世界遺産の街、フィレンツェを訪れるなら、ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)のクーポラには登っておきたいですよね。
であれば、
早めの予約がマストです!
マジでマストです!
クーポラ登頂には事前予約が必要なのですが、チケットは2〜3週間先まで完売してしまっているため、現地のチケット売り場での当日購入はまず無理だし、ドゥオモ公式チケットサイトで予約するにしても、渡航直前の予約では買えない可能性大です。
クーポラに登るために必要なチケットは、
- ドゥオモ公式チケットサイト
- 予約代行サイト
などで購入できますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ドゥオモ公式チケットサイトは日本語非対応ですが、チケット料金は予約代行サイトよりかなり“安め”というか、正規価格で買えます。ただしキャンセルや日程変更ができません。
予約代行サイトは割高ですが、日本語対応・キャンセル可・大聖堂優先入場といったメリットもあります。
今はGoogleChromeや翻訳サイト・アプリをがあるので、日本語非対応サイトでも何とかなります。
旅費を少しでも節約すべく、今回はドゥオモ公式チケットサイトで購入する方法について解説します。
ドゥオモ頂上からの景色は圧巻です。
ドゥオモ内の最後の審判も圧巻です。
フィレンツェへの渡航予定がある方は、旅行前にぜひご一読ください。
もくじ
ドゥオモ公式サイトで
購入する方法
ブルネレスキパスを選択
まずは、チケット販売の公式サイトにアクセスして、チケットを選択します。
- ブルネレスキパス
- ジョットパス
- ギベルティパス
の3種類から選びますが、この中でクーポラ(ドーム)に登ることができるチケットは、ブルネレスキパスのみです。
ブルネレスキパスがあれば、。
- クーポラ
- ジョットの鐘楼
- サン・ジョヴァンニ洗礼堂
- ドゥオモ附属美術館
- サンタ・レパラータ教会
にフルアクセスできます。
クーポラの登頂が不要であれば、ジョットの鐘楼に登ることができる『ジョットパス』を。
ジョットの鐘楼の登頂も不要であれば、洗礼堂・美術館・サンタレパラータ教会にアクセスできる『ギベルティパス』を購入しましょう。
クーポラ
クーポラの見学時間は厳守。ポルタ・デッラ・マンドルラ(大聖堂北側)から入場。階段は463段。エレベーターなし。18歳未満の未成年者は保護者同伴でなければ入場不可。
ジョットの鐘楼
階段は414段。18歳未満の未成年者は保護者同伴でなければ入場不可。所要時間約45分。
洗礼堂
裸足・肩の露出NG。サンダル・帽子の着用NG。午後1時30分には閉館。天井のモザイクは修復工事中(※2023年〜/工期約5年)。所要時間約30分。
ドゥオモ附属美術館
所要時間60分〜90分。毎月第1火曜日は休館。
サンタ・レパラータ教会
大聖堂『カンパニーレ門』(南側/鐘楼入口横)から。大聖堂右側の側廊の2番目の区画にある短い階段を降りるとサンタ・レパラータ教会にアクセス。所要時間約30分。
大聖堂
入場無料。月曜〜土曜日10時15分〜15時35分。日曜及び宗教的祝日は休館。裸足や肩出しでの入場はNG。
日にちを選択する
続いて日時を選択していきます。
記事執筆時点ではアクセスした日から3週先まで予約不可でした。
現地予約では絶対に間に合いません!
クーポラに確実に登りたい人は念の為“1か月前まで”には予約を済ませておきましょう!
