誰でも家の鍵をスマートロック化できる『Qrio Lock』(キュリオロック)を購入しました。
このガジェットを玄関のドアに設置すれば、スマホアプリで家の鍵を開けたり、合鍵を家族や友人に簡単にシェアできるようになります。
そんな近未来スマートロック生活が味わえるQrio Lockが届いたので、早速ドア設置方法・アプリの使い方・合鍵の共有方法などについて解説していきます!
もくじ
Qrio Lock|開封の儀
シンプルパッケージ
シンプルスタートガイド
イマドキの製品に分厚い説明書はありません。ペライチのスタートガイドを見ながらQrio Lockを玄関のドアに取り付けていきます。
スタートガイドを要約するとプロセスは以下の3点です。
- ドア清掃
- ロック設置
- アプリ設定
両面テープで貼り付けるのでドアを綺麗にしておくこと。
サムターンに合うサイズに調整してロックを設置。
最後にアプリ設定をすればQrio Lockの設定が完了します。
カンタン3ステップ
本体はメッシュ袋入り
高さ調整プレート(左)と
サムターンホルダー(右)
QrioLockパッケージ同梱品一覧
- 本体
- CR123Aリチウム電池
- 本機用両面テープ×2
- 開閉センサー
- 開閉センサー用両面テープ
- 高さ調整プレート大・小
- プレート固定ネジ長・短
- サムターンホルダーS・M・L
- スタートガイド
- リファレンスガイド
Qrio Lock取り付け方法
サムターンホルダーを確認する
サムターンホルダーS/M/Lの中からサイズの合うものを選びましょう。
我が家の鍵はLサイズでした。
サイズ確認後、ホルダーを本機に取り付けます。
高さを確認する
Qrio Lockのサイズとサムターンの高さが合わず、隙間ができてしまっています。
そんな時に使うのが高さ調整プレートです。
高さ調整プレート小を、短いほうの固定ネジで留めます。
電池を入れる
付属のCR123A電池をSideAに入れます。
反対側にも電池入れSideBがあります。
SideAのみで約180日稼働、SideAのバッテリーが切れたあとは電源がSideBに移り、また約180日稼働。
両サイドに電池を入れておけばバッテリー持ちは約1年という計算に。
バッテリー残量が少なくなってきたらアプリが通知してくれるので、突然電池が切れて困るということはありません。
両面テープで固定
両面テープは2枚あるので1回失敗しても大丈夫です。
でもまぁ専用両面テープは追加購入すると2枚700円もしちゃうので、失敗しないよう慎重に固定してください。
開閉センサーを取り付ける
設置完了
Qrio Lockと開閉センサーを設置完了。
設置後にアプリで解錠位置・施錠位置を設定します。
両面テープで固定するのでドアをきれいに拭きあげておくこと、サムターンとQrioLockの位置がズレないことだけ気をつけて設置してください!
Qrio Lockアプリを設定しよう!
Qrio Lockのアプリをダウンロードする
Qrio Lockアプリ登録マニュアル
アカウントを作成する
- アプリ起動
- アカウント作成に進むをタップ
メールアドレス・パスワード設定
キャリアメールだと受信許可設定などが面倒なので、フリーメールでの登録をおすすめします。パスワードは英数字・大文字小文字を混在・8文字以上必要です。
仮登録とメール認証
アカウントで利用したメールアドレスに登録確認メールが届きます。そのメールにある認証URLを押すと認証が完了します。メールアプリで認証を完了させたあと、画面下部にあるメールを認証しましたをタップして次に進みます。
アカウント作成完了&ロック設定へ
ロックの設定に進むをタップ。合鍵を受け取った人はアカウント作成後、下の合カギを利用するをタップして合鍵を受け取ります。
Qrio Lockとアプリを接続
画面下部の接続をはじめるをタップ。僕はQrio Lockの近くでやりましたが、Bluetooth接続されているようなのでBluetooth圏内であれば接続場所は問わないのかもしれません。
ロックの名前を登録
解錠位置の設定
鍵を開けた状態にして解錠位置を記録します。
各種設定画面
ハンズフリー・オートロック・リモート操作を設定します。この時点では全てが未設定の状態です。
ハンズフリー設定
Qrio Lockの側に立ち位置情報を取得をタップするとマップで自分がいる場所が表示されます。この機能に関しては常にGPSをONにしておかなければならないのか、はたまたそうでないのか、どのように動作するのかに関しては実際に使っていきながら改めてレポートします。
もしもGPSを常にONにしておかなければならないとすると、バッテリー消耗などの観点からも使いづらい機能ということになってしまうかもしれません。
オートロック設定
開閉センサーがドアが閉じたことを検知して自動で鍵をかけます。鍵の閉め忘れを防止します。とても便利な機能ですがスマートフォンや鍵を持たずに外に出ると閉め出されることになるため、設定前に注意事項をよく読んでおきましょう。
ドアの開閉状態を記録
アプリ初期設定完了
解施錠履歴が確認できて安心
子供の入退室確認も可
Qrio Lockを使うと解施錠時間が記録されます。
家族で合鍵を利用している場合は解施錠した人の名前も記録されます。
誰が何時に帰ってきたかが記録されるので安心です。
逆に『きのう何時に帰ってきたの?』と妻から聞かれることなく時間を把握されることになります。
Qrio Lock対応電池は?
