スーパーコンパクトなジンバル『OsmoPocket/オズモポケット』を先日の宮崎旅行で使い倒してきました。結果、OsmoMobileとOsmoMobile2を使ってきた僕にとってオズモポケットが神機種すぎることを実感することとなりました。
その反面『もっとこうだったらいいのに』というポイントも見えてきました。その点に関してはアクセサリーでカバーできる部分もありそうです。撮影してきた作例を見ながらオズモポケットの実力に迫ります。。。
もくじ
OsmoPocketのいいところ
オズモポケットを買ってよかったなぁと感じたポイントは以下10項目。
- 本当にポケットサイズ!
- 軽い!(116g)
- 小さい!
- 撮影シーンが広がる!
- 起動が速い!
- 動作が軽快!
- ブレない!
- 自立する!
- だから三脚なしでタイムラプス動画も撮れる!
- モバイルバッテリーがあればエンドレス撮影も可能
小さなボディからは想像もできないほど素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
信じてなかった訳ではないですが、本当にブレない(笑)
そして軽くて小さいので乗馬しながら撮影することもできました。
OsmoPocket×乗馬
タイムラプスっぽくなってますが、通常撮影してFinalCutProXで倍速再生編集したものです。
すごくないですか?馬上で撮った動画ですよ??
体、手元は揺れっぱなしでしたが全くブレのない動画をオズモポケットは撮ってくれてました。
撮影スタイルはこんな感じ。
手綱と一緒にオズモポケットを握るような感じ。ギュッと握っているので安定感あり。これもサイズ感のなせる技。オズモモバイルのサイズだとこの撮影はできませんでした。
OsmoPocket×タイムラプス
自立します
ボディ底面がフラットなのでオズモポケットは自立します。なので置き場所さえあればどこでもタイムラプス動画を撮影できます。フェニックスシーガイアリゾートのシェラトンは全室オーシャンビューなので朝日を撮影するにはもってこいの場所。というわけでオズモポケットを窓際に置いて1時間タイムラプス撮影してみました。
日の出をタイムラプスで
ちなみに1時間タイムラプス撮影した後はバッテリー残量ほとんどなし。太陽の陽射しに長時間晒されたため本体がアッツアツになってました。とはいえ、撮影はちゃんとできてましたし、動作の不具合もありませんでした。
1時間以上のタイムラプス撮影は単体では厳しい
もしも1時間以上のタイムラプス撮影をしたい場合はモバイルバッテリーなどを接続しておかなければ本体バッテリーが持ちません。そして充電端子は本体底面にあるため、モバイルバッテリーを接続する場合はオズモポケット本体を三脚などで立てておく必要があります。上の写真のように三脚で固定したiPhoneにオズモポケットを接続すれば、オズモポケット底面がオープンになるので充電しながらの長時間タイムラプス撮影も可能になります。ただ、バッテリー消耗のことを考えると充電しながらの使用は控えたいところではあります。オズモポケットはバッテリーの取り外しができない仕様です。
アダプター各種
とにかくブレない
ジンバルの最低限の仕事は撮る動画をブレさせないこと。その点でオズモポケットは完璧な仕事をしてくれました。ブレないので倍速編集しても安定したタイムラプス動画のような仕上がりになります。
オズモポケットの気になったところ
データ転送が面倒?
スマホアダプタを使うんですが…
撮影した動画はオズモポケットに挿しているmicroSDカードに記録されます。その動画をスマートフォンに取り込むには、上の写真のアダプタを使ってオズモポケットとスマホを接続しMimoアプリを使って取り込みます。この取り込み作業が、次第に面倒に思えてくるかもしれません。
毎回の接続が面倒?
アダプタで繋ぐだけで動画を取り込めるのって、本当なら便利&快適なことだと思うんです。でもそれを旅先で何度も繰り返さなければならなくなると、途端にめんどくさくなってくる。そして動画のデータ量が増えてくると取り込みにもそれなりに時間がかかります。サクッとは終わらない感じ。microSDカードの容量が少ない場合は取り込み作業の回数も増えてしまうのも玉に瑕。
音声・マイク性能が悩みどころ
音をしっかり拾うがゆえに…
音は結構拾ってくれます。ただし、手持ちした時のタッチノイズも割と拾ってしまいます。気にしないフリもできますが、気にならないというと嘘になる感じ。
問題点を解決してくれそうなアクセサリー4選
ワイヤレスモジュール/7600円
Osmo Pocketとスマートフォン間を、BluetoothもしくはWi-Fiで接続し、シームレスな遠隔操作と伝送を実現します。
ワイヤレスイヤホンをお使いの方ならお分かりいただけるかと。ワイヤレスこそ快適の極み。本体直挿しでもデータ転送はできます。でも挿しては外しを繰り返すとどうしても面倒な作業と化してしまいます。初めはいらないかなと思っていたアクセサリーですが、ヘビーに使ってみるとワイヤレスモジュールが欲しくなる自分がいました。ワイヤレスモジュール単品よりコントローラー・microSD・アクセサリマウントのセットの方が価格的にお得すぎて悩ましいところ。僕はセットの方をオーダーしました。不要であればメルカリ出品の手もあるかと。
https://harulog.jp/35362.html
大容量microSDカード
オズモポケットは最大256GBのmicroSDに対応しています。カード容量が少ないとすぐにメモリーがいっぱいになってしまうため、データ転送作業を強いられることになります。カード容量を増やしておけば、転送サイクルも長くなります。ただし、256GBのデータ読み込もうとするととんでもなく時間がかかりそうなので、まめにスマホに転送されることをおすすめします。
3.5mmアダプター/5130円
専用の外部マイクを取り付け、さまざまな場所で音質を最大限に改善します。
OsmoPocket本体にもマイクは2つあって決して性能が悪いわけではないですが、撮影動画に相応しいクリアな音声を記録したいなら専用のマイクアダプタはマストです。
充電ケース/16200円
充電ケースはmicroSDカード2枚/NDフィルター4枚/スマートフォンコネクター2個の収納スペースを備え、OsmoPocketを充電できます。
撮影しない時、本体を収納している時に充電してくれるのはありがたいなと。あとは近未来的な動きもナイス。サイズ的に無理だというのはわかりつつも、この中にワイヤレスモジュールも収納できたら完璧だったんですけどね。
結論・スマホの出番を奪う完成度!
いいことばっかり書くのもあれなので途中あえて気になったところも書き出してみましたが、旅行中の撮れ高に関しては全く不満なし。抜群の携帯性、簡単操作、アプリを使ったスマホとの連携などどれも満足のいくものでした。
本体の液晶は小さいですが何を撮ってるかはちゃんとわかります。
オズモポケットがあれば、動画撮影に関してスマホの出番はもうありません。手持ちのムービーカメラの主役になれるだけのクオリティがオズモポケットにはあります。
あ、そういえばズーム機能はありません。あるに越したことはないんですけどね。でも、ズームがない分、被写体との距離は自分の動きで演出しましょう。ズームに頼るより躍動感ある動画が撮れるはずです!
オズモポケット、星みっつ!!!
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