大人or子どもチケット及び枚数選択
日にちを決めたらチケット枚数を入力します。
『ブルネレスキパス』のチケット料金は、
- 大人:30ユーロ
- 7歳〜14歳:12ユーロ
- 0歳〜6歳:無料
です。
時間を指定する
クーポラに登る時間を選択します。
各時間帯45分区切りとなっています。
右端にはチケットの残り枚数が表示されています。
“開始時間5分を過ぎると登れない”という注意書きもあったので、余裕を持って訪れることができる時間帯を選びましょう。
フィレンツェの日の出と日没時間について
フィレンツェの日の出時間は1年の中でも最も遅い12月・1月であっても概ね8時前なので、いつ登っても日の出後のタイミングでの登頂となります。一方、10月から1月中旬の日没時間は概ね最後の枠(16時30分〜17時15分)にタイミングが合うため、夕焼けに染まるフィレンツェの街並みが見られるかも…
購入手順

- Go to Cartをクリック

- Go to Checkoutをクリック
- Emailアドレスを入力
- 同じアドレスを再入力
- パスワードを設定
- 注意事項にチェックを入れる
- Registerをクリック
- First name(名前)を入力
- Last name(苗字)を入力
- Saveをクリック
- メールアドレスで届いたコードを入力
- Verifyをクリック
ここではチケットの利用者名を登録します。
本人確認が以前より厳しくなっているようなので、確実に手続きを進めていきましょう。
まず大人チケットの利用者欄(上の枠)にはすでに自分の名前が入力されているはずなので、自分の名前をクリックします。
名前をクリックすることで利用者を確定させることになります。
続いて子ども用チケット(下の枠)に娘の名前を登録しなければならないため【Add new】をクリックして娘の名前を入力し、名前をクリックして利用者を確定させます。
チケット利用者紐付け後、
- 注意事項にチェックを入れる
- Save and continueをクリック
- ニュースレターの要・不要をチェック
- Pay Nowをクリック
- USE PAYMENT CARDをクリック
GooglePayのボタンもあるので、アカウントをお持ちならばより簡単に決済できるはずです。
クレジットカード・デビットカードで購入する場合は、カード情報を入力していきます。
今回はユーロで払いたかったのでRevolutカードで進めていきます。
- クレジットカード番号を入力
- 有効期限、セキュリティコードを入力
- 名前・苗字を入力
- メールアドレスを入力
- NEXTをクリック
- CONFIRMをクリック
Revolutアカウントにユーロを持っていたので、そのままユーロで払いました。
クレジットカード決済で円建てか現地通貨で払うかを選ぶ項目が出てきたら、ご希望の決済通貨を選択してください。
概ね、現地通貨で決済したほうが手数料が安く済む場合が多いようです。
個人的には、
- みんなの銀行に入金
- Revolutアカウントに送金(手数料無料)
- Revolutアプリで両替(手数料無料※例外あり)
- Revolutカードを使って現地通貨で決済
- 必要に応じて現地ATMで出金
が海外旅行におけるお金管理の大正解なんじゃないかと思っています。
ご参考まで。
メールでチケットが届きました。
この画面、もしくはPDFデータも開けるのでそちらをプリントアウトして持参しましょう。
スマホが使えなくなる可能性を心配されるのであれば、紙で持ち歩いたほうが確実です。
いざ、ドゥオモへ!
大聖堂を正面に見て、向かって左手にドゥオモ入場口があります。
ここでは本人確認が行われますのでパスポートを忘れないようにしましょう。時間指定チケットなので、取りに戻る時間はありません。
男性・女性ともに肌を露出しない格好が基本となるため長ズボンで訪れたのですが、男性に関してはハーフパンツの人も問題なく入れていました。
女性は露出多めの格好であっても、大きめのスカーフなどを巻いて肌を隠せば入場は可能です。
登る途中でフィリッポ・ブルネレスキ設計のドーム、ジョルジョ・ヴァザーリ作の『最後の審判』が眼前に広がります。
最後の審判に目を奪われますが、ステンドグラス鑑賞もお忘れなく。
頂上では遮るもののないフィレンツェの眺望を見ることができます。(ジョットの鐘楼の最上部はフェンス設置)
絶賛反抗期中の長女(小学5年生)との登頂で会話少なめだったため(笑)、所要時間は45分ほどでした。
わずか1時間弱ですが、悠久の時の流れ、この芸術空間を生み出した過去の偉人たち、そしてこのレガシーを守り続ける人たちへの感謝と尊敬の念がとどまることのない、大充実の時間を過ごすことができました。
大聖堂入場は無料!
ですが…!
大聖堂への入場は無料ですが、並ぶタイミングが遅ければ絶望的な長蛇の列を目にすることになるはずです。
以前、午前10時に並んだ時は最後尾が大聖堂裏で、入場までに1時間ほどかかりました。
時間に余裕があるなら並んでもよいのですが、疲れるし、時間がもったいないじゃないですか。
ここは金に物を言わせて(言葉悪w)、大聖堂にも並ばず入りましょう。
大聖堂の地下遺構“サンタ・レパラータ教会”に時間指定で入場することができる『ギベルティパス』を追加で購入します。(※購入方法はブルネレスキパスと同じなので割愛します)
サンタ・レパラータ教会は大聖堂内部と繋がっているので、サンタ・レパラータ教会鑑賞後に大聖堂にも並ばずに入場可!
- ブルネレスキパス:30ユーロ
- ギベルティパス:15ユーロ
- 計45ユーロ
と、2枚分のチケット料金がかかってしまいますが、貴重な滞在時間を有効活用できるならこの作戦もありなのではないかと。
自力旅をされる方はぜひ2つのチケットを駆使して、並ばずにドゥオモを攻略しちゃいましょう!
ちなみにドゥオモを早朝枠で登り、降りてすぐに大聖堂待ちの列に並べば、大聖堂オープン時間までは並ぶことになりますが、ブルネレスキパスのみでドゥオモと大聖堂を午前中のうちに“イッキ見”できますよ!
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