iPhoneユーザーの僕にとってAirPodsはパーフェクトなワイヤレスイヤホンです。
シームレスにスマホやパソコンと接続切替もできるし、満充電で5時間再生・充電ケース併用で24時間再生のロングバッテリー、15分チャージで3時間再生なのでバッテリー切れの心配はほとんどありません。
現在はAirPods2に進化し、充電ケースがワイヤレス充電にも対応。
もちろん音質も必要十分で満足度の高いイヤホンであることは間違いありません。
だがしかし!
AirPods2に対して不満がないわけではありません。
色が白しかないし、イヤーピースがないため密閉型イヤホンと比べるとやはり音が抜けてしまうところもあるし、もしイヤーピースを着けたとしてもそのままでは充電ケースに収納できなかったり。
あと、スペックとしての防水は謳っていません。(防水力は高いらしいですが)
さて、そういったAirPodsのちょっとした不満を猛烈に埋めてくれるワイヤレスイヤホンを海外のクラウドファンディングサイト『INDIEGOGO』で発見しました。
INDIEGOGOのアカウント(作成無料)があれば日本からも支援/購入することができます。
しかも支援募集期間内に申し込めば大幅割引価格で手に入れることができます。
ではAirPodsを上回ると言っても過言ではないイヤホン『PaMu Slide』をチェックしていきます!
もくじ
PaMu Slide/パムスライドとは?
これまでにもINDIEGOGOで発表したイヤホンが世界中のガジェットマニアに支持され大成功を収めてきた『Padmate』の新作ワイヤレスイヤホンが『PaMu Slide』です。
このイヤホンを一言で表現するならば、
と、いうことになります。
スペックシートを見ると、
- 再生時間
- カラバリ
- 防水規格
などなど、全ての仕様がAirPodsを圧倒しています。
しかもイヤーピースのサイズは6種類。
自分の耳に、よりフィットさせることができます。
イヤーピースを装着したまま充電ケースに収納できるのもAirPodsに勝る点です。
AirPodsの快適さを心から認めている僕でも、ちょっと欲しくなってしまいます。
そしてガジェオタ(ガジェットオタク)としては見て見ぬ振りはできなかったので、ついつい手を出してしまいました。
PaMu Slideの再生時間
10時間&60時間
PaMu Slideの再生時間は満充電で10時間。
充電ケース併用でトータル60時間再生。
充電ケースを使えばPaMu Slideを5回以上充電可能。
AirPodsは5時間再生・トータル24時間再生なので、PaMu Slideの再生時間は倍以上ということになります。
ただしPaMu Slideの充電ケースは大容量バッテリーを搭載した分、ケースサイズが大きくなってしまっているのは悩ましいところです。
コンパクトさで見ればAirPodsに軍配が上がります!
充電ケースのサイズ→AirPods◎
PaMu Slideのカラバリは?
白黒緑3色展開
- ホワイト
- ブラック
- グリーン
の3色が用意されています。
好みに合わせて色が選べるのはうれしいポイントです。
どの色も魅力的ですが、ホワイトだとAirPodsと同じになっちゃうし、グリーンもおもしろいけど服を選ぶかなぁということで僕は結局ブラックを選びました。
AirPodsはホワイト1色展開。
AirPods2でブラックの登場も期待されていましたが、残念ながら登場せず。
いずれ出るんですかねー。。。
PaMu Slideの使い方
蓋をスライドするだけ!
前ページではPaMu Slideの基本スペックをチェックしました。
続いては使い方を見ていきます!
ケースの蓋をスライドオープンして本体を取り出すだけで登録した機器と自動接続してくれます。
使わない時はケースに収納するだけで自動切断してくれます。
さらにPaMu SlideはAirPodsではできない様々なタッチ操作が可能なんです!
