に会いに行きます。

そこで金丸刑事が死んだこと、青酸カリがオレンジジュースではなく”はっと汁”に混入されたことなどを聞かされます。

さらに再審請求するつもりがないことも文吾の口から語られました。

面会終了時に見せたアントニオ猪木の『1、2、3、ダーッ!』という掛け声も、ドラマオリジナルエピソードです。

原作漫画では1度目の面会で音臼小事件の詳細、姉が生きていて妊娠中であることをを聞き、2度目の面会で姉の住所を聞いた後に、いよいよ鈴の元を訪ねるという展開でした。

はる
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2回の面会が、ドラマでは1回にまとめられていたということになります。

鈴との再会

メモを手に鈴の住所を訪ねる心の前に、見知らぬ女性が『心…』と声をかけます。

施設に置き去りにして申し訳なかった、大きくなったねと声をかける女性が姉だとすぐに気付くことができませんでした。

姉は整形し、名前も変えて暮らしていました。

再会を喜ぶ2人の元に、鈴の結婚相手の車椅子の男・木村みきおと義母・木村さつきが現れ、自宅に招かれることに。

そこでみきおと鈴はリハビリ施設で出会ったこと、さらに音臼小の写真があることに気付き、木村みきお=加藤みきおであることが明らかになります。

ちなみに原作漫画ではもう少し細かく描写されています。

原作漫画では?

心は文吾から聞いた姉の住所を訪ねます。

ドアホン越しに『田村心です。こちらに鈴さんという方は?』と問いかけると『いません』とそっけない返事が。おそらくその声の主は鈴で、その後、心を追いかけ呼び止めます。

心は姉に対し、加齢とは違う変化を感じながらも、その女性が鈴であると理解します。

涙を流し、再会を喜び、また施設に置き去りにしてしまったことを謝ります。

そして心の現状を知りたい姉は、仕事のこと、結婚しているのか、家事はできているのか、ちゃんと食べているのか、どこに住んでいるのか、いつまでこっちにいるのかなど、たくさんの質問を投げかけます。

連絡先の交換を申し出たのは姉の方からでした。今は『村田藍』であることを伝え、この日は解散します。

家に戻った鈴はみきおから『なぜ弟を家に入れなかったのか、そもそも兄弟がいるという話は聞いていない、ひとりっ子と言っていなかったか』と責められます。

心を巻き込みたくなかった鈴は、疎遠だったからという理由で躱そうとするも、正直に話してくれないことにみきおは不快感を露わにします。

そんなみきおの態度に怯える鈴でしたが、それを察したみきおは優しい口調で、翌週に母・さつきが来ること、さつきはみきおと鈴が結婚式を挙げるべきだと考えていることなどを伝えます。

心は母も交えた食事会に招かれることになり、いよいよ心がみきお・さつきと対面することに。。。

はる
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ドラマでは描かれないバックボーンがまだまだあります。

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母の墓参り

心は鈴と、文吾の面会に行く約束をしていました。

面会に行く前に寄りたいところがあると言って鈴が案内したのは、母と兄が眠る墓でした。

そこで心中するまでの経緯が鈴の口から語られます。

母は孤独だった。
孤独は人の心を壊す。
全国民が父の死を望んだ。
私たち家族を恨んだ。
見方は一人もいなかった。

いたずら電話などにも当初は気丈に対応していた母も、家への落書きなどに少しずつ心を痛めていたこと。破水するも村の病院や助産師は相手にしてくれず、自分で心を出産したこと。村を出て引っ越しても、佐野の家族だとバレる度に嫌がらせを受けたこと。子供たちを守るため、母は離婚し、旧姓に戻したこと。

それでもまだ父の無実を信じていた佐野家。

しかしある日、鈴が病院に救急搬送されてしまいます。理由は給食に混入された除草剤を飲み込んでしまったこと。クラスメイトの嫌がらせでした。

この件がきっかけで、母の心は完全に崩壊してしまいました。。。

さらに鈴は続けます。

文吾が逮捕された日、親子でかくれんぼをしていたこと。慎吾が鬼になって10数える間に父親が連れて行かれてしまったこと。母は泣きながら『行かないで』と懇願していたこと。そんな妻に『正義は勝つ』と伝えていたこと。

