大泉洋さんと池井戸潤さんが初タッグを組んだことでも話題のドラマ『ノーサイド・ゲーム』
エリート社員だったのに”とある理由”により本社から飛ばされてしまった君嶋隼人(大泉洋さん)が”大嫌いな”ラグビーチームのゼネラルマネージャーとして、自身のキャリアとラグビーチームを再建すべく奮闘します。
池井戸作品&TBS日曜夜9時といえばこれまで『半沢直樹』・『ルーズヴェルトゲーム』・『陸王』・『下町ロケット』など数々の人気ドラマを生み出してきましたが、今作も負けじと名作の予感。
初回放送から大泉さんの胸熱な長台詞シーンがあったりと、名言・名台詞にも期待できそうです。
そしていいタイミングで流れてくるエモーショナル&メロディアスな主題歌『馬と鹿』は米津玄師さん書き下ろしという大注目楽曲。
ドラマの中で一部を聴くことができますが“名曲の匂い”しかしません。
というわけで僕の胸に突き刺さった『ノーサイド・ゲーム』の名言・名台詞と主題歌『馬と鹿』情報をまとめます!
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もくじ
まずは第1話→第5話の名言・セリフまとめ!
ノーサイドゲーム初回放送
君嶋真希(松たか子)
ラグビーに出会うことで私も夫も人生が変わったのだ。
君嶋の妻であり、ドラマのストーリーテラーでもある真希を演じるのは松たか子さん。ラグビーと出会った君嶋家がどう変化し、成長していくのかもドラマの見どころです。
君嶋隼人(大泉洋)
私は自分の仕事に誇りを持っています。それを曲げることはできません。ダメなものはダメです。
常務取締役営業本部長の滝川(上川隆也さん)に飛ばされるキッカケとなったのがこの言葉。誇りを持ち、ポリシーを曲げないことは素敵なこと。でも滝川の言うことを聞かなかったがために、君嶋は本社から府中工場総務部に飛ばされてしまいます。白虎隊什の掟『ならぬことはならぬものです』という言葉が好きな僕には刺さる一言でした。
君嶋真希(松たか子)
勝負するって決めたんでしょ?だったら負けたってしょうがないじゃない!工場だろうとどこだろうと胸張って行きなさいよ!
滝川って奴ムカつくけど。
負けて勝つよ!
勤務地が変わることにウダウダ言ってる夫への妻の一言。言葉は厳しいですが、一番身近な妻がこれだけ叱咤激励してくれたら、がんばるしかないですね。
君嶋真希(松たか子)
却下。漕ぎ方が下手なだけでしょ。
自転車通勤するようになり、スーツの股の部分が擦れてしまったため、妻にスーツを買って欲しいとねだる隼人でしたが速攻却下(笑)
トキワ自動車社長・島本博(西郷輝彦)
怖かったろう。普段の生活で物や人に思いっきりぶつかることなんてまずないからな。でもぶつかるのがラグビーなんだ。今戦わなけばならない。そう思ったから戦う。どんな状況でも諦めることなく戦うんだ。私はその姿に無性に惹かれる。だからこそ応援せずにはいられない。胸の奥から熱い得体の知れない使命感がこみ上げてくるような。
島本(西郷輝彦さん)が、君嶋に愛するラグビーの魅力を語りますが、この時はまだ君嶋に島本の言葉は届きません。
君嶋隼人(大泉洋)
どこに行けばいいっつうんだよ。教えてくれ。私はどこに行けばいいっていうんだ。ラグビーなんてわかりゃしないんだよ。
本社に戻る希望が断たれた君嶋が、アストロズメンバーを前にやり場のない思いをぶつけます。
浜畑譲(廣瀬俊朗)
知るか!
