今回のイタリア旅行で上海経由にしたのは、短い方がいいはずのトランジットの時間が“逆に”長かったから。
トランジットの時間は6〜7時間。
それだけ時間があればむしろ空港を飛び出して上海観光する余裕すらあります。
結局福岡で離陸が1時間遅れたためトランジットは結局6時間に。
移動時間も考えると上海市内で観光できる時間は4〜5時間。
そんな限られた時間の中で、リニアモーターカーに乗り、豫園商城(よえんしょうじょう)に行き、新天地で小籠包を食べ、外灘(わいたん)にも立ち寄ってきました。
駆け足ながらトランジット観光としては大充実の上海旅をまとめます!
今回のイタリア旅行のまず最初の楽しみとなるのが上海トランジット。
機材遅れが発生し上海に到着したのが18時頃。深夜便の出発予定時刻は日付変わってAM1時05分。上海での滞在時間は約6時間。
駆け足ではありましたが見応えがあって心もお腹も満たされる上海観光となりました。まずは空港から街中まで移動します…
▶︎上海に着く前に用意しておきたいLINEやGoogleが使えるSIMについて
もくじ
上海リニアで高速移動!
上海観光はリニアモーターカー初体験から始まりました。
初めての経験を積みたい思いがあって行きはリニアモーターカーで移動することに。
でもね、乗って気付いたんです。
私たちが乗ったのは夜。
上海トランスラピッド
マグレブとは?
上海トランスラピッド、上海マグレブトレイン
中華人民共和国上海市浦東新区の上海浦東国際空港にアクセスする、トランスラピッド方式による磁気浮上式鉄道(常電導リニア)の交通機関。ラインカラーはティールグリーン。
建設は2001年3月1日に開始され、2004年1月1日に商業運行を開始した。この列車の最高商業運転速度は431km/hで2015年10月時点で常設の運行としては世界最高である。2003年11月12日の非商業運行の試験走行で中国での最高速度記録である501km/hに到達した。上海磁気浮上式鉄道の編成の全長は153mで幅は3.7m、全高は4.2mで2クラス、574人乗車の仕様である。
浦東国際空港駅と上海市郊外の龍陽路駅の間、29.863kmを7分20秒で結ぶ。営業最高速度は430km/hである。運行時間は、浦東国際空港駅→龍陽路駅が7:02-22:40、竜陽路駅→浦東国際空港駅が6:45-21:40である。最高速度は430km/hの時間帯と300km/hの時間帯があり、430km/hで運行されるのは、浦東国際空港駅→龍陽路駅が9:02-10:47、15:02-15:47、龍陽路駅→浦東国際空港駅が9:00-10:45、15:00-15:45である。それ以外の時間帯は300km/h、8分10秒で運行されている。
引用:Wikipedia
マグレブは
- 浦東国際空港駅〜龍陽路駅
の約30キロを最速7分20秒で結ぶリニアモーターカーです。
上海ではリニアモーターカーではなく上海トランスラピッド、またはマグレブと呼ばれているようです。
空港とマグレブ乗り場は繋がっているので、案内板に従って進んでいけば迷わず乗り場に行けます。
マグレブの料金は?
片道50元、VIP席100元です。
当日往復券を購入すると2割引。
当日の航空券を提示すると片道普通席が40元に割引されます。
浦東国際空港で搭乗券の半券を見せたので40元で購入することができました。
1円=約16元(2018年9月6日現在)とすると片道40元=約640円でリニアを体験することができます。
上海リニア・マグレブの
時刻表&最高速度
浦東国際空港発
画像引用元:上海磁浮交通発展有限公司
- 始発:7:02
- 終電:21:42
- 7:02→21:02までは30分間隔で運行
- 最高時速:300km/h
龍陽路駅発
画像引用元:上海磁浮交通発展有限公司
- 始発:6:45
- 終電:21:40
- 7:00→21:00までは30分間隔で運行
- 最高時速:300km/h
最高速度について
当時、301km/hを体験
2018年に訪れた時は両駅を9時・10時・15時台に出発するマグレブのみ最高速度の430km/hで運行していたはずですが、現在はすべて300km/h運行になっているようです。
当時は19時台のマグレブで最高速度301km/hの電光掲示板を目撃したものの、外は真っ暗だったので速さを感じられず残念でした(笑)
- 上海リニアの名前はマグレブ
- 片道50元・VIP席100元
- 往復券購入で2割引
- 当日航空券で片道40元に
- 最高速度は
430km/h➡︎300km/h
OK,Google、日本の新幹線の最高速は?
