2022年、ついにスマートウォッチデビューを果たしました!
いやいや、デビュー遅っw
僕はガジェットオタクを自負しておきながら、スマートウォッチだけは手を出さずに生きてきました。
理由は、
- バッテリー持ち
- 選択肢の少なさ
この2点。
毎日のスマホの充電ですら面倒だなと思っているところに充電器が異なるデバイスを増やしたくない。
もちろん長寿命のスマートウォッチがあることは知っていますが、必ずしもそれが物欲を刺激するモノであるとは限らない。
僕はApple製品に囲まれた生活を過ごしていますが、格安SIMだとApple Watchセルラーモデルをフルサービスで使えないというのも冷める要因でした。
しかも周りを見渡せば、
“みんなApple Watch”
じゃないですか。
ちなみに2021年のスマートウォッチの世界シェアがこちら。
出典:カウンターポイント社Global Smartwatch Model Tracker
今、日本でスマートウォッチを買おうとすると、Apple・SAMSUNG・HUAWEI・AMAZFIT・GARMIN・fitbit・シャオミあたりが選択肢になります。
日本では販売されていませんがimoo(アイモー)は中国で子ども向けのスマートウォッチとして人気を博しているようです。
これ、位置情報を確認できて、SIM内蔵だから通話もできて、時計同士を近づけることで連絡先を交換する仕様なので知らない人と通話する心配・不安がなくて、防水使用で…めっちゃいいじゃないですか!日本でも販売しれくれればと思いますが、学校に着けて行けなかったら意味ないもんなぁ…なんだかなぁ…
…すみません、話が逸れました。
ソニーのwena3。
シェア的には“その他大勢”ですが、スマートウォッチ機能をバックルに内蔵・集約し、“愛用中の腕時計をスマートウォッチ化できる”という唯一無二のスマートデバイスなのです。
バッテリー持ちは1週間以上(※設定次第)
腕時計のデザインを損なわない“さりげなさ”も魅力。
もちろんスマートウォッチとして必要充分な機能を備えています。
今回は普通の腕時計をスマートウォッチ化できるwena3について、
- できること
- 使い方
- 各機能の液晶表示
など、徹底レビューしていきます。
もくじ
wena3 Q&A
iPhone、Androidで使える?
wena3アプリはiOS、Androidの両方に対応。iDやQUICPayを使えるようにするためのおサイフリンクアプリはiOSのみに対応しています。Androidスマホを手掛けるソニーのデバイスでありながらiPhoneの方が利便性が良いのはキャッシュレス決済にまつわる“大人の事情”がありそうで残念ですが、Androidユーザーも登録時に家族や友人のiPhoneを借りればキャッシュレス登録は可能です。
バンドサイズは?
画像引用元:wena公式サイト
22mm台用のエンドピースが付属しているので、手持ちの腕時計のラグ幅が同じであればそのまま使えます。もし異なるラグ幅の腕時計と組み合わせて使いたいのであれば別売りアクセサリーが必要です。18mm〜24mmに対応しています。
Suicaは使える?
wena3はwenaシリーズで初めてSuicaに対応しました。改札機にwena3をかざして乗降可能。もちろんお買い物にも使えます。wena3アプリとGoogle Pay(iPhoneでも利用可)で都度チャージできます。快適なキャッシュレス決済とレジスタッフの『なんで腕時計で決済できてるの?』という不思議顔が楽しめます。
wena3で使える電子マネー・ポイントカード
- Suica
- 楽天Edy
- iD
- QUICPay
- dポイントカード
- ヨドバシゴールドポイント
- ANA(ANAスキップサービス)
バンドの素材は?
画像引用元:wena公式サイト
メタル(シルバー・ブラック)、レザー(プレミアムブラック・ブラウン)、ラバー(ブラック)の3種5色があります。レザーとラバーは時計ヘッドを着けずに“スマートバンド”として使うこともできます。
電池持ち・充電方法は?
wena3の電池持ちは1〜2週間です。着信回数、電源オフ時間設定によって稼働時間は変わってきます。充電時間は約1.5時間。USB-C対応の専用アダプタ(WNW-CC21)は非常にコンパクトなので失くさないように気をつけたいところです。逆の見方をすれば、とても小さいので携帯性は抜群です。
専用時計ヘッドはある?
