※PayPayあと払いは現在『クレジット(旧あと払い)』に名称変更
PayPayを使っている人が持っておいた方が良いクレジットカードといえば『PayPayカード』です。
PayPayカードがあればクレジット(旧あと払い)を利用できます。
クレジット(旧あと払い)はPayPay残高へのチャージ不要、利用額は翌月末に一括払い。
QRコード決済を“クレジットカードと同じ感覚で使える”というメリットがあります。
さらにペイペイジャンボなどのキャンペーンでも優遇されるので、ポイントをお得に貯めたいなら『PayPayカード+クレジット(旧あと払い)』が理想です。
ちなみに、
PayPayカードは年会費永年無料で還元率1%。
PayPayアプリ決済はPayPayステップ次第で0.5〜1.5%。
年会費無料カードの中ではかなり優秀な部類ではあるのですが、PayPayカードが登場した当初はゴールドカードが存在しなかったんです。
ゴールドカードといえば、
- 空港のラウンジが使える
- 優遇サービスがある
- 補償が手厚い
- 見た目がゴージャス
といった、さまざまなメリットがあります。
ゆえに、
という状況が続いていたんです…が!
2022年11月、ついに『PayPayカード ゴールド』が爆誕!
しかも、
- 還元率1.5%
- PayPayあと払いで最大2%
- ソフトバンク料金は最大10%
- ワイモバイル料金は最大3%
- Yahoo!ショッピング7%(5のつく日はさらに+4%)
- 毎週金曜日はebookjapanの電子書籍が最大25%お得
- 雑誌110冊読み放題
- 空港ラウンジ無料
- 海外旅行損害保険自動付帯
- 家族カードは年会費無料…
などなど、かなりの良スペックカードとなっています!
※スマホ・ネット料金はソフトバンクポイントとして付与、PayPayポイントに等価交換可
PayPayカード ゴールドを使うことで、どのくらいお得になるのか、メリット・デメリットについて検証してみました!
■ポイント早見表
利用額➡︎ 還元率⬇︎ |
年100万円 | 年200万円 | 年300万円 |
0.5% | 5000P | 10000P | 15000P |
1.0% | 10000P | 20000P | 30000P |
1.5% | 15000P | 30000P | 45000P |
2.0% | 20000P | 40000P | 60000P |
もくじ
PayPayカードゴールドの
メリットは?
還元率が高い!
画像引用元:PayPay公式サイト
キャッシュレス決済界隈の最近の還元率はクレジットカード単体で0.5%〜1%前後、QRコード決済との合わせ技でも最大1.5%といったところ。
そんな中PayPayカード ゴールドはなんと単体で基本還元率1.5%を実現。
さらにPayPayカード ゴールドにはPayPaySTEP+0.5%のボーナスがあるため、PayPayの還元率を最大2%まで上げることができます。
■PayPaySTEP:あと払い登録で1%・200円以上/30回・月10万円以上で+0.5%・PayPayカードゴールドで+0.5%=最大2%
その他、スマホをソフトバンク・ワイモバイル、ネットでの買い物をYahoo!ショッピング・LOHACOに集約することでさらにポイントが貯まります!
PayPayカードゴールド付与率
- 基本還元率:1.5%
- PayPayあと払い:最大2%
- ソフトバンクスマホ料金:最大10%
- ソフトバンク光・Air:最大10%
- ワイモバイルスマホ料金:最大3%
- おうちでんき:最大3%
- Yahoo!ショッピング:毎日最大7%(5のつく日はさらに+4%)
※Yahoo!ショッピング・LOHACOのカード還元率は1%
※ソフトバンク・ワイモバイルは税抜1000円ごとにソフトバンクポイントを付与
モバイルSuicaチャージもポイント対象
Suicaチャージがポイント対象外のカードもある中で、PayPayカード ゴールドはSuicaチャージもポイント付与の対象です!
Yahoo!プレミアムが使い放題
PayPayカード ゴールドユーザーはYahoo!プレミアム(月額508円)の全特典が無料で使い放題になります。
個人的には赤字で記した特典は恩恵がありそうです。
- Yahoo!ショッピング・LOHACOでのお買い物でいつでも+2%
- ebookjapanでの新刊以外の電子書籍購入が最大25%お得
- 対象店舗で5%戻ってくる会員限定PayPayクーポンプレゼント!
- Yahoo!トラベルでいつでも+5%
- 読み放題プレミアム by ブック放題
- ヤフオク!の落札システム利用料がオトク
- お買いものあんしん補償 他多数
読み放題プレミアムは雑誌110冊が読み放題です!
アプリで雑誌をダウンロードしておけばオフラインでも読めます。
その他、ebookjapanで電子書籍を購入する際のキャンペーン優遇もあります。
画像引用元:ebookjapan
※とあるキャンペーン時の還元率です
限度額(利用枠)が高め
これまで利用していた楽天プレミアムカード(年会費11000円)は利用枠上限300万円でしたが、同じ年会費ながらPayPayカード ゴールドは500万円でした!