CR123A×2本で180日駆動
わが家ではこの電池を使用。
Qrio Lockは電池駆動です。
パッケージにはCR123Aタイプの電池が2本付属。
カタログ値では電池2本で約180日駆動します。
電池4本で360日駆動
本体にはSideAとSideBそれぞれに2本ずつ電池を入れることができます。
SideAのバッテリーが切れたらSideBに切り替わり、駆動。
両サイドに電池を入れておけば電源を途切れさせることなくQrio Lockを使い続けることができます。
引用元:Qrio Lock
電池残量をアプリが通知
SideAかSideBのどちらかの電池が空の場合、アプリ上で電池交換を促すアラートが表示されます。
電池残量を確認する
電池交換アラートをタップするとこの画面が出てきます。
SideA、SideBそれぞれの電池残量が表示されます。
SideBが交換してくださいと表示されてますが、そもそもまだ電池を入れていません。
このアラートは電池を入れない限り消えないようなので、目障りだと感じる人はSideBにも電池を入れましょう。
電池購入に関しては電池を購入するをタップして購入サイトにアクセスできるようになっています。
充電池は不可
引用元:Qrio Lock
Qrio公式サイトに充電池使用不可の旨が書かれています。
コスパを考えると充電池を使いたくなりますが、非充電池(一次電池)を使うようにしましょう。
キュリオの合鍵は無料!
Qrio Lockの合鍵発行に発行料・発行手数料などはかかりません。
つまり、通常であれば合鍵作成にかかる数千円の費用が一切かからないということになります!
合鍵ユーザーもアカウントが必要
Qrio Lockの合鍵を受け取る側もQrio Lockアカウントが必要です。
登録のひと手間はかかってしまいますが、そこさえがんばれば“いつでも”・“どこでも”・”簡単に”・”無料で”合鍵をシェア・共有することができます。
合鍵の種類
引用元:Qrio Lock
マスターキーでできること
- ハンズフリー解錠
- リモート操作
- 合鍵の作成・管理
- ロックの設定
- ロックの初期化
- 1ドア2ロックの設定
ファミリーキーでできること
- ハンズフリー解錠
- リモート操作
- 合鍵の作成・管理
- ロックの設定
ファミリーキーにも合鍵の作成・管理の権限が与えられています。
例えば、僕が妻にファミリーキーを発行した後に妻が自分の親兄弟にゲストキーを発行することも可能です。
ゲストキー
- ハンズフリー解錠
- リモート操作
ゲストキーは一時的に発行することができる最も簡易的な合鍵ですが、ハンズフリー解錠・リモート操作ができるので鍵としての必要十分な機能を有しています。
合鍵の上限数
合鍵は最大20本まで発行できます。
ファミリーキーの共有方法
合鍵作成手順
- 合カギ管理をタップ
- 合カギを登録するをタップ
- 合鍵の種類を選択
- 紹介をタップ
合鍵を共有する
合鍵作成時に招待をタップすると共有可能方法がポップアップ表示されます。
共有方法は様々で、
- AirDrop
- メール
- LINE
- SMS/MMS
- FacebookのMessenger
- ChatWork
- メモ
- ファイル
- Pages
- Numbers
などで合鍵を送信することができます。
共有方法が多く簡単に送れるのはメリットですが、くれぐれも送信相手を間違わないように気をつけましょう。
LINEで合鍵シェアしてみた
合鍵ユーザーはまずアカウント作成を
妻にLINEで合鍵を送ってみました。
確認してみたところ、どの共有ツールを利用しても同じ文章が送信されるようです。
受信した人はURLから合鍵を受け取るわけですが、
- Qrio Lockアプリがない人
- アカウントを持っていない人
がURLをタップしても合鍵はもらえません。
URLをタップする前に、吹き出し下部のアプリマークをタップしてアプリをダウンロード後・アカウント作成してください。
スマホを持たない子供には
Qrio Keyがおすすめ
スマホを持たない子どもにはQrio Keyを持たせることで、Qrio Lockの利用が可能になります。
子どもにとってはいわゆる普通の鍵を持つのとQrio Keyを持つのは大差ないことかもしれませんが、親にとっては解施錠時間が記録されるので子どもの帰宅・外出時間を把握できるメリットなどもあります。
合鍵無料のメリット大!
家族みんながスマホユーザーだった場合は実物の合鍵を作る必要がなくなります。つまり合鍵作成にかかる費用が0円ということになります。
Qrio Lockのメリットとして、ハンズフリー解錠やオートロックなどのスマートロック化が注目されがちですが、実は合鍵費用ゼロの方が多くの人にとってのメリットになりうる機能なのではないかという気がしています。
ハンズフリーよりタップ解錠の方が確実
スマホを持っているだけでドアの鍵が開くハンズフリー機能はまだ精度が高くなく、常用するにはまだまだかなという印象です。
ドアに再接近した時に解錠するのであれば、Qrio Lockアプリをタップするほうが確実です。
アプリ起動&タップが面倒であれば、AppleWatchやwena3を利用すればかざして解錠できるようになります。
「鍵がない!」がなくなる!
出かける直前に妻がよく言うんですよ。
と。
置き場所を決めときなさいよと思うわけですが、女性はお出かけごとにバッグを持ち替えたりするのでそうもいかないのでしょう。
バッグの中にあるとわかっていても、なかなか鍵が出てきてくれないこともあると思います。
Qrio Lockにすることでそういった煩わしさから解放されます。スマホさえあればいいわけですからね。
どうかスマホだけは失くされませんよう(笑)
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