ニッポンノワール名言集｜第1話から最終話で語られた胸に刺さる台詞の数々。

笑えるよな。他のドナーを待ってる患者なんて関係ねぇ。自分の女房さえ助かればそれでいい。恥も外聞もねぇなあ。本当にそれでいいのかよ。あんたのいう通り、いろんな人間を見てきた俺たちにとって善悪の境なんて無いに等しい。でもだからこそ、削りに削られそれでも残った、わずかな正義に問いかけんじゃねぇのかよ！奥さんからあんたに伝言預かってきた。私は隣りであなたが笑ってくれさえすればそれでいい。今度はあんたが誇れる決断を下せ。

遊佐清春

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第5話名言

後悔して欲しい。あーしなきゃよかったとか、こうすればよかったとか、その悔いを省みたり、改めたり、糧にしたり、そうやって何度もつまずくことで強くなってくれたらいいなと。

遊佐清春

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第6話名言

俺たちはまぁ、良く言えば未完成だ。完璧な人間なんて一人もいない。けどよぉ、そういう欠点がチャーミングだったりするわけじゃない。なのに今の時代、品行方正を追い求めてどんどん人間が薄味になっていく。欠陥だらけのお前さんが、嫌いじゃないぜーって話だ。

才門要

第7話名言

感情を抑え込もうなんて間違ってる。例え衝突しても、どっかで分かり合える時が来て、どうにか乗り越えてくもんじゃねぇのかよ。

ありのままの克喜とちゃんと向き合いてえんだよ。どんなに言うこと聞かねえクソガキだろうが、あいつの本心とぶつかり合いてえんだよ。彼女が果たせなかった克喜とのこれからを、俺が代わりに紡いでく。あいつにいろんなもん渡して、いろんなもん見して、俺もあいつからいろんなもんもらって、いろんなこと教わって！誰にも邪魔させねぇ。克喜は俺の息子だ。俺が守る。

遊佐清春

第8話名言

俺はお前がどういう人間だったのかは知らない。どんな記憶を植え付けられたのかも想像できない。だがな、俺と過ごした時間は紛れもない真実だ。たまには署に顔出せ。みんなも会いたがってる。

郡司真人

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第9話名言

いいんだよ、戻っても。俺が全部受け止めてやる。

遊佐清春

最終回名言

お前のせいでなぁ、いやっていうほど死人を見てきたんだ。みっともねぇあいつらの死に様を！笑えねぇ。笑えねぇなあ。全然笑えねぇんだよ！みんな誰かの幸せを祈って人間らしく生き抜いた！このクソみたいな世界でもなぁ、最後の瞬間まで、自分を信じて！貫いて！死に様こそが生き様だった！お前にそんな生き方できんのかよ！

人体実験なんかしなくたって変われんだよ。この世界、意味わかんねぇことばっかだった。知らねぇことだらけで、知ってると思ってたことでさえ、誰かに吹き込まれてんのかも知れねぇ。いつの間にか全部それを受け入れちまってる。ただなぁ、お前らの思い通りなんてクソくらえなんだよ。俺たちは未完成。完璧な人間なんていない。誰でも過ちを犯す。もちろんなかったことにするんじゃない。抗うんだよ！自分の力で！あいつがそれを教えてくれた。今度は俺の番だ。自分次第でこの世界はいくらでも変えられる。

遊佐清春