もくじ
再び1989年へ
タイムスリップし、校庭のグラウンドに倒れている心。側には大人のみきおの声を録音したボイスレコーダーも落ちていました。
病院で目を覚ました心。
しかし手元にそのボイスレコーダーはなく、側に置かれていたオレンジジュースに犯人の気配を感じます。
事件をまとめたノートのみならず、ボイスレコーダーまでがみきおの手に渡るという最悪の展開に。。。
原作漫画では?
1989年に再び戻ってきた心。
霧が晴れ、目が覚めるとそこは見覚えがない道端。
みきおに刺され流血する腹部を押さえながら歩き出すも、気を失ってしまいます。
次に心が目を覚ましたのは、病院に運ばれてから1週間後のこと。
そして傍らにいたのは若き日の父、文吾でした。
心が現代に戻りわかったこと、事件は変わらず起きていたこと、犯人はみきおと木村さつきであることを伝えます。
そこに飛び込んでくる和子、鈴、慎吾の3人。
心との再会を喜ぶ佐野家をつかの間の平穏が包みます。。。
みきおvs心
みきおの家に残されていた”心先生へ”とラベリングされたフロッピーディスクには、みきおから心へのメッセージが記録されていました。
バレちゃったみたいですね。
でもこれで、もっとワクワクして
お楽しみ会が待ちきれない!
心先生、僕を捕まえられるかな?
ワープロ・フロッピーディスク・写ルンです
ワープロ、フロッピーディスクってすんごい昔な気がしましたが、よくよく考えると2004年までは仕事でフロッピーディスクを使っていたのを明確に覚えているし、シャープのワープロ『書院』が2000年に発売されていることを鑑みれば、1989年が舞台にはなんら違和感のないものなんですよね。写ルンですも登場しますが、2012年以降デジカメやカメラ付き携帯電話の台頭で大幅な生産縮小が行われましたが、2020年現在も生産販売は続いています。
さつき宅にて
おしっこ漏れそうだからトイレを貸してくれと木村さつき宅に上がり込む心と文吾。
事件に繋がる物証を探すも見つからず。
そしてさつきからみきおを引き取りたいと思っていると聞かされます。
私、みきおくんのお母さんになりたいなって思ってるの。あの子は転校してきた頃は学校に馴染めなくていじめにあったりもしていた。でも私にはなついてくれていろいろ相談に乗ってたの。おばあちゃんにもあまりかわいがられてなかったみたいで。いつも寂しそうだった。私も結婚できそうにないしさぁ。みきおくんのおかあさんになれたら、この先の人生に張り合いが持てるかなぁって。
この時点でまだ事件との繋がりはなさそうなさつき。
しかし、さつきの寂しさにつけ込んだのではないかと文吾は予想します。。。
原作漫画では?
原作漫画ではさつき宅で”シアン化カリウム”とラベルが貼られた瓶が見つかります。しかしそれは父親が禁酒できるように父自らが書いた酒瓶でした。
そしてさつきのみきおへの思いが明かされます。
あまりいい家庭環境に恵まれなかったと聞いてます。ご両親の事情でこの村の祖母に引き取られたんです。母親は亡くなったそうです。父親はいません。それで、そのことでいずれ佐野さんにも相談しようと思ってたんですが、もし今後加藤君のおばあちゃんに何かあった場合、私、加藤君を引き取ろうかと思ってるんです。もちろん加藤君やおばあちゃんとも十分話し合う必要がありますし、向こうが望めばの話ですけど。この村には加藤君の友達もいますし、村の人たちも温かいです。確かに不幸な事件はありましたけど、施設に行かせるより加藤君にはいいと思うんです。これ以上、子供たちには辛い思いはさせたくないんです。
未来で変貌したさつきと、目の前にいるさつきがあまりにも別人で、心は戸惑いを隠せません。。。
正義ではない
原作漫画では佐野家第3子の名前は文吾の希望で”正義”と名付けられる予定でした。
心という名前を提案したのは鈴でした。
しかしドラマでははじめから”心”と名付けられることが明らかに。
しかも鈴はみきおに会った時、まもなく佐野家に赤ちゃんが生まれること、心と名付けることを話していました。
それを聞いたみきおが、
心?あはははは!それ最高!