- 東北新幹線・宇都宮-盛岡間・320km/h
- 山陽新幹線・新大阪-博多間・300km/h
- 東海道新幹線・東京-新大阪間・285km/h
豫園商城
よえんしょうじょうへ!
続いては上海で有名な豫園商城という人気の観光地に行きました。
千と千尋の神隠しに出てきそうな郷愁に誘われる街並み。
中国語読みだと『ユーユェンシャンチャン』、日本語読みだと『よえんしょうじょう』と読みます。
ここで行きたかったのが妻がいつもお世話になっているKBC宮本アナウンサーおすすめの南翔饅頭店の本店。
本場の味を堪能したくて向かいましたが、グルメでお腹いっぱいになる前に胸いっぱいになる素敵な景色が広がっていました。
南翔饅頭店本店
福岡のキャナルシティにも入っている小籠包のお店『南翔饅頭店』の本店が豫園商城にあります。
ここで上海グルメを味わえたらよかったのですが、あいにく今は改装中。
というわけで近くにあるもうひとつの南翔饅頭店へ。
しかしそちらもまさかの営業終了っていう。
上海・豫園商城のスタバで休憩
ノドが乾いたのでちょっと入ってみました。
と言えばいつものアイスコーヒーを飲むことができます。
このあと行くイタリアでもそうだったんですが、クレジットカードを挿して4桁のPIN/暗証番号を入力して支払える店がほとんどでした。
読み取り機がポータブルなのでクレジットカードが手元を離れることがなくて安心ですし、サインも不要なので簡単です。
日本では未だにサインをせねばならないケースが多いので、その点では日本のクレジットカード・キャッシュレス文化は遅れているなぁと改めて感じました。
茶楼・湖心亭をバックに
湖心亭は上海で最も古い歴史を持つ茶楼で、豫園の風景を愛でながらお茶請け付きのセットメニューが楽しめるんだとか。また来ます。
豫園商城の行き方
営業時間は?
夕食を求めて
上海・新天地へ!
上海の南翔饅頭店で本場の小籠包を食べそびれた我々は、また別の観光地『新天地』へとやって来ました。
突然目の前に現れたおしゃれな石造りの建物。
この辺り一帯は『新天地』と呼ばれる上海の観光名所で、グルメやショッピングを楽しむことができます。
新天地
中華人民共和国上海市に2000年に新しく開発された地区。レストラン、ショッピングセンター、事務所ビル、住居用マンションを含む。夜のバー街が特に有名になって、上海の観光名所ともなっている。
上海市街区の石庫門と呼ばれる、古い建物が残る地域を再開発して2000年に開業し、いまはレストラン、ショッピングセンター、事務所ビル、住居用マンションを含んでいる。夜のバー街が特に有名になって、上海の観光名所ともなっているので、大変混んでいる。敷地は興業路によって北里と南里に分かれている。
ディンタイフォンの行き方
上海・外灘からの夜景
上海トランジット6時間観光は外灘(ワイタン)からの夜景で締め。
正しくは外灘(ワイタン)から見た『浦東新区陸家嘴金融貿易中心区』の夜景。
空港に戻る途中にサクッと立ち寄って写真を撮るくらいの滞在時間しかありませんでしたが、中国経済の勢いが感じられる見応えある夜景でした。
そびえ立つタワー・ビル群
ちょっと場所を変えて撮ると、真っ暗ではありますが人民英雄記念塔も同じ構図に収めることができます。
上海ヒルズは栓抜きビルとも呼ばれています。ビル上部にある四角の空洞はもともと丸い形を予定していたらしいのですが、丸だと日の丸のイメージが強いためスクエアにしたという話も…
4歳児、爆睡(笑)
夜10時過ぎだったので4歳の娘は爆睡^^;
連れ回してごめんね。
でもこの場所で撮った写真があるってことが、いつの日かの旅行動機になることをパパとママは願っています!
トランジット旅、大満喫。
限られた時間だったからこそ充実した時間になったような気もします。
南翔饅頭店が閉店していたのは予想外でしたが、それでもグルメも楽しめたし、どこに行っても異国情緒が漂っていたし、メインのイタリアに行く前に楽しい思い出を作ることができました!
上海で長時間トランジットになる予定がある方は、ぜひ空港を飛び出して上海観光も楽しんでみてください!
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