音楽再生できる?
wena3に音楽プレーヤー機能はありませんが、再生・停止・曲送り・曲戻し・音量操作に対応。スマホの音楽プレーヤーを手元で操作できます。音量操作非対応のワイヤレスイヤホンは多々ありますが、wena3なら音量調節可能です。
wena3の装着感は?
wena3は手首に馴染むラウンドフォルム。重量は通常の時計バンドと変わらないので特に疲れるということもありません。手洗い時に水がかかりやすい位置にありますが、wena3の防水性能は5気圧で、日常生活における水回りでは問題なく使えます。
wena3のメリットは?
- 手持ちの腕時計をスマートウォッチ化できる
- 時計ヘッド次第で他人とかぶらない
- おサイフケータイ非対応スマホユーザーもキャッシュレス決済が使えるようになる
- おサイフケータイの感度は良好
- 手首側にディスプレイがあるのでさりげなく確認できる
- 月額料金不要 他
wena3のデメリットは?
- バックル・バンド交換には技術がいる
- よって気軽に着脱できない
- おサイフリンクアプリ経由の登録手順が面倒
- そもそもおサイフリンクアプリがAndroid非対応
- Apple Watchセルラーモデルと異なりスマホありきのデバイスである などなど
wena3にできること
※指輪はEVERING
wena3はバックル部分にスマートウォッチ機能を集約したデバイスです。
バンド・バックルをwena3に変えるだけでいつも使っている腕時計が、
- Suica
- iD
- QUICPay
- スマートキー
- LINE
- メールチェック
- アレクサ
- 心拍数
- 歩数
- 消費カロリー
- 睡眠の深さ
- 最大酸素摂取量
- ストレスレベル
- MAMORIO
などの機能を搭載したスマートウォッチに大変身。
スマートウォッチとしては充分すぎるほどの多機能ぶりです。
僕のwena3のホーム画面
※カスタマイズ可能
上下左右にスライドで各機能にアクセス
ホーム画面から各方向にスライドすることで、これだけの機能を利用・確認できます。
画面上部の、
- 天気
- 月/日
- アラームマーク(設定時)
- Bluetoothマーク
- 電池残量
は常時表示。
画面中央の3アイコンは自由にカスタマイズできます。
僕は利用頻度の高い、
- Suica
- Qrio(スマートロック)
と、運動不足を可視化できるように歩数計をホーム画面に設定しています。
wena3があれば
電車・バスに乗れます!
腕時計でSuicaが使える!
使い方はかざすだけ!
wenaシリーズは、
- wena wrist(2016年)
- wena wrist leather(2017年)
- wena wrist active(2018年)
- wena wrist pro(2018年)
- wena3(2020年)
が発売済みですが、Suicaに対応するのはwena3だけ。
過去モデルはiD・QUICPay・楽天Edyは使えるものの、Suicaには対応していませんでした。
Suicaに対応してくれたことで日本各地のバス・電車・地下鉄などの公共交通機関にwena3で乗ることができます。
Suica残高はディスプレイで確認できて、wena3アプリからいつでもチャージ可能。
チャージ決済方法はGoogle Payですが、もちろんiPhoneでも利用できます。
※利用できないクレジットカードがあります。
▶︎Google Pay|使えるカード
オートチャージには対応しませんが、その都度チャージすればいいだけなので問題なし。
このSuica対応こそがwena購入の決め手となりました。
wena3にSuicaを登録する方法
- wena3アプリを開く
- Payment設定をタップ
- Suicaをタップ
- Suicaを発行するをタップ
- 名前・生年月日・性別・電話番号を入力
- チャージ金額を入力
- GooglePayで支払う
- チャージしてSuicaを発行するをタップ
- 完了
wena3アプリの初期設定とGoogle Payの支払い方法の登録が完了していれば、Suicaの登録にかかる時間は数分です。
wena3は1週間以上のバッテリー持ちに加えて予備電力もあるため、 バッテリーが切れた後も24時間以内であれば決済機能を利用できます。
wena3があれば
お買い物もできます!