と言っていたと聞かされていた心と文吾は焦ります。
田中義男死亡時の相違
ドラマでは?
- みきおが田中にいつもの薬を渡すフリをして毒を渡す
- ウサギがかわいかったと話し出すみきお
- 服薬(服毒)する田中
- 僕が毒を飲ませたんだ、とみきお
- 怖いこと言うなぁ、と田中
- 翌日みきお自身が交番に通報
- 文吾と心が田中宅へ
- 田中の死亡確認
- そこにみきおからの『さよなら、おじいちゃん。さよなら、心先生。』というワープロ書きのメッセージ
- 心と文吾が不在の隙をついて佐野家に向かうみきお
- スープを飲ませようとするシーンへ…
原作漫画では?
- みきおが田中に毒入りのコーヒーを淹れる
- 田中が学校のウサギの話をする
- 自分がウサギを毒で殺したと白状する
- 明音の件も話す
- コーヒーを飲めなくなった田中
- 毒入りではないと促すみきお
- その場にいた”別の誰か”の手によって田中死亡
- 田中家が火事に
- 現場に向かう心と文吾
- 心と文吾が不在の隙をついて佐野家に向かう信也
- みきおの叔父を名乗る信也
- 和子の出産予定日を聞く信也
- ナイフを構える
- 父の帰宅を知らせる鈴
- 思いとどまるみきお…
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和子に迫るみきお
和子のお腹に宿る赤ちゃんがのちの心であることを知っているみきおは、心の存在を消し去るため和子に接近します。
みきおは心と文吾不在時に佐野家を訪ね、『友達のために作ったスープを味見してくれ』と自作スープを和子に飲ませようとします。(おそらく毒入り。)
が、鈴たちの帰宅によって『やっぱりいいや』と飲ませることなく立ち去ります。
もしも原作漫画と同じくみきおの犯行動機が『鈴が好きだから』だとすると、鈴を悲しませたくないから思いとどまったとしても不思議ではありません。
タイムカプセルシーンの違い
ドラマでは?
- 和子たちに強引に村を出ろと迫る文吾
- 反発する佐野家
- ねじ伏せようとする文吾
- お楽しみ会に出たいと鈴
- はっと汁食べたいと慎吾
- カッとして子供たちを突き飛ばす文吾
- 怒る和子
- 止める心
- 家族への想いを語る心
- 謝り、そして村を出てくれと土下座する文吾
- 想いを汲む和子
- 佐野家だけのお楽しみ会を提案する心
- プロレスごっこ
- 晩餐はかに鍋
- 上を向いて歩こうを合唱
- タイムカプセル作り
原作漫画では?
