イタリア旅行｜ピサの斜塔が思った以上に斜めだったドゥオモ広場まとめ

今日はピサ＆フィレンツェ観光です。滞在先のポンタッシエーベからフィレンツェを通過してピサへ移動。

はる

あれ？宿泊地ってフィレンツェとピサの間のほうが移動がラクだったんじゃない？？

とか言っても仕方なし。

フラグの場所がポンタッシエーベ

CITTA’ DI PISA=ピサ市

相変わらずバス移動中はツアコン掛井さんのイタリアトークで退屈することなく、あっという間に最初の目的地・ピサに到着しました。

繰り返しになりますが弾丸ツアーなので、ゆっくりする時間はほとんどない中でピサの斜塔があるドゥオモ広場を駆け抜けます！

ピサの斜塔があるドゥオモ広場へ

シャトルバスに乗り換え

渋滞緩和・排ガス規制のため広場へは自家用車などの乗り入れが禁止されているとのことで、貸切バスからシャトルバスに乗り換えます。

広場の近くまではこのシャトルバスで移動し、そこからドゥオモ広場までは広場を囲う高い壁の内側を想像しながらまた少し歩きます。

まもなく広場に入るというところでツアコン掛井さんから目線を下げるよう指示が。

下を向いたままドゥオモ広場へ。

見上げてOKの合図が出て顔を上げてみると、そこには想像を超える規模の光景が広がっていました…

世界遺産・ピサのドゥオモ広場

広場に入ると眼前にこの光景が広がります。

左から、

洗礼堂
大聖堂
ピサの斜塔

です。

はる

それぞれの建物が大きすぎて1枚の画角に収めるのが大変！

ピサの斜塔

ピサの斜塔のポイント

円筒形の8階建
階段は296段（※294段という説も）
高さは55m
円筒形の外径は約20m
内径は約4.5m
建物全体の総重量は14,453t (推定)。
1173年8月9日着工
幾度もの工事中断を経て1372年に完成
非常に長い期間に渡って建築工事が行われた
本来100m以上の高さを予定されていた
アルノ川が運んできた砂が含まれていたため建物の基礎を深く作るには地盤が弱過ぎた事が傾きが生じた主な原因
塔は中心線から南に向って約4m（1350年の時は1.8m）角度にして約3.99度傾いている
工事前は5度
16世紀にガリレオ・ガリレイによる落下の実験が行われたという伝説が残っているが、ガリレオがピサで実験を行った事実は無いとされている。
設計者は未だ分かっておらず現在論争中
傾斜の増加が著しくなったため1990年に一時立ち入り禁止に
2001年12月に10年間にわたる傾斜防止作業が終了し一般公開を再開

傾きは現在3.99度、工事前は5度

3.99度でもかなり傾いて見えるものですね。

工事前はこれよりも傾いていたわけですから相当ですね。

できるだけ長く自立してくれることを願うばかりです。

ちなみになぜ傾くかというと地面が耐えられないくらいの重たい建物を作ってしまったからだそう。

さすが石造り。

重さに耐えきれず傾いている建物はピサの斜塔以外にもあちこちで見られました。

はる

ウワサ通りめちゃくちゃ傾いてました！！

ピサの斜塔のチケット予約方法

登りたい人は事前予約を！

せっかくピサを訪れたならピサの斜塔に登りたいじゃないですか。

登りたい人は現地を訪れる前に“必ず”事前予約を完了させておきましょう。

現地に行ってチケットを買おうと思っても売り切れている可能性があり、仮に買えたとしても列に並ばないといけないので希望の時間に入れるとは限りません。

長蛇の列に並んでしまってはせっかくの観光時間が削られてしまいます。

並ばずに登って、大パノラマの美しい街並みを楽しみましょう！

▶︎Voyagin/ピサの斜塔優先入場チケット

はる

印刷不要＆日本語サイトなので外国語が苦手な人でも安心です！

洗礼堂

洗礼堂のポイント

大聖堂の西側に建っている円筒形の建物。
直径約35m
着工は1152年
完成まで200年以上を要した
全体は白い大理石
建物の下側がロマネスク様式で列柱とアーチで装飾
上側はゴシック様式を示している尖塔群で装飾
屋根は片面だけ鉛板葺き
これは建設中の予算不足のためとする説も

ちなみにこの建物もよーく見ると傾いているんだとか。

肉眼では大きすぎてよくわかりませんでした。

洗礼堂内は音響効果が抜群ということで30分に1度スタッフの女性が素敵なハーモニーを聴かせてくれます。

ひとりで声を発していくんですが、3音目を発した時くらいにまだ1音目が反響しているのでハーモニーになるという。

パフォーマンスは1分ほどで終わります。

500円くらいで見られます。

はる

1分500円…たか…いや、プライスレス…

大聖堂

大聖堂のポイント

都市国家であったピサが1063年にパレルモ沖でサラセン艦隊を破ったことを記念して建築を開始したと言われている
奥行きが約100m
幅約30m
上から眺めるとラテン十字の形をしている
内部は円柱が密に並ぶ五廊式
内装はビサンティン様式の影響も
建造物自体はロマネスク建築
内部にはピサの人々に愛された聖ラニエリとハインリッヒ7世の墓がある
ガリレオのランプは身廊のほぼ中央に吊り下がっているブロンズ製のランプで、ガリレオがこのランプの揺れをみて振り子の等時性を発見したと伝わっているが、事実ではないと考えられている