イタリア旅行のために108ページの旅のしおりを自作してみた話。

今年の夏、イタリア旅行に行くにあたり、合計108ページの旅のしおりを作りました。

必要な情報やeチケットをまとめていたら“煩悩の数”までページ数が膨れ上がってしまったわけですが、PDFで1つのデータにまとめてスマホに保存しておくことで、オフライン環境でも見られたり、同行者に簡単にシェアできたり、飛行機搭乗時、バス・列車乗車時、観光施設入場時に手続きがスムーズになるなど、とっても良い仕事をしてくれました。

基本的にはMacにおけるパワポ的ソフト『Keynote』を使って作りました。

旅の参考にしていただける部分もあるし、”僕がんばったなぁ”の備忘録です。

入魂のしおりが完成したら、スマホのホーム画面に置いておきましょう。

置き方は以下の流れです。

■表紙。出国前に作ったので画像はAIアプリを使用。Mangiare!Cantare!Amare!は『食べて歌って愛する人生最高！』というイタリア人のマインドを表した言葉です。

■2ページ目。旅のテーマは妻と娘がどハマりしているTimeleszをちょっと絡めてあげたりして。『Andiamo!』は”さあ行こう！”のイタリア語です。

■3ページ目。全日程。確定している時間と、ほぼ確定の行程を記載。イタリアの輪郭は描画アプリ『Procreate』で描きました。味わい重視。

■4ページ目。現地の天気予報まとめ。全部晴れという幸運。実際ずっと晴れてました。激暑でした。

■5ページ目。訪問都市のざっくりとした情報を。

■6ページ目。宿泊情報まとめページの扉絵。

■7ページ目。ローマの宿泊地情報。今回宿泊先は主にAirbnbで予約しました。チェックイン・アウト方法や時間、設備などはホストごとに異なるため、そのあたりをエアビーサイトから拾ってまとめておきました。Airbnb登録済みの方はこちらからリスティングページにアクセスできます。絵やオブジェが飾ってあり、アートが感じられる空間でした。

■8ページ目。フィレンツェの宿泊地情報。Airbnb登録済みの方はこちらからリスティングページにアクセスできます。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅とドゥオモのちょうど真ん中くらいに位置するあたたかみのあるお部屋でした。エレベーターがないので重たすぎる荷物を持って上がるのはちょっと大変です。が、また泊まりたくなるお部屋でした。

■9ページ目。ヴェネツィアの宿泊地情報。ここはホテルなのでExpediaで予約しました。ヴェニスタイムズホテルはサンタルチア駅から徒歩3分。子連れ旅行にもおすすめです。めっちゃオシャレです。

ベネチア｜駅近のヴェニスタイムズホテルが子連れ旅行におすすめです！イタリア・ベネチアのおすすめホテル『ヴェニスタイムズホテル』に宿泊しました。サンタルチア駅から徒歩圏内で到着後すぐにチェックインできるので子連れ旅行にもおすすめです。部屋も綺麗。朝食も◎。強力なドライヤー・自由に使えるスマートフォンなど装備も素晴らしかったです。...

■10ページ目。フィレンツェの宿泊地情報。Airbnb登録済みの方はこちらからリスティングページにアクセスできます。ドゥオモ激近。テラス付き。テラスで飲むモレッティビールは格別です。

■11ページ目。イタリアの基本情報。

■12ページ目。イタリアのショッピング系情報まとめ。

■13ページ目。イタリアの食事系情報まとめ。

■14ページ目。引き続き食事系情報まとめ。

■15ページ目。建築・芸術簡易情報まとめ。

■16ページ目。イタリア語会話ネタまとめ扉絵。

■17ページ目。使ってみたいイタリア語まとめ。

■18ページ目。使ってみたいイタリア語まとめ。

■19ページ目。使ってみたいイタリア語まとめ。

■20ページ目。ローマの行きたい場所、店、教会まとめ。

■21ページ目。行きたい教会のメモ。

■22ページ目。ローマの地図。上半分は行きたい教会・オープン時間・見どころまとめ。下半分はノートアプリ『Notability』で主な観光地・グルメ・ショップを地図に書き込みました。元データは拡大するとちゃんと文字が読めます。ローマ自力旅は初めてでしたが、一旦書いてみることで大まかな位置を把握することができました。

■23ページ目。ローマの地下鉄情報。行動範囲が抜群に広がるので、地下鉄の利用はマストです！クレジットカードのタッチ決済で乗れます！

■24ページ目。パンテオン観光の扉絵。

■25〜28ページ目。パンテオンのeチケット。4枚のチケットを並べて保存しておけば、係員に対してページをスライドしながらサクサク見せられるので入場時に手間取ることがありません。オフラインで見せられるのも旅のしおり化しておくメリットです。

■29ページ目。コロッセオ観光の扉絵。

■30〜33ページ目。コロッセオのeチケット。ほんとはフォロ・ロマーノなども巡ることができるチケットでしたが、子連れでの散策はハードル高し。コロッセオのアリーナだけ入ってきました。

■34ページ目。バチカン、サン・ピエトロ大聖堂観光の扉絵。

■35〜44ページ目。バチカン、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ登頂予約バウチャーなど。