- 今だけ村を出て欲しいと頼む心
- それは文吾が言い出したことだろうと察する和子
- お泊まり会に出たいと反発する子供たち
- 和子によって荷造りはすでに完了
- 翌日富良野の従姉妹宅に行くことに
- 家族みんなで過ごそうと提案する心
- 晩餐はジンギスカン
- 心の父は見つかったのかと訪ねる鈴
- むせる文吾
- 会えたと伝える心
- 微笑む文吾
- 文吾が自作曲をハーモニカ演奏
- タイムカプセル作り
原作漫画では村を出ることに対して和子も協力的でしたが、ドラマでは家族が衝突する形で描かれました。
結果、心が家族への想いを語るシーンが際立つ流れとなりました。
タイムカプセルに入れる家系図を書くシーンは漫画では1ページで描かれていますが、ドラマでは妻だった由紀、愛娘の未来、記者だった由紀の顔がオーバーラップしながら分厚く描写されていました。
翌日、和子たちが出発する時も漫画ではあっさりと描かれていましたが、ドラマでは文吾がアントニオ猪木の真似をしながら『大好きダァー!』と叫ぶシーンが加えられ、別れを惜しむ様子が色濃く表現されていました。
放送室で対面
第7話では和子たちを見送った後、早くもお楽しみ会(漫画ではお泊まり会)当日を迎えます。
校内に響き渡るみきおによる放送アナウンス。
放送室に向かった心と文吾の前に姿を現したみきお。
いよいよ直接対決が始まります。。。
お楽しみ会にて
ドラマ第8話は事件が起こるはずの”お楽しみ会”における心・文吾 vs みきおの攻防からスタートしました。
事件が間違いなく起こると思っている心と文吾を嘲笑うかのように、みきおは怪しげな紙袋を傍らに置きながら“はっと汁”をかき混ぜたり、怪しげな瓶に入った粉を溶かしたジュースを友達に飲ませようとします。
毒入りだと疑われたジュースを自ら飲んで苦しむふりをしたところは、原作漫画にもある描写です。
絶対にはっと汁を食べさせることだけは阻止するため、食事前に密かに鍋を廃棄した文吾。
しかし鍋はもう1つあり、心と文吾がそれに気付いた時にはすでに配膳が完了していました。
いざという時には火災報知器を鳴らそうと決めていた二人は、火災報知器のボタンを押しますが作動しません。(これも原作漫画にあるエピソードです。)
万事休すというところで心が「食べるな!」と一喝。お楽しみ会のはっと汁に青酸カリを入れるという脅迫状が届いていると説明するも、みきおの「嘘だよ、このおまわりさんは嘘をついてる。」という言葉に同調する子供たち。
心は考えます。もし青酸カリが混入されていたら、自分は死ぬが父が逮捕されることはなくなり、佐野家を守ることができる。そう思った心は自らはっと汁を飲むことを決意。
はっと汁を飲み込もうとする心。。。
必死の形相で心に駆け寄る文吾。。。
車椅子の男とみきおは未接触?
原作漫画ではみきおの共犯者は車椅子の男(=加藤信也/大人になったみきお)でした。
しかしドラマの中で『なぜこんなことをするのか?』と心に聞かれたみきおはこう答えます。
僕はタイムカプセルよりタイムスリップの方が興味があるなぁ。心先生、未来の僕は楽しそうだった?誰といた?
みきおは音臼小事件をまとめた未来日記と、車椅子の男の声を録音したボイスレコーダーを所持しているので、心がタイムスリップしてきた人間であることは把握しています。
でも“未来の僕”がどうなっているかまではわかっていない。
もし車椅子の男(安藤政信さん)とすでに接触しているのであれば、わざわざ心に聞くことはないはずです。
原作漫画の著者・東元俊哉さんが『真犯人は原作とは違う』という趣旨のコメントをしていたようですが、どうやら本当に加藤みきお/車椅子の男以外の人物が真犯人である可能性も排除できない状況になってきました。。。
みきおの動機
原作漫画におけるみきおが事件を起こし続けた動機は“鈴への好意”でした。
がしかし第8話ではその動機が“文吾への殺意”であるかのように描かれました。