PaMu Slide操作方法一覧
音楽再生時
- 1クリックで音楽再生/停止
- 2クリックで次の曲(右)
- 2クリックでボイスアシスタント起動(左)
- 長押しで音量アップ(右)
- 長押しで音量ダウン(左)
着信時
- 1クリックで通話
- 2クリックで通話保留
音楽再生/停止・曲送り・音量調節・ボイスアシスタント起動・受話/通話など一通りの操作が可能です。
できないのは曲戻しくらいでしょうか。
AirPodsはタッチ操作で音量を調節できないのが不便だなぁと感じていたので、PaMu Slideはその穴も埋めてきました。
PaMu Slideは防水
耐水性評価はIPX6
“あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない”だけの耐水性能を備えています。
汗や雨には充分耐えうる性能なので、運動する時や雨の日でも安心して使えそうです。
チップにQualcomm QCC3020を使用
有名メーカーのワイヤレスイヤホンメーカーは『Qualcomm CSR86Xx』という旧型チップを使っているところ、PaMu SlideにはQualcommの最新チップ『QCC3020』を搭載。
高音質化・低消費電力に貢献しているんだとか。
ワイヤレスイヤホンスペック一覧
全ての面において著名イヤホンの性能を上回りながらINDIEGOGOなら早期特典価格で入手できちゃうところがクラウドファンディングの魅力です。
もちろん手元に届くまで実機が確認できないこと、故障時のサポートの不安などもありますが、僕はそんなこんなは“後から考えればいいこと”だと思うタイプなので支援してみました!
PaMu Slideの価格は?
早期支援特典価格(USドル)
PaMu Slide
With Wireless Phone Charger
- 201ドル→70ドル
PaMu Slide
Without Wireless Phone Charger
- 161ドル→50ドル
充電ケースがワイヤレス充電に対応したパッケージもあります。
そちらを購入すると2000mAhバッテリーを備えたPaMu Slideのケースでスマートフォンをワイヤレス充電できちゃいます。
その分ちょっと価格は上がります。
僕はリーズナブルなWithout Wireless Phone Chargerの方をチョイスしました。
パッケージ内容
- PaMu Slide本体
- 充電ケース
- 充電コード(USB to USB Type-C)
- イヤーピース(S、S +、M、M +、L、L +)
- マニュアル
PaMu Slideの購入方法
- INDIEGOGOにアクセス
- INDIEGOGOでアカウント作成
- 支援したいアイテムを選択
- 送り先情報・決済方法を入力
- 完了
- 届くのをワクワクしながら待つ
INDIEGOGOは海外のサイトなので英語表記です。
語学力堪能な方はそのままでもいいですが、英語が苦手な人はChromeに翻訳してもらいましょう。
ChromeでINDIEGOGOにアクセスして、アドレス表示欄右端の“翻訳ボタン”をタップすればサイト内のテキストを全て日本語に翻訳してくれます!
PaMu Slideが家に届くまで
- 2019年6月27日寄付
- 8月2日シンガポールから発送
- 8月3日大阪到着
- 8月5日福岡到着
- 8月6日わが家に到着
不慣れな海外サイトでの初クラウドファンディングだったので家に届くまで不安でしたが、無事に手元に届きました。
寄付したのが42000番台と遅めだったため、発送の連絡があるまで1か月以上待つこととなりました。
PaMu Slide開封の儀
黒い袋に包まれて到着
プチプチ
箱入り
PaMu Slide箱カバー
PaMu Slide外箱
上蓋オープン
PaMu Slide本体&充電ケース!