君嶋の叫びに対するアストロズの不動のエースで元日本代表の浜畑(廣瀬俊朗さん)の一言。君嶋に反発しているようでいて、のちによき理解者にもなりそうな浜畑の男臭さにシビれます。
君嶋隼人(大泉洋)
私はサラリーマンだ。手柄を立てたい。本社に戻りたい。出世したい。そう思うことの何が悪いんですか。
サラリーマンに努力賞なんてものはないんだよ。
この世界正義が勝つんじゃない。勝った者が正義なんだ。勝者は喝采を浴びて、敗者は批判にさらされる。ラグビーだろうと、ビジネスだろうと、それは同じだろう。リーグ残留でいいだと?冗談じゃない。残留どころか2位でもダメだ。ハナからトップを狙わなければ売り上げなんか出せない。勝てるものも勝てないんだ。君たちのその目標がすでに負け犬なんだよ!
このまま終わるのは嫌だ。何度も何度も跳ね返されながら、このまま何の役にも立たずただのお荷物になって終わるのはイヤだと思った。
アストロズのゼネラルマネージャーとして戦うことを決めた君嶋。嘘偽りないまっすぐな言葉が、アストロズメンバーの心を動かします。
浜畑譲(廣瀬俊朗)
俺はこのチームで優勝したい。
君嶋の檄が、現状維持さえできればいいと思っていたはずのチームを目覚めさせます。アストロズの優勝を目指した戦いが始まりました。
ノーサイドゲーム第2話
君嶋真希(松たか子)
何なのさっきから?はぁはぁはぁはぁ。溜息つくくらいだったら呼吸しないでくれる?
監督探しに悩み、溜息ばかりつく夫に対する妻の言葉が相変わらずキレッキレです。こんなこと言われたらもう溜息なんてつけません(笑)
君嶋真希(松たか子)
そんなの知ろうとしてないからでしょ?こうなった以上、あなたの好き嫌いなんてどうだっていいの。毛ほどの興味もないの。やるって決めたんならちゃんとやりなさいよ。それとも口だけ?
『俺まだラグビー知らねーし。』などとのたまう逃げ腰な夫に対する妻の言葉。グゥの音も出ません(笑)
柴門琢磨(大谷亮平)
15人の選手をどう活かすか。控え選手も合わせれば、攻撃パターンの組み合わせは何万通りもある。それぞれの特性をうまく活かせば15が100になるし、噛み合わなければ0になる。それが戦略ってやつだ。そこがラグビーの面白いところなんだよ。それを考えるのが俺の仕事だ。
名門城南大学ラグビー部監督をクビになるも、観察眼、考察力、優勝経験を見込まれアストロズの監督に就任することになった柴門(大谷亮平さん)の言葉。ラグビーだけじゃなくて、仕事でも同じことが言えるような気がします。個々の特性を見極めた上で上手く活かしてくれるようなリーダーって、多くないですよね。
君嶋隼人(大泉洋)
リスクを承知で飛び込まなきゃ、ボールなんて奪えない。1×15が100になるところを見たいんだ。そのために俺は柴門琢磨にかけたんだよ。責任は俺が取る。俺にもっとラグビーの面白さを教えてくれ。お前のラグビーを見せてくれ。
チーム強化のために予算以上の費用を捻出するよう求めてくる柴門に対し、一度は無理だと答えた君嶋。しかし柴門の本気に触発され、君嶋はプロ契約選手2名との契約解除による予算確保を画策。柴門も既存メンバーでも戦えることを確信。ついに柴門監督体制が確定し、アストロズのジャイアントキリングが始まります!
ノーサイドゲーム第3話
柴門琢磨(大谷亮平)
連中にとって大事なのは組織を守ることだ。新しいことを取り入れるのは難しいんだよ。
ラグビー界の常識がお前には非常識だ。なら、素人のお前だからこそ、できることがあるのかもなぁ。
GMが集まる会議で君嶋はプラチナリーグ発展のための提言をするものの、旧態依然とした組織連中には全く響かず。そんな君嶋によるラグビー改革に期待する柴門の言葉。変化に満ちた時代に、変わらない組織、変われないリーダーが上にいると辛いですよね。
滝川桂一郎(上川隆也)
だったらもっと前からやるべきだったんじゃないのか。なぜ今更こんな企画が出てくるんだ。遅いんだよ!