和子らが拉致された時、文吾が磔にされたような絵が車に残されていました。あの絵を描いたのがみきおだとするならば、なぜ文吾に殺意を抱くに至ったのか。
謎は深まるばかり。
『なぜみんなを殺そうとするのか、なんの恨みがあるのか。』という心の問いに対してみきおは、
心先生は全然わかってないなぁ。僕は人殺しになりたいわけじゃないよ。
『音臼小事件は起こさせない。』と意気込む心に対し、
無理だよ。僕の計画は完璧だ。
と強気の言葉を返します。
結果として計画は変更され、音臼小事件は起きませんでした。
みきおと共犯者の目的は謎のまま。。。
和子たちの拉致後
村を出ようとしていた和子・鈴・慎吾は移動中に何者かに拉致されてしまいます。
ドラマと原作漫画ではその後が大きく異なります。
ドラマでは
- 3人とも無傷で発見
- 発見者はみきお
- 発見されたのはお楽しみ会の後
原作漫画では
- 慎吾だけは逃された
- 慎吾を発見したのは佐々木紀子
- 慎吾のポケットには場所と時間を示すメモが
- 和子と鈴は旧体育館に拘束
- 和子は頭から流血
- 朦朧とする鈴
- 発見者はみきお
- 発見されたのはお泊まり会の最中
漫画では心・文吾 vs みきお・信也の直接対決の舞台が音臼小のお泊まり会でした。
和子らを拉致したのは信也。
拉致された鈴を発見するのがみきお。
そしてみきおがヒーローになり、みきおが犯した罪を信也がかぶるという筋書きでした。
それを心と文吾はギリギリのところで阻止するわけですが、原作漫画でこのシーンが描かれているのはラスト3話。ほぼフィナーレでのエピソードなんです。
ドラマで和子らを拉致したのは誰なんでしょうね。
田中正志と徳本卓也
第8話では田中正志(霜降り明星・せいやさん)と徳本卓也(今野浩喜さん)が、満開の桜を見ながら意味深な話をしていました。
徳本:よかったな。今年も綺麗に咲いて。
正志:おふくろと、よく来たんですよ、ここ。きっとあっちで喜んでます。
徳本:俺の母ちゃんも好きだった。”あんなこと”がなければな。
牙を剝く共犯者
みきおに呼び出され、言われた通り1人でキャンプ場に向かう文吾。
山小屋に入るとテーブルの上にはみきおがワープロで記して来た日記がプリントアウトされていました。
姿を現すみきお。
文吾はなぜこんなことをしたのかと問います。
みきおは答えます。
鈴ちゃんのためだよ。
正義の味方は僕一人だけでいい。
まだ計画は終わってない。
邪魔者は消えてもらう。
直後、何者かによってスタンガンで気絶させられる文吾。
そしてみきおもまた、仲間だと思っていた共犯者にスタンガンでやられてしまいます。
父の後を追ってきた心が目にしたのは、パトカーの後部座席に乗せられた気絶したみきおの姿でした。。。
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キャリア警察官・馬淵がムカつく(笑)
小籔一豊さん演じる宮城県警監察官室の馬淵が第9話から登場。
意識不明の加藤みきおが文吾のパトカーに乗っていたというだけのことで、馬淵は捜査令状なしに佐野家を家宅捜索。
全身から嫌なオーラを放っている馬淵は、
正義に反する者には見境いなしで手段を選ばない。佐野は昔からそういう男です。昔、同じ署にいたことがあるのでね。私とは人間の種類が違うので、付き合いはないが。正義というのは厄介なシロモノです。使い方を間違えれば、戦争だって起こる。
と文吾に対し何やら負の感情を抱いている模様。
そして『そのセリフ、テメェのことだよ。』と全視聴者が突っ込んだはず。
真犯人の計画に見事なほどに引っかかる馬淵には真実を見抜く捜査能力はなさそう。しかし警察には金丸(ユースケサンタマリアさん)という優秀な刑事がいました。
金丸は真犯人によって崖から突き落とされてしまいましたが、最終回に向けて何か残してくれているのではないかと期待したいところです。。。
井沢健次|六平直政
