子どもが小学生になり“子ども専用のスマートフォン”が欲しいと思うことが増えてきました。
留守番させる時とか…
じいばあちゃんちに泊まる時とか…
習い事に行く時とか…
おつかいに行く時とか…
わが家はiPhone家庭なので、娘本人のiPhoneがあれば“探す”アプリで位置情報を把握することもできます。
スマホがあれば便利なことは間違いない。
しかし、持たせたいと思っても、
といった“かかる費用”がネックになって購入を悩んでいるパパママも少なくないのではないでしょうか。
親のおさがりスマホを持たせるにしても、SIMを入れておかなければ電話もネットもできません。
使いたい時に使えてこそのスマホ。
できるだけお金をかけず、
でも快適に使えるように。
子どもスマホデビューに悩むパパママたちのために、
- スマホデビューにおすすめのキャリア
- 子どもスマホにおすすめの機種
について解説していきます。
もくじ
最安月額料金調査
キャリア別料金プラン最安値は?
まずは各キャリア一番安いプランがいくらなのかについて調べてみました。
条件は、
- スマートフォン本体代金は含まない
- 最安値プラン
- 通話準定額オプションを加える
の3点。
主要キャリアの毎月かかる最安値料金がこちらです。
※金額はすべて税込です。
- 5Gギガライトデータ1GBまで:3465円
- 5分通話無料オプション:770円
- 計4235円
- 家族割・dカード割適用で2948円に
- ピタットプラン5G/1GBまで:3278円
- 通話定額ライト2:880円
- 計4158円
- 家族割プラス適用で3058円に
- ミニフィットプラン+/1GBまで:3278円
- 準定額オプション:880円
- 計4158円
- おうち割光セット適用で3058円に
- シンプルS/3GB:2178円
- だれとでも定額(10分無料):770円
- 計2948円
- 家族割適用で1760円に
- くりこしプランS/3GB:1628円
- かけ放題10分:770円
- 計2398円
- 学割で8か月間は1760円に
- 5分通話定額付き
- データ20GB
- 計2970円
- データ20GB:2728円
- 5分通話定額オプション:550円
- 計3278円
- データ20GB:2728円
- 5分通話定額オプション:550円
- 計3278円
※1年間は通話定額オプション無料
- デュアルタイプ1GB:1298円
- 10分かけ放題オプション:935円
- 計2233円
- 家族割適用で2178円に
- さいてきプラン1GB:1078円
- イオンでんわ10分かけ放題:935円
- 計2013円
- データプランゼロ(eSIM):165円
- データ1GB追加:330円
- 計495円
- 2GB以降1GBあたり495円
※音声通話なし
※eSIM対応スマホで利用可能
- ギガプラン・データ2GB(eSIM):440円
- 計440円
- 2GB以降1GBあたり220円
※音声通話なし
※eSIM対応スマホで利用可能
- データ3GBまで:1078円
- データ20GBまで:2178円
- 20GB以上無制限:3278円
- RakutenLinkからの発信で通話無料
データ最小量は各社概ね1GB
小学生に持たせるスマートフォンということで、今回はデータ1GBプランを中心に調べてみました。
- 家族間のメッセージのやりとり
- 多少のウェブブラウジング
であれば1GBもあれば充分です。
“家にいる時・動画を見る時はWi-Fi利用”ということを徹底しておけば、1GBを超えることはないと思います。
1GBを超えてしまうと月額料金も上がるので“1GBを超えない使い方をさせる”べく、親として使い方をレクチャー・サポートしてあげましょう。
ドコモ・au・ソフトバンクはどうなの?
ドコモ・au・ソフトバンクは約4000円、割引全適用で約3000円ということで、子どもに持たせるスマホの月額料金としては高いと言わざるを得ません。
しかもデータ量1GBでこの金額。
大手キャリアには5G使い放題という利点がありますが、家計のことを考えれば学生時代の間は格安プランを選びたいところです。
ワイモバイル・UQモバイルは?
ワイモバイル・UQモバイルは、大手キャリアと同じ回線品質でありながらデータ3GB・通話10分定額を合わせても3000円を切る料金が魅力。
若干UQモバイルが安いですが、5G非対応のUQモバイル、5G対応のワイモバイルの違いだと思います。
どちらかといえば、家族割引適用でずっと月2000円を切るワイモバイルを推します。
ahamo・povo・LINEMOは?
5分通話定額・データ20GBを3000円前後で利用できるahamo・povo・LINEMOは魅力的な選択肢ですが、小学生に持たせるプランに20GBもいらないような気がします。
また、オンライン限定プランなので、申し込みから開通までスムーズにできるかどうかはパパママのネットスキル次第というところもあります。
小学生にはトゥーマッチなプランですが、コスパは間違いなく良いでので、中学生・高校生以上のお子さんには断然おすすめです。
格安SIMは?
mineo・イオンモバイル・IIJmio・BICSIMをピックアップしてみました。
大手キャリアより安く、サブブランドや20GBプランと比較するとケースバイケースといったところ。
その中で注目したいのがIIJmioとBICSIMのeSIM専用プラン。
通話できないデータ専用プランですが、通話はLINEなどのメッセージングアプリを使うと割り切るならばアリだと思います。
ドコモ回線が約500円で利用できるのは魅力。
ただし“eSIM対応スマホ”が必要です。
▶︎mineo
▶︎イオンモバイル
▶︎IIJmio
▶︎BICSIM
電話番号が選べる
楽天モバイル
好きな下4桁が選べます!