トキワ自動車の役員たちの前でアストロズの予算追加を願う君嶋に対する滝川(上川隆也さん)の一言。滝川常務は君嶋の願いを突っぱねるかと思いきや、まさかのパターン。そして何か思うところがありそうな滝川さんの表情が気になります。
君嶋真希(松たか子)
口説くんならちゃんと口説きなさいよ!
アストロズのファンクラブに入ってほしいと言葉足らずに誘ってしまった君嶋に対する妻の言葉が相変わらず鋭い(笑)でも、正論。ただ「入って」ではなくラグビーの魅力、面白さをプレゼンしなさい、というわけです。よくよく考えると、この真希を妻にできている時点で、君嶋は相当やり手だということがわかります。今は尻に敷かれっぱなしですが^^;
君嶋隼人(大泉洋)
少なくとも今184人の人たちが、わざわざアストロズのホームページを調べてくれて、登録までしてくれたんだ。選手たちが街に出て、触れ合ったことで、ラグビーやアストロズに興味を持ってくれた人たちがゼロから184人にもなったんだ。わたしゃ、まだ他にもいると思うんだけどなぁ。
デキる人はそう簡単には諦めませんね。
君嶋隼人(大泉洋)
練習に励んでくれ。そしてボランティアも頼む。やる意味はある。だから君たちに頼んでるんだ。
私は君たちにもっと大勢の前で試合をしてほしい。そのためにはこの地元の人たちに、そして日本中の人たちにアストロズのことを認知してもらう必要がある。関心を持ってもらい、応援したいと思ってもらえるチームにならないと、ただのチケットをもらったとしても、お客さんは来てくれないんだよ。私の目標はトキワスタジアムを満員にすることだ。その理由はもちろんチケット収益を得るためだ。しかしもうひとつある。未来への投資だ。私も君たちも生き残るためにはラグビーで結果を出すしかない。しかし今、この国からラグビーそのものが消えかかろうとしてるんじゃないのか?今ラグビーの才能があっても、それを仕事にすることをためらう者もいる。社会に出るのと同時に、ラグビーを捨てる者もいる。このままラグビーの人気がなくなっていけば、将来日本のラグビーは必ず弱くなる。ラグビーが好きで、ラグビーをやりたいと思ってくれる子どもたちがいなかったら、どうやってラグビーを強化する。今はまだラグビーを支えようとする仕組みがある。うちの会社にしてもそうだ。だがこの先、ラグビーに何の愛情もない経営者が増えていったら、会社の予算に依存している社会人ラグビーなんかひとたまりもない。君たちは最後のラグビー世代になるかもしれない。私は自分が手掛ける以上、そんな夢がない未来はお断りだ。子どもたちはちゃんと夢を与えてあげたい。今我々にできることは、ひとりでも多くのラグビー好きな子どもたちを増やすことじゃないのか?その子どもたちにアストロズの名前を覚えてもらいたい。そしてできればスタンドで試合を観戦してもらいたい。君たちにボランティアや学校訪問を頼んでいるのは、ラグビーを守るためだ。地元の人たちと触れ合って、少しでも多くのラグビーボールを渡して、君たちの名前を覚えてもらえ。そうすることで少しずつだが、アストロズは地元のチームになる。みんながアストロズを応援して、我々の勝利を後押ししてくれる。そして我々はその人たちのために戦うことができる。そういう大きな家族のような関係を作りたいんだ。それは将来、君たちが与えたものの、何倍も大きなものになって還ってくるはずだ。今やグラウンドだけが君たちの戦場じゃないんだよ。
練習か、ボランティアか。ボランティアをボイコットする選手もいる中で、2択で割れる選手たちに君嶋は『どちらもやってくれ』と語りかけます。それはアストロズのためでもあり、”ラグビーの未来”のためでもあるという言葉に感銘を受けた選手たちは一致団結。ラグビー素人の君嶋の言葉が、ラグビー玄人たちの心を動かします。
ノーサイドゲーム第4話
君嶋真希(松たか子)
じゃあやめれば?やめてもいいのよ。家のことは心配しなくても、私が働いて稼ぐから。おやすみ!