同梱品・付属品
イヤーピースは6サイズ
ケース蓋はファブリック調
充電端子はUSB Type-C
本体収納時
イヤホン本体
マニュアルは日本語対応
iPhoneとの接続方法
PaMu Slide側の操作
- PaMu Slideを取り出す
iPhone側の操作
- 設定
- Bluetooth
- PaMu Slideをタップ
通常通りのBluetooth機器との接続操作です。
一度接続設定すると、それ以降はPaMu Slideを取り出した時点で自動接続してくれます。
『Connected』と女性の声で繋がったことを教えてくれます。
PaMu SlideとAirPodsを比較
イヤホン本体
ケースサイズ
ケース厚み
PaMu SlideとAirPodsを並べてみました。
イヤホン本体のサイズこそ大差ないものの、ケースサイズはPaMu Slideの方が一回り大きいです。
常にバッグを持ち歩く人ならこの大きさは問題ないと思いますが、ズボンのポケットに入れて持ち歩きたい僕としてはちょっとツラい大きさです。
PaMu Slideは60時間再生を実現するために2000mAhのバッテリーを搭載。
ケースのサイズアップは仕方のないことではありますが『思った以上に大きかったな』というのが正直な感想です。
装着感
白い上に細身のボディが耳から垂れ下がるルックスなので『耳からうどん』と揶揄されていたAirPods。
だいぶ見慣れてきた感もありますが、やはりこのフォルムに抵抗がある人もまだまだいるはず。
耳たぶ下まで伸びるAirPodsに対して、耳たぶ内に収まるPaMu Slideのコンパクトさは魅力です。
また、PaMu Slideは6サイズのイヤーピースを付属。
自分の耳のサイズに合ったイヤーピースを選べるので、ワンサイズのAirPodsが耳の形に合わない人にもおすすめです。
もちろんイヤーピースを装着したまま充電ケースに収納できます。
使用感
タッチエリアで様々な操作ができるのもPaMu Slideの魅力です。
タッチエリアはペコペコ凹むような仕様ではないので、軽くタッチするだけでOK。
イヤホン本体のみで音量操作もできる点で操作性はPaMu Slideが勝ります。
音質
これはどちらがいいとは言えないのが正直なところ。
個人の感想にはなりますが、AirPodsはメリハリがあって輪郭がはっきりしている印象。
対するPaMu Slideはふくよかな音質といった感じでしょうか。
静かな場所で聴いた時にはAirPodsの方が好印象。
外の騒がしい環境で聴くならインイヤー型のPaMu Slideの方が没入感があります。
甲乙付け難し。
PairPodsするならAirPods
PaMu Slideは自分サイズに合うイヤーピースを着けている状態だと、他の誰かの耳には合わない可能性があります。
AirPodsは娘の耳にもぴったりですが、僕サイズのイヤーピースを着けたPaMu Slideはきっと合わないはず。
さらに、AirPodsは片方が耳から外れると音が止まるので娘が落としてしまった時もその場で気付けるんですが、PaMuSlideは片耳が外れても音は止まらないため、PairPods中の落下には気付けないというデメリットも!?
PaMu Slideまとめ
ケースサイズがコンパクトなら神
PaMu Slideにスペック的な不満は全くありません。
iPhoneとの接続タイム、再生時間、操作方法の多さ、防水、カラバリがあるなど、様々な点でAirPodsを上回ります。
現役どっぷりAirPodsユーザーである僕が、PaMu Slideに置き換えても困ることはほとんどありません。
ただ唯一の不満。
充電ケースのサイズが大きすぎる。。。
ズボンのポケットに入れたらもっこり、、、もとい、ぽっこりしてしまいます。
そこだけが惜しい。
30時間再生くらいでもっと小型な充電ケースだったらよかったのに。
でも不満はそこだけ。
バッグを持ち歩く日はPaMuを選ぶし、長時間移動がある時にも絶対PaMuを携帯すると思います。
手に入れることができてよかったです。
コメント失礼します。こちらのPamu Slideは送料いくらかかりましたか?あと関税はどのくらいかかったでしょうか?ご返信よろしくお願いします。
indiegogoでの決済額は日本円で6332円でした!
本体は387香港ドル、送料は64香港ドルという内訳です。
こんにちは。私もpamu slideを購入したのですが、イヤーピースを付属のLを装着すると、蓋のスライド時に本体が引っかかりスムーズにスライドして閉まらないし、ぎゅっと押し付けてスライドすると、次にスライドしてあけて、イヤフォン取り出すときにイヤーピースがケース側に残ってしまったりするのですが、そのようなことはおきませんか?
僕も同じくLサイズのイヤーピースを装着しておりますが、収納時やケース開閉時の不具合は今のところ起きておりません。本体がカチッ、ピタッとマグネットでくっつくので、出っ張ることもなくスムーズに開閉できています。
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