■予約バウチャーの中にはバチカンやサン・ピエトロ大聖堂の基本情報も。

■注意事項などは翻訳アプリを使ってがんばって読みました。

■予約情報など。

■45ページ目。バチカン優先入場＆クーポラ登頂チケット。これは入場日の前々日くらいに届くので、現地で追加しました。

■46ページ目。フィレンツェの行きたい場所、お店まとめ。

■47ページ目。フィレンツェの主な観光地の基本情報。

■48ページ目。フィレンツェの地図。地図上の文字は文字入れアプリ『Phonto』でやりました。

■49ページ目。ブランドアウトレット『THE MALL FIRENZE』まとめ。

■50〜53ページ目。THE MALL FIRENZE行きのバスeチケット。バスチケットは当日ドライバーさんから直接購入することもできますが、オンラインで席確保しておいたほうが安心です。

■54ページ目。ドゥオモ・クーポラ登頂観光の扉絵。

■55〜57ページ目。ドゥオモ・クーポラ登頂eチケットと注意事項など。5回目のフィレンツェ訪問でやっとクーポラに登ることができました。大人気観光体験なので、数週間前からの事前予約をおすすめします。

■58ページ目。ベネチアの行きたい場所、お店まとめ。

■59ページ目。ベネチアの地図。歩こうと思えば歩けますが、子連れ旅行なら水上バス『ヴァポレット』の活用は欠かせません。ヴァポレットにはスマホのタッチ決済で乗れます。

■60ページ目。サン・マルコ寺院観光の扉絵。

■61〜65ページ目。サン・マルコ寺院のeチケットと注意事項など。

■66ページ目。ベネチアンガラス体験情報。本場のベネチアンガラスを使って、アクセサリー作りが楽しめます。作って楽しい、完成品が届いてうれしい。使うたびに蘇るベネチアの思い出…こちらもご予約はお早めに。

ベネチアンガラス体験×ラルベロ｜アクセサリー作りが楽しすぎた話イタリア旅行でベネチア観光する時にぜひ訪れてもらいのが、ベネチアングラス(ムラーノガラス)体験ができるラルベロです。ガラス職人のPINOさんと日本から嫁いだKANAEさんご夫妻が優しくレクチャーしてくれました！おすすめです！...

■67ページ目。コインランドリー情報扉絵。今回の旅では現地のコインランドリーを利用してみました。コインランドリーもあるし、スタッフが預かって畳むところまでやってくれるところもありました。持っていく服、下着、減らせます！

■68ページ目。ローマのコインランドリー情報。

■69ページ目。フィレンツェのコインランドリー情報。

■70ページ目。こちらもフィレンツェのコインランドリー情報。

■71ページ目。ベネチアのコインランドリー情報。

■72ページ目。エアチケット扉絵。

■73〜82ページ目。家族4人分の飛行機のeチケットまとめ。

■83ページ目。列車チケット扉絵。列車移動時の鉄道パス『ユーレイルパス』はアプリで管理できますが、現地で乗るための座席予約が伴ういわゆる”特急券”は都度購入する必要があり、eチケットとして発券されます。これも現地で旅のしおりに随時追加しました。

■84ページ目。ローマ→フィレンツェチケット扉絵。

■85〜88ページ目。ローマ→フィレンツェチケットまとめ。家族分をまとめておくことで車掌さんに一気に見せることができます。

■89ページ目。フィレンツェ→ベネチアチケット扉絵。

■90〜93ページ目。フィレンツェ→ベネチアチケットまとめ。

■94ページ目。ベネチア→フィレンツェチケット扉絵。

■95〜98ページ目。ベネチア→フィレンツェチケットまとめ。

■99ページ目。フィレンツェ→ローマチケット扉絵。

■100〜103ページ目。フィレンツェ→ローマチケットまとめ。

■104ページ目。緊急ダイヤルまとめ。

■105ページ目。海外旅行保険のWEB契約証。

■106ページ目。海外旅行保険の契約金額。

■107ページ目。旅行中のメディカルヘルプライン、ホットライン情報。

■108ページ目。パスポート情報。スキャンして入れておきました。Airbnbではホストにパスポートを画像で送る手続きを求められました。1ページにまとめておくと便利です。

前回のイタリア旅行は2018年の自力旅でしたが、当時はまだまだペーパーレス・キャッシュレスが進んでいませんでした。

ユーレイルパスは紙だったので有人窓口でのアクティベートが必要だったり、座席指定も毎度券売機で購入したりと手間暇かかっていましたが、今回はそういった作業・手続き一切なし！

⬇︎2018年のユーレイルパス

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あれから7年が経ち…

と、乗車券も入場券も、いろんなものがスマホで賄えるようになっていたので、デジタル万歳な旅となったわけですが、やっぱり無事に旅できたのは手前味噌ですが“旅のしおりのおかげかなぁ”と思ったりしています。

旅のしおり作りは旅行に行く前から始まります。

しおり作りをすることで旅先での解像度が上がります。

出国する前からワクワクし続けることができます。

なんなら“しおりを作った！”という達成感を未だに楽しめていたりします。

旅のしおり作り、おすすめです🇮🇹

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