僕はスマートフォン(iPhone12mini)のeSIMに楽天モバイルを登録して利用しているのですが、ここ最近、どこに行っても『圏外』表示されるようになってしまったんです。
電波の弱い場所にいるわけではなく、むしろこれまで高感度だった市内中心部(天神エリア)にいても“圏外”に。
Twitterで検索してみたところ、どうやら同じ症状の人は僕だけではない模様。
というわけで早速この問題が解決できるのかどうか調べてみました。
追記:この問題はiOS14.4へのアップデートで解決されました。
もくじ
楽天モバイル圏外問題
福岡市内は楽天回線エリアのはずが…
現状、ワイモバイルとのデュアルSIM体制なので仮に楽天モバイルが圏外だったとしても通信不能になることはありません。
そして楽天モバイルは1年無料キャンペーン中で料金が発生していないので、仮に圏外だったとしても“あまり文句は言えないな”という気持ちではいます。(料金が発生してたら話は別ですが…)
ちなみに僕が主に行動する福岡市内はちゃんと楽天回線エリアのはずなんです。
で、楽天回線エリアであれば米倉涼子さんがCMで公言している通り4G+5G通信がデータ無制限のはずなんです。
しかしながら、毎月低速制限がかかってるんですよね。
実は楽天モバイルは楽天回線エリア外ではau回線を借りています。
au回線を利用する場合の高速データ通信容量は5GB/月に設定されていて、それを超過すると最大1Mbpsの速度制限がかかる仕様になっているんです。
楽天回線エリア内であるはずの福岡市にいながら5GBを使い切ってしまうのはナゾなのですが、まぁそういう事情もあって5GBに到達したらワイモバイルに切り替えるという使い方をしていました。
モバイルデータ通信をオフにすると…
これまでは楽天モバイルのデータ通信設定をオフにしても、アンテナ表示が圏外になることはなかったのですが、ここ数日『あれ?何でここで圏外?』と感じることが増えました。
が、まさか福岡市中心部の天神で圏外になるなんて思ってもいないので、『ビル陰にいるからかな?』なんて思いながらやり過ごしていたんです。
しかしアンテナを観察し続けたところ、どこにいても圏外表示であることが明らかになりました。
副回線+iPhone12シリーズ+iOS14.3
引用元:楽天モバイル
調べました。
楽天モバイル公式サイトのリリースによると、
- 副回線利用
- iPhone12シリーズ
- iOS14.3
の条件に当てはまる場合は通信できない事象が発生しているんだとか。
楽天モバイルをeSIM登録・データ通信オフにしていると、iOS14.3にアップデート済みの人は圏外表示されてしまうようです。
圏外の問題点・デメリット
2年目以降に不安が…
楽天モバイルの1年無料キャンペーンは、ユーザーからすると2年目以降も安心して使えるかどうかのテスト期間だったりするわけです。
だから自分の生活圏において安定した通信ができるかどうかは常々チェックしているわけです。
データ通信をワイモバイルにしている時でも、楽天モバイルのアンテナ表示を見ながら『ここは大丈夫か、ここは弱いのか』といったジャッジをしてきたわけですが、常時圏外表示だとそのチェックができず2年目以降の継続利用意欲を削がれてしまうという問題が。
バッテリーの減りが早くなる
圏外だと電波を探そうと余計な通信動作が増えてしまうので、バッテリーの持ちは悪くなってしまいます。
iPhone12miniはもともとバッテリーの持ちが長い方ではないので、これは大問題です。
圏外から復旧する方法
モバイルデータ通信を楽天回線に
- 設定
- モバイル通信
- モバイルデータ通信
- 楽天モバイルUN-LIMIT Vを選択
- 完了
副回線に戻すと再び圏外に
楽天モバイルを主回線に戻すことで再び電波が受信できるようになりましたが、副回線に戻すとまた圏外に。
つまりeSIMの楽天モバイルを圏外にしないためには、常にデータ通信を楽天モバイルに設定しておかなければならないということです。
楽天回線エリアの人、au回線5GB/月を消費しない人であればそんな使い方もできそうですが、auローミングエリアで5GBで足りない人にとっては他社とのデュアルSIM利用ありき。
使わない時は回線オフに
通信オフ手順
- 設定
- モバイル通信
- モバイル通信プランの楽天モバイルをタップ
- この回線をオンにするを”オフ”にする
プランはいいだけに、
今後の改善に期待
プラン内容はベスト
- 月額2980円
- エリア内データ無制限
- RakutenLinkからの発信で通話料0円
- 海外ローミングエリア多数
- eSIM対応
- オプションで番号下4桁を選べる
ドコモの新プラン『ahamo』、auの新プラン『povo』、ソフトバンクの新ブランド『ソフトバンク on LINE』が5分定額・月20GBで2980円のプランをスタートさせますが、楽天モバイルは同額でデータも通話も無制限なので、プラン自体は他社に勝るとも劣らない内容なんです。
さらに新規契約ならオプションで番号下4桁を選べるので、運勢を気にする人にとってもなかなか見どころがあったりして。
ネガティブな要素はエリア。
楽天回線エリア外ではau回線が利用できるため、主回線に設定しておけば圏外になることはありませんが、自社エリアのはずの場所で5GBを消費してしまうのはいただけない。
2021年3月以降は料金2980円バトルがスタートします。
その前に、楽天モバイルにはユーザーの不安を一掃してもらいたいところです。
https://harulog.jp/50785.html
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