Osmo Mobile 6のリリースが発表されました!
Osmo Mobileはスマートフォン用のジンバルで、誰でもカンタンにブレない動画が撮れるようになるアイテムです。
スポーツ・子ども・ペットなど動く被写体を撮る時や、自分がアクティブに動きながら撮影する時に効果を発揮します。
ちなみにiPhone14シリーズでは手持ち撮影でも手ぶれ補正してくれる新機能”アクティブモード”が搭載されましたが、最も安価なiPhone14・128GBモデルでも11万9800円とバリ高。
同等の機能をOsmo Mobile 6なら2万900円、廉価版のOsmo Mobile SEなら1万3860円で手に入れることができます。
そこで気になってくるのが、
- Osmo Mobile 6
- Osmo Mobile SE
- DJI OM5(前モデル)
との価格・スペックの違いです。
購入前に入念にチェックしつつ、Osmo Mobile6のレビューもお届けします!
もくじ
Osmo Mobile
価格・スペック比較
- Osmo Mobile 6▶︎2万900円
- DJI OM 5▶︎1万4300円
- Osmo Mobile SE▶︎1万3860円
DJI STOREでは上記価格で販売されていますが、前モデルのDJI OM5に関しては在庫切れになっていて、Amazonや楽天市場では公式価格を大きく上回る金額で販売されていました。
“今すぐに正規価格で購入したい”ということであれば、Osmo Mobile 6かOsmo Mobile SEのどちらかを選ぶことになりそうです。
Osmo Mobile 6とSEの違い
Osmo Mobile 6(左)とSE(右)
Osmo Mobile 6とOsmo Mobile SEは似て非なるジンバルです。
わかりやすい違いとしては、
- ロッドの有無
- クイック起動の有無
- サイドホイールの有無
です。
上記3項目がOsmo Mobile 6は全てアリ、SEはナシです。
ロッドがあれば自撮り時の画角が広くなるし、よりハイ&ローアングルからの撮影が容易になります。
クイック起動があれば撮影開始までの時間を短縮できます。
サイドホイールがあることでの切り替え操作が全て親指1本で完了します。
新搭載ステータスパネルはどちらも対応。
Osmo Mobile 6の新色スレートグレーは上位機種に相応しい上質感を醸し出してくれそうです。
Osmo Mobile 6(左)とSE(右)
Osmo Mobile 6とOM5の違い
Osmo Mobile 6(左)とOM5(右)
Osmo Mobile 6とOM5の基本スペックは似ています。
違いとしては、
- サイドホイール
- ステータスパネル
があるか、ないか。
その有無で価格差6600円。
サイドホイールとステータスパネルは不要で、もしOM5が定価で買えるのであればそれもアリだと思います。
あとはボディーカラーの好み。
スレートグレーのみのOsmo Mobile 6はメカ的で男性的なイメージですが、OM5はサンセットホワイトとアテネグレーの淡い色合いで女性が持っても違和感のない2色展開。
OM5のカラーのほうが好みならば、量販店を巡るか、マメに在庫確認されることをおすすめします。
スペック比較
Osmo Mobile6 | OM5 | Osmo Mobile SE | |
サイズ | 展開時 276×111.5×99mm 折りたたみ時 189×84.5×44mm |
展開時 264.5×111.1×92.3mm 折りたたみ時 174.7×74.6×37mm |
展開時 262.5×119.5×104mm 折りたたみ時 167×108.5×46.5mm |
重量 | 約309g | 292g | 約352g |
対応スマホ重量 | 170〜290g | 230±60g | 170〜290g |
対応スマホ厚さ | 6.9〜10mm | 6.9〜10mm | 6.9〜10mm |
対応スマホ幅 | 67〜84mm | 67〜84mm | 67〜84mm |
バッテリー種類 | Li-Po 2S | パウチ型電池 | 18650 Li-ion |
容量 | 1000mAh | 1000mAh | 2600mAh |
電力量 | 7.74Wh | 7.74Wh | 9.36Wh |
充電温度範囲 | 5〜40℃ | 5〜40℃ | 5〜40℃ |
動作環境温度 | 0〜40℃ | 0〜40℃ | 0〜40℃ |
動作時間 | 約6時間24分 | 6.4時間 | 約8時間 |
充電時間 | 約1時間24分 | 1.5時間 | 約2時間12分 |