自身にも疑いの目が向けられていた鈴はリストカットを繰り返していました。

父の無実から興味が薄れてしまった母は、心と慎吾には睡眠薬を飲ませて、風呂場で練炭を焚いてみんなで眠りにつきました。

しかし父の夢を見た鈴は目を覚ましてしまった。死んじゃダメだと思った。母と慎吾も助けたかったが重たくて運べなかった。心だけを抱いて逃げ、助かったのだ、と。

はる
はる
この部分は原作漫画でしか読めないエピソードです。

家族の時間

鈴は産まれてくる子供のことを考え、家族のことは誰にも伝えずに暮らしていく決意をしていました。

それは父の無実を諦めるということでもあります。

ずっと孤独で誰にも信じてもらえず生きてきた父にそんな話をしたら可哀想すぎる、と心。

しかし父を傷付けるようなことは言わない、最後に家族の時間を過ごしたい、と鈴。

拘置所で談笑する3人。

そして鈴が言います。

私ね、お父さんにどうしても伝えておきたいことがあるの。今までのこと、ごめんなさい。寂しい思いをさせてごめんなさい。私、お父さんを信じてる。お父さんの無実を信じてるから。それだけ。

これで鈴は、今後の人生を静かに暮らしていくことになるはずでした。

しかし文吾から衝撃の事実を聞かされます。

もしかしたら俺がここを出られる日が現実に来るかもしれない。

実は文吾には、長谷川翼の元婚約者の佐々木紀子が、佐野家から押収された青酸カリは自分で工場から持ち出したものだと証言してくれていたこと、さらに裁判に有力な新証拠を持っているらしいことが、弁護士から伝えられていたのです。

負の連鎖にピリオドを打つつもりが、また歯車が動き出そうとしていました。

そしてついに、心がみきおとさつきがいる木村家に招かれます。。。

はる
はる
ここでドラマ第4話冒頭の木村家のシーンに繋がるというわけです。
妻
なんかもう別の話って感じね。
はる
はる
第4話はかなり漫画とドラマの話が離れた印象です。
みきお宅のシーン|漫画では?
  • みきおは心に気付く
  • 事件当日、文吾と話したと言う
  • 文吾が犯人だと断言する
  • 慰霊祭に心を誘う
  • 心の帰宅後、さつきも心を把握
  • 部屋にさつきが仕掛けた隠しカメラはない

由紀とカフェにて

由紀をカフェに呼び出した心は、被害者の集いで証拠を集めたいから力を貸してもらいたいと頼みます。

しかし被害者に冤罪の証拠をくれというのはあまりにも無謀だと答えます。

必死な心に、なぜそこまで助けようとするのかと尋ねる由紀。

姉と会ったこと、姉が整形し、名前を変え、父にも会わないと言った姉の気持ちはわかる。しかしある人が『信じてみたい』と言ってくれたのだというエピソードを伝える心。

その『信じてみたい』という言葉はまさに妻の由紀が言ってくれたことでした。

昔の由紀の言葉が、今の由紀の気持ちを動かします。。。

カフェシーン|漫画では?
  • ドラマではミルクティーを勝手に頼んだことで『なぜ知ってるの?』という展開でしたが、原作ではおばあちゃんの形見の指輪のことを知ってて『なぜ?』というストーリーでした。
  • 漫画ではこの場に居合わせたはずのさつきの姿はナシ。
  • のちに鈴と心がカフェで話すシーンを追加。
  • そこでさつきが2人の会話を盗み聞きして鈴と心が文吾の子供だと知る。

被害者の集いは完全オリジナル

被害者の集いはホテルの一室で開催されていました。

被害者の集いが開催されるのは今回が最後。

ここで被害者の前に顔を出すことは『鈴の穏やかの生活を脅かすことになるかもしれない』と逡巡する心の元に駆けつけた由紀。

悩む心の元に『証言者を見つけて欲しい』という鈴からのメッセージが届き、いよいよ会場に入ろうとするも、中から聞こえてきたのは参加していないはずの木村さつきの声。

さつきにだけは心が佐野の息子だと知られるわけにはいかない。しかし何かしらの証拠を得るには今、聞くしかない。悩んだ末に心が選んだのは『聞かない』というものでした。

真実を知りたい。しかし姉の生活を脅かすわけにはいかない。。。

万事休すという状況を打破したのが由紀でした。

由紀はステージに上がり、情報提供を訴えます。

怒る被害者から冷水をかけられるも、誠心誠意、心の想いを代弁します。

事件の真相解明に向け、また物語が動きはじめました。。。

はる
はる
ここまではドラマの第4話。オリジナリティに溢れたストーリー展開となりました。
被害者の集い|漫画では?
  • 被害者の集いではなく慰霊祭
  • 慰霊祭自体の描写はない
  • 慰霊碑で真犯人を待つ心
  • そこに現れたのがみきお
  • 揉み合いの末に刺される心
  • そして1989年に再びタイムスリップ