音臼村の商店主・井沢も怪しい人物の一人ではありましたが、第9話では落ち込んだ鈴・慎吾を励ましてやろうと、佐野家のために鍋を振舞うシーンがありました。
文吾に対して、
ま、なんだかんだ言っても文ちゃんは村の平和を守ってくれる正義の味方だ。猪食って24時間戦ってもらわなきゃ。
と明るい表情で語りかけた井沢が、今後事件に絡んでくるとも思えないので、現時点では真犯人候補からは外していいのではないかと。。。
徳本卓也|今野浩喜
音臼村の農家で、口数が少なく何を考えているのかわからない男・徳本。
第8話では桜を見ながら『あんなことがなければ』などと意味深なことを言っていました。
いきなり真犯人候補に格上げか!?とも思われましたが、第9話で1977年の音臼村祭の時に毒きのこが混ざったきのこ汁を飲んだ母が亡くなってしまったこと=”あんなこと”であることが明らかになりました。
さらに井沢と共に佐野家のために猪鍋を振舞う優しさも見せた徳本。
子供たちに鍋をよそってあげる姿に悪人臭は一切なし。
徳本も真犯人候補から外して良いのではないかという気がしていますが、はたして。。。
石坂秀夫|笹野高史
音臼小学校の校長で。気さくで朗らかな男だった石坂。
しかし第9話では徳本の母が死んだ音臼村祭で実行委員を努めていたことが明らかに。
12年前の事件と文吾を追い詰める犯人の関連性を疑う心に対し、挑発的な態度をとる石坂。
雪崩や誘拐事件を予見した心に疑いを持っているような素振りも見せます。
それでいて、
必ず佐野さんを救ってあげてください。
と応援する一面も。かと思えば、みきおに傾倒する木村さつきに対し、
やはりここにも来ましたな。みきおくんの意識はまだ戻りませんか?
と問いかけるシーンも。
文吾を追い詰めるフロッピーディスクなどの物証が発見された時には、その様子を遠くから覗き見ていたりして。
現時点でめちゃくちゃ怪しい人物であることは間違いないんですが、音臼小のお楽しみ会の時に石坂が和子らを拉致することは時間的にも体力的にも不可能だと思うんですよね。
だからあくまでも”怪しく見せている”だけなのではないかという気がしています。
田中正志|せいや
田中義男の息子・正志。原作漫画では登場シーンがあまりないにもかかわらず、人気芸人せいやさんが演じたことで何か気になる存在であることは確か。
第9話では黒幕が残したであろうフロッピーディスクが捨てられていた場所に居合わせた正志。
2020年では絞殺されてしまっていた正志だけに何かしら真犯人との繋がりがあるのかもしれませんが、”せいやさん=真犯人”というエンディングはないだろうなーという気がするので、黒幕ではないと見ています。根拠なし。
木村さつき|麻生祐未
お楽しみ会以降、みきおに肩入れしまくっているさつき。
文吾への敵意を露わにしていますが、なぜそこまで文吾を敵視するのか、なぜ急にみきおラブになってしまったのか。。。
とにかく人が変わってしまったようで、かつての明るいさつき先生の姿はもうありません。
原作では未来からタイムスリップしてきた大人のみきお(=信也)に殺されかけるさつきがドラマではどうなるのか、注目です。
車椅子の男|安藤政信
心が2020年から1989年に2度目のタイムスリップをして以来、全く姿を見せていないのが車椅子の男です。
文吾が監禁されていた時、黒幕はスタンガンの他にナイフを持っている描写もありました。
タイムスリップ直前に大人のみきおが心の脇腹を刺したあのナイフなのではないか。
やはり大人のみきおもタイムスリップして過去に来ているのではないか。
原作者の東元俊哉さんが漫画とは真犯人が違うと言っていたとしても、やっぱり巡り巡って大人のみきおが黒幕なのではないかという線も捨てきれません。
ただ、大人のみきお、もしくはみきお少年が、文吾を殺人犯に陥れたい動機が見えないんですよねー。。。
取り急ぎ最終回まとめ
最終回のポイント
- 心▶︎一人で背負すぎ。
- 文吾▶︎早く無線で救急車呼んで!