しかも利用枠がそのままPayPayあと払い利用可能額になります。
僕がクレジットカード初心者であればその与信枠に浮かれていたと思いますが、自制心を鍛え上げた今はただただありがたくその数字を眺めるのみ…
※利用枠は人それぞれ異なります。
収入が安定しないフリーランスの僕が満額付与されているのは、24年間にわたる良質なクレジットヒストリーがあるからではないかと推測しています。
PayPayカードゴールド利用枠確認方法
- PayPayアプリ起動
- あと払いをタップ
- カード番号・ご利用可能額をタップ
- SMSで届いたコードを入力
国内主要空港ラウンジが無料
※イメージです
PayPayカード ゴールドと航空券で、
- 国内主要空港
- ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港
のラウンジが無料で利用できます。
海外旅行で便利なプライオリティパス
海外の空港ラウンジも使えるプライオリティパス。世界中の対応空港ラウンジを無料で利用できるサービスです。プライオリティパス・プレステージ会員の年会費は429米ドルですが、楽天プレミアムカード(年会費11000円)にはなんと無料付帯!プライオリティパス狙いなら楽天プレミアムカードという選択肢もアリです。
海外旅行損害保険が自動付帯
ここ、結構感動ポイントでした!
PayPayカード ゴールドは、
- 海外旅行損害保険:最大1億円(自動付帯)
- 国内旅行損害保険:最大5000万円(利用付帯)
- ショッピングガード保険:年間最大300万円
と保険も充実しています。
特筆すべきは海外旅行損害保険の自動付帯最大1億円というところ。
旅行費用を支払った場合に保険対象となる利用付帯ではないので、PayPayカード ゴールドを持っているだけで保険の対象となります。
ちなみに利用付帯カードは航空チケットやツアー代金を支払った時にのみ保険対象となり、航空チケットをマイルで購入してしまったり、ツアーではなくフリーの旅行の場合には保険対象外となってしまいます。
他カードで自動付帯➡︎利用付帯に改悪されたこともあるので、この条件が永続されない可能性もゼロではありません
が、この条件が続く限りは要注目カードだと思います。
グッドルッキングカード
最近のトレンドであるナンバーレスカードです。
ナンバーレスカードはカード番号・セキュリティコードを他人に知られにくく、安全性の高いカードで、多くのカードがナンバーレス化しています。
登録時にカード番号がすぐにわからないという面倒さはありますが、安全性とのトレードオフなのでやむなし。
PayPayカード ゴールドに関してはPayPayアプリからすぐに確認できます。
裏面に関しては磁気ストライプも金帯のセゾン・ゴールド・プレミアムの方がイケメンだなと…
▶︎映画が1000円で見られるセゾン・ゴールド・プレミアムカード詳細
カード番号・セキュリティコードの確認方法
- PayPayアプリを起動
- あと払いをタップ
- カード番号・ご利用可能額をタップ
- コード入力
ETCカード年会費は無料
ETCカード(右)もシンプルで良き。
ETCカードはカード番号を裏面に記載した表面ナンバーレス仕様で、こちらもグッドルッキングなカードに仕上がっています。
PayPayカードユーザーはETC年会費550円ですが、PayPayカード ゴールドユーザーのETC年会費は無料です。
家族カードは年会費無料で登場!
PayPayカードゴールドが登場から遅れること約1年…
2023年10月4日、ついにPayPayカードゴールド家族カードが誕生しました!
ようやくPayPayカードゴールドが“家族みんなで使えるカード”になりました。
これまでは夫婦・家族であっても利用者それぞれに年会費が発生してしまう状態でしたが、PayPayカードゴールド家族カードの年会費はまさかの0円!
家族3人まで年会費無料でPayPayカードゴールドを持つことができます!
ゴールドカード家族カードの年会費
- PayPayカードゴールド:0円
- イオンゴールドカード:0円
- dカードゴールド:1枚目無料、2枚目から1100円
- auPAYゴールドカード:1枚目無料、2枚目から2200円
- 楽天プレミアムカード:550円
- 三井住友カードゴールド:1枚目無料、2枚目から1100円
- セゾンゴールドアメックス:1100円
- セゾンゴールドプレミアム:1100円
- JALカードCLUB-Aゴールド:8800円
PayPayカードゴールドの家族カードは、決済特典・空港ラウンジ・ショッピングガード保険・旅行保険が本会員と同等です。
画像引用元:PayPayカード公式サイト
家族カードは年会費無料で海外旅行最大1億円が自動付帯です。
家族カードでもPayPay決済で最大2%還元が可能です。
ソフトバンク・ワイモバイル利用特典とYahoo!プレミアム特典は残念ながら対象外となってしまいましたが、年会費無料ゴールドとしては良スペックなのではないでしょうか。
PayPayカードゴールドに切り替えた時点で、利用中のPayPayカードと家族カードは解約となります。
PayPayカードゴールド切り替え時に、家族カードも同時に申し込んでおきましょう!
PayPayカードゴールドの
デメリットは?