充電ポート | USB-C | USB-C | USB-C |
機械的稼働範囲 | パン -161.64〜173.79° ロール -120.30〜211.97° チルト -101.64〜78.55° |
パン -161.12〜172.08° ロール -127.05〜208.95° チルト -101.46〜229.54° |
パン -161.2〜171.95° ロール -136.7〜198° チルト -106.54〜235.5° |
最大操作速度 | 120°/秒 | 120°/秒 | 120°/秒 |
無線モード | Bluetooth5.1 | BluetoothLE5.0 | Bluetooth5.1 |
Osmo Mobile6
開封の儀
外箱
UNFOLD THE CREATIVITY
広がる創造性
同梱品
Osmo Mobile6本体
スマホクランプ・グリップ三脚・ポーチ
この他、USB to USB-C充電ケーブルとシンプルなマニュアル類が同梱されています。
USB-Cケーブルはすでに持っていたため箱からは出さず。
当方の充電環境は、
で整えています。
三脚はお好みで
残念ながらOsmo Mobile 6は自立できないため三脚は必要だと思います。
ただ、同梱品のグリップ三脚は小さくありません。
嵩張ってしまうためJobyのミニ三脚を代用することにしました。
アウトドアで地面がゴツゴツしたシーンや強い風に煽られるような時には若干不安もありますが、室内の平らな場所に置いて使うのであればミニ三脚でも充分代用可能です。
バランス調整不要!着脱の簡単さに感動!
Osmo Mobileとスマホクランプをマグネットで装着するスタイルはOM4(※2世代前)から実装されているわけですが、これ仕様が素晴らしく、感動しました。
僕はOsmo Mobile 3までの使用経験しかなかったため、
- 電源を入れる前に装着時のスマホの重量バランスを整えなくてはならなかった
- 撮影する時、しない時に毎度着脱するのが面倒だった
- 装着時に電話がかかってきたらすぐには外せないため装着したまま通話していた
などの印象が強く残っていたんです。
Osmo Mobile2の装着シーン
着脱、面倒でした…
Osmo Mobile 6はマグネットの向きを合わせる必要はありますが、覚えてしまえば特に問題なし。
マグネットに対応する前のOsmo Mobile 3までしか使ったことがなかったため、この“着脱の簡単さ”には感動しました。
Osmo Mobile 6操作方法
ステータスバーが搭載されたことで“どのモードで撮影中なのか”が分かりやすくなりました。
グリップした時に親指をサイドホイールに自然に添わせることができます。
Osmo Mobileで撮れる動画
早く旅行に行きたい!
現体制
Osmo Mobileの初代・2代目・3代目を使っていた頃は『よりコンパクトなものがあればいいのに…』と思っていたので、Osmo Pocketの登場は願ったり叶ったりですぐに鞍替えしました。
Osmo Mobile 2(左)と
Osmo Pocket(右)
Osmo Pocketを使い始めてからはズームができないこと・カメラ画質が悪いわけではないけれどもスマホ画質に劣るところが気になり始めました。(※Osmo Pocket2はズーム対応ですが見て見ぬふりをしました…)
ちょうどその頃、子どもの誕生という一大イベントも控えていたタイミングだったので奮発してα7Cを購入。
画質は圧倒的なのですが、やはり重たいですし多少のブレは避けられません。
一眼対応のジンバルもありますが、旅行用としてはトゥーマッチな装備。
コロナ禍で旅行に行けなくなったことでオンラインツアーというカテゴリーが誕生しましたが、その時に感じたのは『360度の景色を楽しみたい!』ということ。
そこで次の旅行に備えてinsta360 ONE RSライカ1インチ360度版を導入。
360度カメラとしては抜群ですが、普段使いするにはクセがあります。そんな紆余曲折を経て、結局“スマホで撮る”というところに戻ってきたわけです。
iPhone14シリーズにはアクションモードが搭載され、手持ちでジンバル級の動画が撮れるようになりました。
ちなみに、
iPhone14の中で最安のiPhone14・128GBモデルでも11万9800円。
Osmo Mobile 6なら2万900円です。
“ブレない動画を撮りたい”という需要に対してのOsmo Mobileはコスパ抜群です!
初めての人にも、
久しぶりの人にも。
https://harulog.jp/56128.html