佐々木紀子が松尾を名乗る

原作では佐々木紀子が文吾の弁護士を通じて本人として名乗り出てくれていましたが、ドラマでは”松尾”を名乗り、由紀を通じて証言してくれることになりました。

その”松尾”を名乗る人物は証言すると言っておきながら、娘の『家族を巻き込むな』という反対に遭い、証言できないと翻意する。

松尾の証言に希望を抱く心は、松尾宅の前で雨の中、待ち続ける。

びしょ濡れになりながら待つ心の姿を窓越しに見た松尾は、後日、拘置所の文吾と面会する。そこで明らかになる松尾=佐々木紀子という事実。

紀子は証言できないことを文吾に謝る。

文吾は『あなたは充分苦しんできた』と言い、謝罪を受け入れます。。。

はる
はる
全てが原作漫画にないエピソードです。

文吾と由紀が拘置所で対面

原作では音臼小事件について調査していた由紀は、文吾と文通していました。

ドラマではその設定が省かれ、心に誘われる形で拘置所で初対面となりました。

紀子宅での出来事

やはり文吾の無実に繋がる事実を証言することにした紀子。

心は大急ぎで紀子宅へ向かいます。

紀子が証言することを知った木村さつきも鈴を連れて紀子宅へ急ぎます。

ドラマではまず心が紀子宅を訪ね、直後に姉の鈴が到着。紀子の話を聞く心と鈴。そして紀子が事件の核心について語ろうとしたその時、鈴が服毒し、倒れます。

鈴は救急車で運ばれ、心も付き添います。その様子を見送った後、紀子宅に上がり込む木村さつき。

さつきが作った毒入りの芋羊羹を食べさせられた紀子は心がいない間に死亡。

文吾の無実を証明する希望の光は途絶えてしまいました。。。

はる
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原作漫画から相当変更が加えられています。

原作漫画では?

鈴と木村さつきが先に佐々木紀子宅を訪れます。

紀子は2人に事件の詳細を語り始めます。

▶︎事の発端は千夏ちゃん事件の後
▶︎青酸カリを持ち出すよう翼に頼まれる
▶︎紀子は翼からDVを受けていた
▶︎言われた通り青酸カリを盗み、翼に渡す
▶︎明音ちゃん死亡
▶︎『殺すなんて俺は聞いてなかった。明音ちゃんを隠しに行ってくる…』と言い残した翼は翌日明音ちゃんと共に遺体で見つかる。
▶︎紀子に話を聞く金丸刑事
▶︎事件に使われた青酸カリと木村鍍金工場で紛失したものが同じではないかと思っている金丸
▶︎現場に落ちていた青酸カリの瓶が盗み出したものと違ったため、あくまでもシラを切り通す紀子
▶︎紀子の体調を心配する文吾
▶︎誰かに見られている気がすると話す紀子
▶︎ある日、紀子は翼と明音が発見された音臼岳にいた
▶︎そこには犯人と話している金丸の姿が
▶︎金丸は”素人の犯行”だと考えていた
▶︎その発言に苛立つ犯人
▶︎犯人は心のノートを見せる
▶︎文吾が捕まる事、この事件を阻止して欲しいと話す
▶︎さらに紀子が自殺する、という話を紀子自身が耳にする
▶︎犯人はノートが落ちていた場所まで金丸を誘導し、崖から突き落とす
▶︎紀子は怖くなり、通報する事なく村を出た…

重い病で医者から余命1年を宣告されていた紀子は、残された時間で何とかしたい、佐野一家に謝りたいという思いで真実を語ります。

真犯人だと思う人物の写真を取りに、紀子は一旦席を外します。

さつきは鈴に、紀子の紅茶に毒を入れるよう脅します。

あなたのこと全部バラしたっていいのよ?世間に知れたら世紀の大事件としてマスコミが押しかけるわよ?お父様の再審請求もそれどころじゃなくなるし、あなたの弟さんも外を歩けなくなるわよねぇ。可愛い赤ちゃんを産んで幸せに暮らしたいでしょ?私はこれを「入れろ」とは言わないわ。入れたらどうなるかしら?と思ってるだけ。あなたが決めるのよ。あなたの人生ですもの。

究極の選択を前に鈴は事件直前のことを思い出します。

父の言う通り、お泊まり会の日は自宅待機していたこと。その時、木村さつきが佐野家を訪ねて来ていたこと。さつきがトイレを借りたいと家に上がっていたこと。事件後、佐野家から青酸カリの瓶が見つかったこと。。。

意を決した鈴は、毒の粉末をさつきに投げつけます。

その毒は青酸カリでした。そして青酸カリは人体にかけただけで死ぬものではありませんでした。

さつきは鈴に真犯人の名前を告げます。

茫然とする鈴。

戻ってきた紀子が2人に写真を見せます。

それを見た鈴は、靴も履かずにマンションを飛び出します。

そこには紀子宅を訪ねてきた心と由紀の姿がありました。

真犯人を知った鈴はあまりのショックにその場で破水。心は急いで病院へ連れて行きます。

さつきは紀子に証言を辞めるよう勧めますが、紀子が聞き入れないため刺殺。紀子が持ってきた写真を飲み込み、自らを刺し、娘に刺されたと110番通報します。。。

はる
はる
濃い〜っ!

