コロナ禍を経て、また海外旅行に行ける時代が戻ってきました。
海外旅行の時、スマホだったり、現地でのネット環境はどうしますか?
結論から言うと、
ポケットWi-Fiを借りなくても
現地SIMを買わなくても
無料Wi-Fiを探さなくても
自分のスマホでネットできます。
今使っているスマホのままでネットができるので、
インスタグラムの投稿も
マップ検索も
LINE電話も
普通にできちゃいます。
もちろん格安で使えます。
明日出発の人でも間に合う方法があります。
海外でも日本と同じようにスマホが使える方法、
お教えします!
もくじ
海外旅行時のSIM
おすすめその1・SIM2Fly
SIMを差し替えるだけで世界対応スマホに!
自分のスマホで海外でも普通にネットがしたい人におすすめなのが、タイの通信会社AISが提供するSIM2Flyです。
このSIM1枚で国内・海外問わず、対応国・対応エリアでネットができるようになります。
国内でも繋がるので(※当方利用時はソフトバンク回線に接続)、家を出る前に差し替えたとしても家➡︎空港までちゃんとネットできるのもうれしいポイント。
現在利用中のSIMを家に置いておけるので、現在利用中のSIMを旅先で失くす心配もありません。
海外到着時も、スマホの機内モードをオフにした途端に現地のキャリアに自動接続。しかも4G回線にも対応。
利用実績としては、
日本
韓国
中国(北京・上海)
シンガポール
イタリア
スイス
で、しっかりと繋がってくれました。
ギガを使い切るまで、しっかり快速でネットできます。
もちろんテザリングで同行者に電波のおすそわけもできます。
帰国後は家で元のSIMに挿し戻すだけで、元通りに。
今利用中のスマホ会社との契約は維持しつつ、海外旅行の時だけネットできる環境を手軽に整えたい場合はSIM2Flyが一番簡単な方法です!
ヨーロッパでのシームレスな接続に感動!
※イタリアのTIMは4G回線でも接続されました。
ミラノ発・スイスのフォックスタウンモールへのバスツアーを利用した時のこと。
国境通過時の電波の接続状況がどうなるのか気になってアンテナピクトをずっと眺めていたのですが(※外の景色眺めろよ)スイスに入国すると次第にイタリアの通信会社の電波が弱くなり、圏外になったのも束の間、今度はスイスの通信会社と自動接続。
何もせずにずっと圏内で居続けることができました。
旅行先が複数国の場合でも安心です。
中国でもSNSが使えました!
※中国聯通は4G回線でも接続されました。
以前、SIM2Flyを中国の上海・北京で利用したことがあります。
いずれの都市でも、
- LINE
- GoogleMap
を利用することができました。
マップアプリでルート検索、待ち合わせのLINE電話もできるので、中国でもスマホをフル活用できますよ!
コスパ抜群
渡航先がヨーロッパの場合はデータ6GBで4300円と若干高めではありますが、穏やかな使い方であれば一度の旅行で6GB使い切ることはないでしょうし、15日間で割れば1日あたり286円なので、コスパは決して悪くありません。
SIMを挿し替えただけなのに、勝手に外国の電波を掴んでくれるし、ポケットWi~Fiの2台持ち・充電作業からも解放されます。
出国前に、SIM2Flyの準備をお忘れなく!
SIM2Flyの注意点
SIMロックスマホでは使えません。
異なる電話番号が付与されます。
動画サブスク見られないかも。
QRコード決済の個人間送金も要確認。
SIMロックスマホを利用中の人は出国前・購入前にSIMロックを解除しておきましょう。
SIMを挿し替えた時点で電話番号が変わります。SIMに付与された電話番号を相手に伝えておけばSIM2Flyの電話番号でかけたり・受けたりすることはできます。が、海外では受電・SMS受信にも料金がかかってしまうので、SIM2Fly利用中はLINE電話・メッセンジャーなどインターネット電話のみの利用にとどめておくことをおすすめします。
以前利用した際、動画サブスクのストリーミング再生はできませんでした。もちろんダウンロード済み作品のオフライン再生は可能です。最新のストリーミング再生可否状況については実際に検証してみなければなりませんが、視聴したい作品は事前にスマホ・タブレットにダウンロードしておきましょう。
もしかしたら、似たような理由でQRコード決済の個人間送金が使えるかどうかも気になるところ。この辺りも検証し次第追記します。まぁ、海外で個人間送金するケースはレアだとは思いますが…
\アジア32か国対応!/
\ヨーロッパ含む144か国対応!/
海外旅行時のSIM
おすすめその2・ahamo
いつものプランで海外でもデータ30GB
海外でネットするにあたり最も簡単な方法はSIM2Flyだと紹介しました。
しかし、もっとおトクでコスパの良い方法があります。
それはahamoに乗り換えること。
海外旅行時においても、日本国内での通常利用においても、ahamoはおすすめです。
ahamoは、
ドコモ回線
データ30GB
5分通話定額込み
月額2970円
で、5分通話定額オプション込みで比較するとLINEMOやpovoよりも安い上に、追加料金なしで海外でもネットができちゃいます!