iD・QUICPay・楽天Edyに対応
wena3はSuicaの他に、
- iD
- QUICPay
- 楽天Edy
にも対応しています。
すでにスマホでも利用できる決済方法ではありますが、iPhoneでは使えない楽天Edyが使えるようになるし、スマホにはカードごとに“iD or QUICPay”が自動で付与されてしまいますが“iD and QUICPay”にできるといったメリットがあります。
例えば僕の現在のメインカード『セゾンゴールドプレミアム』はiDとQUICPayの両方に対応しているカードですが、iPhoneに登録すると自動でQUICPay扱いになります。
でもiDに対応していてQUICPayに対応していないお店って、意外とあるんですよ。
そのようなお店では物理カードが必要になってしまうため、キャッシュレス決済できないということになります。
がしかし、このwena3があることで、
iDとQUICPayの両方に対応できるので、キャッシュレス決済で支払えるシーンがグンと増えるはずです!
wena3があれば
家の鍵が開けられます!
Qrio Lockに対応
わが家の鍵はQrio Lockでスマートロック化しています。
これまではスマホアプリで開けることができていましたが、今後はwena3でも開けられるようになりました。
物理キーによる解錠と比べればスマホ解錠もスマートではあるのですが、wena3での解錠はそれ以上にスムーズです。
本当はスマートリングの『エブリング』に対応してもらいたかったのですが、エブリングが対応するスマートキーは『bitlock』のみ。bitlockはサブスクなので個人的には買い切りのQrioが好み。そもそも先にQrioを買っていたので、スマートロック側を買い換えるという選択肢はなかったわけですが。
wena3があれば
通知を見逃さない!
参考|芸人土居上野・上野くんからのLINE
スマートウォッチにして良かったと感じた1番の便利機能がコレ
電話・メール・アプリ受信をバイブレーションで知らせてくれて、詳細を画面で確認することができる…というのはスマートウォッチとしての基本機能だと思いますが、これがやはりスマートウォッチを導入する1番のメリットだなと感じています。
これまでは急ぎの電話やメールに気付けないこともありましたが、wena3導入以降そういったことは無くなりました。
通知対応アプリ多数
イルミカラーカスタムにも対応
表示量は7行分
その他便利機能
リモコンやアレクサに対応
- camera▶︎スマホカメラのシャッター
- music▶︎スマホの音楽プレーヤー操作(再生・停止・曲送り・曲戻し・音量)
- alexa▶︎アレクサの様々な指示に対応
wena3はBluetoothでスマホと接続された状態なので、カメラ起動時はリモートシャッターとなり、音楽再生時はリモコンに、サイドボタンの長押しでアレクサも利用できます。
それ自体で音量操作に対応していないワイヤレスイヤホンも、wena3で音量調整もできるようになります。
カラダのことも色々計測します!
カラダにまつわる様々なデータはwena3本体でも見ることはできますが、wena3アプリではカラーで日毎に一覧表示してくれるのでぜひこまめにチェックしてみてください。
wena3、大満足!
バックルにスマートウォッチ機能を全集中させたwena3は、思った以上にデキる奴だということを実感しています。
Apple Watchと比較すると“あっちにあってこっちにない機能”があることは否めません。
しかし、wena3がハマる人はそもそもApple Watchがハマってない人でしょうから、機能差は問題にならないはず。
wena3が届いたらバンド交換しなくてはなりませんが、最寄りのヨドバシカメラで待ち時間ほとんどなしで交換してくれて、バンド交換費用も1100円とリーズナブルでした。
\バンド&バックル/
\ロレックス・オメガ互換モデル/
wena3以外の選択肢
Suica対応スマートウォッチ8選
Apple Watch Series8
5万9800円〜
Apple Watch Series7
5万8800円〜
Apple Watch SE
3万7800円〜
GARMIN VENU 2 Plus
6万6800円
GARMIN VENU sq
3万7800円
Fitbit Charge 5
1万9800円
Fitbit Sense
3万4990円
Fitbit Versa 3
2万2800円