会社の不満を漏らす君嶋に対する妻のスパルタメッセージ。会社では敏腕の君嶋も妻にはタジタジです(笑)
君嶋真希(松たか子)
行ったところで結果は同じよ。博人は今ラグビーに夢中で勉強から逃げてるでしょう。塾のせいじゃなくて、原因は自分にあるの。今のままでも、いくらでもやりようあるから。自分の苦手なところをちゃんと押さえて、ひとつひとつやっていけばいいの。
ラグビーに夢中になり成績が落ち気味の博人(市川右近)。「みんなと同じ塾に通いたい」と言う息子に語りかける真希の言葉は、課題を先送りしがちな大人にも刺さります。
君嶋隼人(大泉洋)
うまくいかないことを会社や組織のせいにするのは簡単だ。でも大事なことはそこから今自分たちに何ができるかなんだよな。ひとつひとつなんだよ。チケット一枚一枚、ワンプレーワンプレー、それをひたむきに積み重ねることで、きっと逆転の目はあるはずだ。仲間のためにタックルをして、パスを繋いで、チーム全員で結果を出そう。その時は我々ラグビーが必要ないなんて誰にも言わせない。言わせてたまるか。だからもう一度一緒にやろう。アストロズには君が必要だ。
仕事でのミスやチームに迷惑をかけた責任を感じ辞職願を出した佐々(林家たま平)に、佐々の献身的な姿勢を皆が認めていること、必要な存在であることを語りかけます。練習に向かおうと佐々が外に飛び出すとそこには迎えに来たアストロズフィフティーンの姿が。ドラマやなぁ(笑)
スコアが全然違う件(笑)
スタジアムの電光掲示板
滝川がパソコンで見ていたサイト
ノーサイドゲーム第5話
君嶋真希(松たか子)
博人にアストロズの練習見学させたり、他の選手からアドバイスもらったり、上手になるための手助けできないかって言ってるの!そんな努力もさせないでレギュラーにねじ込むって根性腐ってんじゃないの!?
GM特権の使い方を間違えそうな夫に対する妻の一言。毎週小気味いいです。
柴門琢磨(大谷亮平)
俺は根性論ってもんが苦手だった。はいこれですって目に見えるもんでもないし。でも長年ラグビーに携わってきてわかったよ。最後は気持ちが勝敗を左右する。どれだけ最先端の練習をしようが、勝ちたいという想いをどれだけ持てるか。それが時にデータを超えるんだ。
“想いはデータを超える”というデータ重視の柴門の言葉。気持ちは大事ですね。
柴門琢磨(大谷亮平)
大先輩でもある津田さんに失礼のないよう全力で、徹底的に叩き潰します。まず最初に申し上げたいのは、去年最下位だったアストロズがここまで全勝で来れたのは私一人の力ではありません。私をアストロズの監督に強引に引っ張ってくれた新GMの存在。そして何より、磨けば光る選手たちがいたからこそです。私は私のやり方でアストロズを導いてきました。ラグビーは常に進化しています。伝統に囚われていては強くはなりません。私が目指すのは理論に基づいた攻撃的なラグビーです。そのラグビーでねじ伏せ、サイクロンズを叩き潰します。
サイクロンズ津田監督と並んでの優勝決定戦直前会見で、柴門が語った強烈なメッセージ。痛快。
浜畑譲(廣瀬俊朗)
これまで勝ちたい、その気持ちだけでやってきたけど、久々やわこの感じ。勝ちたいを通り越した、この感じ。次の試合、俺は監督の為、ここまでチームを守ってくれたGMのために、やるわ。
会見を映像で見ていたアストロズメンバー。エースの浜畑が静かに、熱く、勝ちへの執念を言葉にします。渋い。
浜畑譲(廣瀬俊朗)
入ってください。
サイクロンズ戦直前の円陣を見守る君嶋らに対して、輪に入るよう呼びかける浜畑。泣ける。
影でチームを支え続けていた佐々もついに出場。
いいプレーを見せチームを盛り上げますが、残念ながらチームは敗北。
アストロズを優勝に導くことができなかった君嶋は本社に戻れるのか?
アストロズを放って本社に戻ることはできるのか?
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