楽天モバイルには番号下4桁を自分の好きな数字にできる『選べる電話番号サービス』(1000円)があります。
『別に番号なんて何でもいいや』という人は気にならないかもしれませんが、占い好きな僕としては『突然ですが占ってもいいですか?』という番組で占い師シウマさんが携帯下4桁で運勢をズバズバ言い当てて行くところを見ているだけに、
と思っていたところ、楽天モバイルが理想的なオプションサービスを始めてくれました。
スマホの電話番号は特別なことでもない限り、長く持ち続けることになると思います。
将来的にキャリアを乗り換える時にも、電話番号はそのままで移行することになると思います。
だからこそ“スマホデビューの番号はお気に入りの番号を選んであげたい”と思うわけです。
娘の電話番号は下4桁の合計数字が“13”になる番号にしました。
13は明るく元気で前向きになれるという吉数字
ちなみに上4桁も複数候補の中から選べるので、結局全体的に自分好みの番号にすることができます。
僕も副回線として楽天モバイルを持っていますが、番号11桁中“0”が6個というなかなか面白い番号で契約することができました。
僕の下4桁合計数字は2021年の運勢2位の“16”
番号が選べるという点でも楽天モバイルはおすすめです。
\好きな下4桁が選べます!/
▶︎占い師シウマ|携帯番号・車のナンバーにおすすめの吉凶数字一覧
子どもスマホに
おすすめの機種は?
おすすめその1|親のおさがりiPhone
娘用のスマホは妻のおさがりのiPhone7にしました。
僕がiPhone12miniにした時に、それまで使っていたiPhone11Proを妻に譲り、妻が使っていたiPhone7を売却せずに娘用スマホに。
子どものために新しいスマホを買うのではなく、親が新しいiPhoneに変えた方が経済効率が良いのではないかと思います。
おすすめその2|Suicaが使えるiPhone7・8
iPhone7以降のiPhoneはFelica(おサイフケータイ)に対応しているので、
- Suica
- iD
- QUICPay
- VISAタッチ決済
- Mastercardコンタクトレス
などをかざすだけで使うことができます。
特にSuicaが使えれば相互利用が可能な公共交通機関もキャッシュレスで利用可能になります。
もしiPhone7・iPhone8が手元になかったとしても2万円前後で購入可能です。
おすすめその3|実質無料機種
画像引用元:楽天モバイル
楽天モバイルのオリジナル機種である、
はいずれも端末代を上回るポイント還元があるので、実質無料で購入できます。
iPhoneではないですが安くスマホ本体を準備したい時にはこの2機種がおすすめです。
親子でiPhoneがいい理由
“探す”アプリで位置確認できる
親子でiPhone&ファミリー共有設定をしておくと、“探すアプリ”で家族がいる位置をマップ上で確認できるようになります。
位置情報を把握することに抵抗がある人もいるかもしれませんが、子どものうちは安全対策として活用すべき機能だと僕は思います。
購入したコンテンツを共有できるなどのメリットもあるので、親子でiPhoneを使う場合はファミリー共有設定を完了させておきましょう。
ファミリー共有設定方法
- 設定
- 名前をタップ
- ファミリー共有をタップ
- メンバーを追加をタップ
- 登録依頼、もしくはお子様用アカウントを作成
ファミリー共有を活用すると、互いの位置情報把握のほか、購入したコンテンツの共有、iCloudストレージの共有なども行えます。ストレージ容量を共有しますが、お互いのデータが閲覧できるようになるわけではないのでご安心を。
▶︎iCloudの使い方|ファミリー共有&ストレージ容量増でバックアップ体制を整える
Wi-Fiに頼らない環境を作る
圏外を作らない
出かける時
習い事に行く時
留守番させる時
子どもにスマホを持たせたいシーンは増えてくると思います。
あくまでも“連絡手段を持たせたい”というのが動機なので、高いスマホを買うことも、高い月額料金が発生するのもはばかられるわけです。
そんな時に、おさがりのiPhoneと月額無料で使える楽天モバイルを活用すれば、コスト0円で子ども用スマホを用意することができます。
SIMを入れることでWi-Fiに頼らず通話・通信できるようになります。
僕がiPhoneユーザーなのでiPhoneに特化した内容になっていますが、楽天モバイルには実質無料で入手できるAndroidスマートフォンもあります。
お子さんのために
家族みんなのために…
この記事が無駄なコストをかけずに快適な通信環境を構築する際の参考になれば幸いです。
\スマホデビューにおすすめ!/