年会費がかかる
ゴールドは無料で持てます。
一定の条件をクリアすることで年会費が無料になるゴールドカードが多数ある中で、PayPayカード ゴールドはしっかり11000円の年会費がかかります。
が、支出をPayPayカード ゴールドに集約して、キャッシュレス決済もPayPayを積極活用していけば充分元が取れるカードだと思います。
マイラーには向かない
貯めたPayPayポイントをマイルに交換するサービスは提供されていません。
PayPayポイントは街で貯めて街で使うスタイルのポイントなので、PayPayカード ゴールドはマイルでお得に飛行機に乗りたいという人には向かないカードなのかもしれません。
各種サービス支払い方法再設定に骨が折れる
水道光熱費や保険、そのほか様々なサービスの支払いにクレジットカードを設定している場合、その全てをPayPayカードゴールドに変更するのはものすごく手間と時間がかかる作業になると思います。
でもその手間を惜しまなければ、もらえるポイントはグンと増えます。
ソフトバンクは
本当にお得なのか?
ソフトバンクの還元率は10%
PayPayカード ゴールドでソフトバンクのスマホ料金を払うと最大10%が付与されます。
※付与されるソフトバンクポイントはPayPayポイントに等価交換可
計算してみましょう。
スマホと家のネットをソフトバンクで揃えた場合、合計12000ポイントとなり年会費がペイできる計算です。
その12000ポイントを獲得するためにかかった料金は、
- スマホ:8万6856円/年
- 家のネット:6万4416円/年
- 合計:15万1272円/年
となります。
ちなみに僕は今、ahamoを利用していて、家のネット回線は無料です。
ahamoの料金支払いに対する還元率は1.5%です。
計算してみます。
ソフトバンクとahamoを比較すると、
- ahamo:3万5640円/年で480ポイント
- ソフトバンク:8万6856円/年で7200ポイント
となりました。
続いてスマホ料金を含む100万円利用時点で比較してみます。
スマホ代の料金差は年間5万1216円。
100万円時点でのポイント差は5952ポイントです。
約6000ポイントを上回るために5万円多くスマホ代を支払っていることになります。
もちろんソフトバンクのメリハリ無制限はデータ使い放題であるのに対し、ahamoはデータ20GBというプラン差はあります。
が、節約の基本は“ポイントを貯めることではなく支出を抑えること”だと思うので、
ということで“スマホまでソフトバンクに揃える必要があるか”と言われれば、必ずしもそうでないケースもありそうです。
ワイモバイルの還元率は3%
- シンプルS:税抜1980円・年間360P
- シンプルM:税抜2980円・年間720P
- シンプルL:税抜3780円・年間1080P
データ無制限でなくてよければソフトバンク回線を割安に利用できるワイモバイルがお得です。プランが安い上に2回線目以降1188円の割引があるため、家族全体でスマホ代を節約できます。さらに安いLINEMOにはYahoo!プレミアム会員権が付与されていませんが、PayPayカード ゴールドで支払うことによりYahoo!プレミアムが無料で使えるようになります。⬅︎LINEMO+PayPayカード ゴールドは結構アリな気がします!
結論
PayPay派はコレ一択
見よ、このポイント差を!
利用額➡︎ 還元率⬇︎ |
年100万円 | 年200万円 | 年300万円 |
0.5% | 5000P | 10000P | 15000P |
1.0% | 10000P | 20000P | 30000P |
1.5% | 15000P | 30000P | 45000P |
2.0% | 20000P | 40000P | 60000P |
1ポイント=1円です。
還元率の違いでこんなに差が広がります。
やっぱりPayPayカード ゴールドの基本還元率1.5%は優秀ですよね。
還元率1.5%ってアプリを駆使するとか二重取りするとか、ちょっとがんばらないと達成できない数字だと思うんです。
がんばれない。
がんばりたくない。
という妻みたいな人でも、カードを使うだけで1.5%返ってきます。
PayPayあと払いに設定しておくだけで還元率は最大2%だし、Yahoo!ショッピングは毎日7%、5の付く日は11%なのでもらえるポイントはさらに増えます。
年会費以上のポイントが貯まらなかったとしても、ペイさえできればYahoo!プレミアムが無料、雑誌110冊読み放題・空港ラウンジ利用などの恩恵は受けられます。
毎月税抜7万円の利用があれば年会費はペイできます。
今までたくさんのクレジットカードをノマドしてきましたが、今のところ『終(つい)のカードにしても差し支えないかな』と感じているところです。
ソフトバンクユーザーだったのでゴールドに切り替えました。
レギュラーカードで継続課金していたサブスクサービスがあり、ゴールドに切り替えたため支払い方法変更をしようと思ったら変更できず。
サイト運営に確認するも一部のカードはご利用いただけません。
カード会社に確認するも加盟店様の判断です。
(カードの状態は正常)
というわけで、
このカードしか持っていなかったら強制解約になり違約金を払わされるところでした。
なお本来は正当な理由なく支払い拒絶をしすることは加盟店約款で禁止されているはずなのに、それをサポートに主張しても当社と加盟店に直接の契約はないので加盟店に指導や要望を出すことはできませんとのこと。
サポートのレベルも低いですし、レギュラーカードが使えているところでも使えなくなる可能性もあるので、切り替え検討中の方は要注意です。