海外91の国と地域・日本人の渡航先約95%をカバー。▶︎対応国一覧
スマホの機内モードを解除すれば現地の電波を自動で掴んでくれます。
動作に関してはSIM2Flyと同様ですが、追加料金なしでデータ30GBをまるまる海外で利用できるのも魅力。
追加料金なし
PocketWi-Fiいらず
SIM交換も必要なし
無料Wi-Fiを探す手間なし
です。しかもahamoはeSIMにも対応しているので、明日出発の人でも急げば間に合う可能性も。
※eSIM▶︎物理カードなしでスマホ本体に回線を登録できる便利なSIM。iPhoneXS以降のiPhoneがeSIMに対応。
明後日出発なら確実にahamoへの乗り換えは可能。
ドコモユーザーならプラン変更のみ・情報はMy docomoからの引き継ぎで面倒な手続きなし。
ahamoはオンライン専用プランなのでキャリア乗り換え手続きは自分でやらなければなりませんが、それができる人なら価格的にも、データ量的にも、手間的にも海外でネットするならahamoがおすすめです。
\国内も海外もahamoで節約!/
※機種代金別途
※ahamoではキャリアメールなど一部利用できないサービスがあります。
※5分超過後は22円/30秒の通話料が発生します。SMSや他社サービスなどへの発信は別途料金がかかります。
※ahamoは申込からサポートまでオンラインにて受付するプランです。
※海外82の国・地域でのパケット通信も20GBまで無料。
※15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
※eSIMはMNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規申込手続きが必要です。
注意点
ahamoの場合、海外にいても電話がかかってくる可能性があります。海外では着信料も発生してしまうため、急を要する着信でない限りは着信スルーされることをおすすめします。
SNS等で『海外旅行につきしばらく電話が繋がりません』と公表することは家にいないことを不特定多数の人に伝えることになってしまうため危険です。絶対にやめましょう。
海外旅行時のSIM
おすすめその3・楽天モバイル
海外でも2GB無料!
楽天モバイルも申し込みや手続きなしで海外でもネットできます。
プラン内容は、
- 海外指定69の国と地域
- データ2GB
とahamoと比較すると若干見劣りするところではありますが、1GB500円でチャージ可能(※日本国内の料金は1GB660円)なので、
- 楽天モバイル最低基本料:1078円
- +1GBチャージ:1578円
- +1GBチャージ:2078円
- +1GBチャージ:2578円
となり、5GBまでならデータチャージしてもahamoより安く海外でネットできます。
ちなみに過去の海外旅行を振り返ると、1週間以内の旅行なら2GBは必要充分なデータ量だと思います。
楽天モバイルはまだまだ他キャリアと比べるとエリアが発展途上ではありますが、生活圏で楽天モバイル回線が安定しているのであれば、アリです。
\海外でもデータ2GB!/
SIMフリースマホですか?
SIMロック解除済みですか?
SIMロック中なら解除は必須!
海外旅行に行くならSIMフリースマホ、もしくはSIMロック解除済みのスマートフォンを持っていくほうが安心です。
万が一、渡航先で通信における何かしらの不具合が起きたとしても、SIMフリースマホなら現地SIMを購入し、挿し替えて使うことができます。
もしお持ちのスマホがSIMロック状態なら、旅行に行く前にSIMロックを解除しておきましょう。
\スマホを安く買いたいなら!/
大手キャリアだと
いくらかかる?
要追加支出でコスパは良くない…
楽天モバイル | ahamo | 大手キャリア | |
月額料金 | 最高3278円 | 2970円 | 7000円台 |
国内データ量 | 無制限 | 20GB | 無制限 |
海外データ量 | 2GB | 20GB | 時間制 |
海外OP料 | 無料 | 無料 | 有料 |
対応国・エリア | 69 | 91 | 200以上 |
ドコモ・au・ソフトバンクは自社回線ユーザー向けに海外でも使えるようになるオプションサービスを用意しています。
ポケットWi-Fiを借りたくなかったり、安くできる方法を知らない人にとっては便利なサービスですが、必ずしも安いとは言えない金額です。
ドコモの場合
ドコモには世界そのままギガというサービスが用意されています。ありますが、金額的に実用的なのはパケットパック海外オプションになります。
世界そのままギガ通常プランの利用料金は、
- 1時間:200円
- 1日:980円
- 1〜30日の利用期間を選択可能
となっています。
世界そのままギガが対応するのは“200以上の国と地域”ということで、ahamoの倍以上。金額的にはahamoの圧勝ですが、対応渡航先は世界そのままギガの勝ち。ドコモとahamoの棲み分けはそこにありそうです。
auの場合
auには世界データ定額というアプリがあります。日数増で割引するドコモに対し、auは早割を用意。
- 早割24時間:490円 or 690円(地域による)
- 早割なし24時間:980円
早割価格で利用するには、世界データ定額アプリで出国前に日本で事前に予約しておかなければなりません。事前予約できる日数は最大30日分です。滞在日数分を出国前に予約しておけば、支出を大幅に節約できそうです。
データは利用中のプランから消費され、1日3GBを超えると最大1Mbps制限がかかります。
世界データ定額は150以上の国と地域に対応。
UQmobile・povo1.0ユーザーも利用可能です。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクにはアメリカ放題があるので、渡航先がアメリカなら手続きなし、追加料金なしで利用できるのが利点。
それ以外の場合は、ドコモ・auと同等か高くなってしまいます。
- アメリカ放題:アメリカ本土・ハワイ・アラスカ・プエルトリコ・バージン諸島(アメリカ領)が無料
- 定額国L24時間:データ3GB・980円
- 定額国L72時間:データ9GB・2940円
人気の渡航先99%をカバー。
ワイモバイル・LINEMOユーザーは海外あんしん定額を定額国Lと同額・同内容で利用できます。