- 馬淵▶︎ただただ嫌な奴で終了。
- 校長▶︎結局いい人だった。
- さつき▶︎みきおに執着した理由は若かりし頃に新しい命を授かりながら産めなかった過去にあった。未来ではみきおとカフェを営み、毒が入っていない健全な芋羊羹を振る舞っていた。
- みきお▶︎鈴が好きで鈴のために罪を犯していたという動機は漫画と同じ。文吾への殺意が、鈴が父を想う気持ちへのただの嫉妬だったというのはちょっと安直だったかなという印象。大人になったみきおは、さつきとカフェを営んでいる。穏やかな表情をしていたが罪は償ったのかが気になるところ。
- 和子▶︎ラストシーンで再び老け顔メイクで登場。1話の時と比べると穏やかな表情に。
- 鈴▶︎鈴は整形不要の未来になったはずなのに、整形した設定の顔で登場。
- 慎吾▶︎大人になった慎吾がハライチ澤部さん。心の兄弟と思えない格差(笑)
- せいや▶︎お前かい!!笑
黒幕がまさかの正志(霜降り明星せいや)
まさかでしたよねー。
かつて音臼村祭で起きた食中毒事件の元となった毒きのこを調理していたのが田中正志(霜降り明星・せいやさん)の母で、その時に事件対応したのが文吾という過去がありました。
その食中毒事件がきっかけで家族崩壊した田中家。その恨みを全て文吾に向けていた正志による犯行だったことが明らかになりました。
原作漫画ではみきお×大人のみきおによる犯行でしたが、ドラマではみきお×正志が真犯人・黒幕という結末に。
せいやさんが黒幕ということは絶対にないと思っていたので『お前かいっ!!』とテレビ画面に向かって全力で突っ込んでしまいましたが、ドラマ製作陣はいい意味で視聴者予想を裏切ってくれました。
霜降りせいやさんも、がんばって演じていたのではないかと。
ただし、揉み合いになったあのシーンでは、殺意を持って背後から刺された割りには傷が浅かったこと、文吾が正志に安易に背を向けてしまったこと、いい大人3人がじゃんがじゃんがした末にお腹にナイフが刺さってしまうという間抜けさ、文吾が無線で救急車を呼ばないことが気になって、あまり感情移入できないラストになってしまったのが残念ではありました。
あのシーンは3人で揉み合わずに、現場に駆けつけた心が文吾の盾となって正志に刺されるというのが一番しっくりくる形だったのではないかと思います。
※原作漫画に近い刺され方。
ちなみにみきお少年は正志に操られていたわけですが、未来で正志が絞殺されたのは、いいように利用されたみきおの復讐ということになるんでしょうね。
文吾の手紙
原作漫画ではタイムカプセルに入れた文吾の手紙が読まれることはありませんでしたが、ドラマではなぜか罪を認める文吾の本意を知るべく、心が読み上げるシーンがありました。
その手紙によって、家族は父の無実を信じることができました。
ドラマでしか見ることができない漫画を補足するエピソードでした。
鈴が結局整形している?
佐野家が集まったラストシーン。
大人になった鈴を演じるのはもちろん貫地谷しほりさん、なのですが、貫地谷さんはこれまで”整形した鈴”という役柄だったわけです。
父が犯罪者にならなかった未来でも整形はしていたということになります。
その辺りのバックボーンが描かれないままなので違和感ではありますね。
※鈴を演じた貫地谷しほりさんのインスタグラムによると最終回の時と村田藍としての登場時ではちょっと違いがあったんだとか。1つは鼻のホクロ。他にもあるようです…
でもそれ以上に、慎吾の大人バージョンがハライチの澤部さんというのも違和感。
いや、ビジュアル的には正常進化のような気もしますが、竹内涼真さん演じる心の兄弟と考えると無理があるような?笑
原作漫画もぜひ
ドラマと比較する中で、改めて原作漫画の面白さを再認識できました。
心・文吾
vs
みきお×信也
の対決もめちゃくちゃおもしろいのでぜひ読んで見てください!
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