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心と由紀のロマンス

第5話では、由紀が紀子宅前で雨の中びしょ濡れになっていた心を家に連れ戻し、鍋を振る舞ったり、紀子死亡後、希望が絶たれたと泣き崩れる心を、由紀が優しく抱きしめるシーンが描かれていました。

原作では心と由紀がお互いを意識しつつも、触れ合うようなシーンは描かれていません。

心(=竹内涼真さん)と由紀(=上野樹里さん)のラブストーリーはドラマオリジナルエピソードです。

心のプロポーズ

第6話では心が由紀にプロポーズした時の話を、今の由紀に話すシーンがありました。

心は”友達の話”として、友達の”大切な人”がおばあちゃんの形見の指輪を砂浜に落としたもののあきらめ癖がある彼氏は早々に探すのをやめたこと、プロポーズしようと思ってたけど指輪が見つからなかったせいでできなかったこと、後日婚約指輪を用意しておいて、無事に渡せたことなどを話します。

それを聞いた由紀は、心の友達のことを『ロマンティックな人だ』と言い、心に『初めて会った気がしない』とも伝えます。

心と由紀がさらに接近するいいシーンとして描かれました。

原作漫画では?

このシーン、原作漫画では”心の夢”として登場します。

砂浜に落としてしまったおばあちゃんの形見の指輪を探す2人。懸命に探すも見つかりません。

後日再び探しに行こうと由紀を誘う心。

しかし由紀は『もういいよ、私諦めたから』と素っ気ない返事。それでも行こうと誘う心。

そこで心は『左手を出して』と言い、差し出された手に結婚指輪を通し『婚約指輪、落ちてた』と言ってプロポーズします。

落ちてたと言い張る心に大爆笑しつつも、由紀は涙目で『はい』と答えます。。。

そこで目を覚ます心。
頬を伝う涙。

それはネットカフェで寝落ちしていた心が夢で見た、かつての思い出の一コマでした。。。

逮捕される心

木村さつきが謎の死を遂げた後、木村みきおに呼ばれさつきの部屋を訪れた心と由紀。

そこでみきおから、さつきとは別の真犯人がいると聞かされます。

その真犯人が田中正志(霜降り明星・せいやさん)ではないかと考えた心は、正志宅を訪ねます。

ノックしても返事なし。鍵が空いていたため恐る恐る中に入る心。襖を開けるとそこには…何者かによって殺された正志の姿がありました。

また証言者を失い落胆する心の元に、なぜかタイミングよく警察が訪ねてきて、逮捕されてしまいます。

その後の取り調べのシーン、由紀が正志宅に入る別の男が映った証拠のVTRを警察に提出して心を助け出すシーン、警察署から出てきた心を励ます由紀のシーン。。。

はる
はる
このシーンはドラマオリジナルのエピソードです。

結婚指輪

由紀を呼び出し、心は全てを打ち明けます。

妻のおかげで父と向き合うようになったこと、タイムスリップしてしまったこと、そこで優しい父と笑顔あるれる家族と出会ったこと、そしてまた現代に戻り、由紀と出会ったこと。。。

『もしかして自分が妻ではないのか』という由紀に、心は”YUKI to SHIN”と刻まれた指輪を見せます。

そして明日事件解決に繋がる用事があること、それが済めば今度は自分が鍋をごちそうしたいと伝える心。

楽しみにしている、と答える由紀。

お互いの思いを受け止め合い、別れる2人。

心は『この時代でもまた由紀と生きていきたい』という思いを胸に秘め、いよいよ真犯人との対決の場となる慰霊碑に向かいます。

また会えますよね?と問いかけ由紀の頬には一筋の涙が流れていました。。。

はる
はる
何が悲しいって原作漫画を踏襲するなら、もう心と由紀は二度と会えないってところなんですよ。ドラマ終了時に、どれだけ切ないシーンだったかということが再認識されそう。

慰霊碑前にて

慰霊碑前にたたずむ心。

真犯人の登場を待つ心の前に現れたのは車椅子に乗った木村みきおでした。

それまで心に協力的な態度を取っていたにも関わらず、急変したみきおはナイフで心の腹を刺し、さらにトドメを刺そうとします。

心に馬乗り状態になるみきお。
自首するよう訴える心。

警察が来ると言っても意に介さないみきお。

証拠がないと開き直るみきおでしたが、心はそれまでの会話をボイスレコーダーに録音していました。

しかしみきおはそのレコーダーを取り返そうとするでもなく、深手を負った心にトドメを刺すでもなく、その場を立ち去ります。

追いかけたくても体が動かない心。

そして心をまた、謎の煙が包みます。。。

はる
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音臼村には言い伝えで”霧が出た日にお稲荷さんに神隠しにされる”という話があるのです。
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